November 06, 2006 20:14

旅三日目〜Monument Valley 編〜(後半)

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走り出すと、赤土でボッコボコの道。
こりゃあひどいね。
でも、ゆっくり行く分には、車へのダメージも無いはず。
頑張れセントラ!!

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途中でインディアンの人が売る、アクセサリーを買ったりしながら、
その場所についての情報ゲット!
“道は、その土地の人に聞け”

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走り出して、次から次へと出てくる、数々のモニュメント。
神秘なる聖域。

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途中、「トーテム・ポール」と呼ばれる岩が遠くの方に立つところへ出る。

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ナバホ族の家族が、ジュエリーを売っている。
お母さんはそこへ停めた車の中で、ドアを開けたまま、ジュエリーを作る。
二人の男の子たちは、石で遊んでいる。
一人が投げた石が、テーブルの上に展示してあった商品にぶつかった。
お母さんが怒る。「こら!」
「てへへ」男の子は笑う。
でも、3人とも、何か楽しそう。
愛情が伝わってきた。

そんな、時々吹き抜ける風の音と、その子供たちの笑い声しかしないところで、
その目の前に吹き抜けた大地に目を奪われた。
その空間。
何て、気持ちいいんだろう。

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こういう開けた大地、
空と、大地が、永遠に広がるところへくると、
ローマのコロッセアムの遺跡があった広場の風景、
いや、“感覚”を思い出す。

そう、体と心はあそこに帰る。
すると、その時の感情、持っていたもの、
着ていたもの、考えていた事、
全て、思い出すのである。
それが何年前であろうと。

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タイへ行くときに、成田空港で陥った感じと同じ。
(その時は、何も持たずに今まで行った事のない国へ行くという状態が、
4年前のアメリカへ初めて経ったときの、大きな希望と少しの不安が混じった、
何とも言えない感情を思い起こさせた。
まるで、4年前に帰ってきたかのように。
もう忘れたと思っていた、一つ一つの小さなディーテイルが、
一つ一つ、思い浮かんでいったのだ。
その感覚。)

逆にこれは、普段の閉じこもった部屋では、
絶対に思い出せない。

*********

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もう少し走ると、
もっと開けた土地にぶつかった。
遠くの方に、雲が浮かぶ。
その雲のでかさが、下に移るその影の大きさで分かる。
下にそびえる岩山もバカでかいはずだが、
その岩山よりも、影の方がでかい。

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後ろでは、車が一台、エンジンをふかしたまま停まっていた。
そのエンジンの音は、その広い台地に、こだまする。


やがてその車は去り、やっと静かになった。

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その静けさにより、
車たった一台で、もの凄くうるさいことが分かる。
街の騒音が、体に悪いのは、
当たり前かも知れない。
車、何万台が走ってんだからな・・・

地球は本来、こういうところ、
人間も本来、こういうところで育った・・・

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しばらく目の前に広がる景色と、その吹き抜ける風に身と心を任せていたら、
横にいつの間にか立っていた女性が、声をかけてきた。
「Isn’t it just Beautiful?」
「Yeah, it is...」

その女性も、その空間に、惚れこんでいたに違いない。
更に来る人たち人たち、みんなが、
ただ無言で、その場を見つめる。

みんな、大自然の前では、
ただ無言になる。
時々漏れる、「Isn’t it beautiful?」
その言葉と、シャッターの音だけ。
皆ただ、自然をAppreciateするのみ。

人種なんて、関係ないんだ。
大自然の前では。
目の前に広がる、何十億年もの歴史を目の前にして、
俺たちはただ、知らされる。
肌の色も、国籍も関係なく、
俺たちは同じ、“生きもの”なんだと。


*********


しばらくその自然を堪能した後は、
車を進ませ、もと来たところに帰る。
そこから、アリゾナ州とユタ州の国境まで車を走らせる。
ユタ州に入った。
果てしなく続く道と、外に広がる青い空、雲、
岩山、緑の草原以外、
何もない・・・

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後ろを走っていた車が、俺がゆっくり走っていたものだから、煽ってきた。
車線は二つあるのに、わざわざ俺の後ろにぴったりくっついてくる。
無視して走っていたら、もの凄い勢いで車線を変えて、追い抜かしていく。
俺の車にぶつかりそうなまで近づきながら。
見ると、ギャングスターもどきっぽい、男4人組。
普段町の中だったら、俺も少しは怒りが出たり、イライラしたりしていただろう。
だがなぜかこの時は、こいつらに反応することも意味の無い事に思えた。
この広い大自然の中で、こいつらのバカな行動は、とてつもなくちっぽけなことを、嫌が上でも“分からされて”いたからだ。
その、目の前に広がる自然に。
その星で起こす小さな人間の無神経な行動に、
自分までもが感情を左右される事が、
いかに意味のないことかを・・・

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*******


ユタから引き返し、
アリゾナで、グランドキャニオンを更に眺める。
グルーミングという小さな町で買った、インディアンの作る音のCDを聞きながら、大自然を、心で感じる。

展望台のところへ戻ると、
夕方の景色は、朝のそれとはまったく違うものとなっていた。
同じ場所なのに、ここまで表情が変わるなんて・・・

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落ちいく夕日を眺め、
次にいつ来るか、来れるのか分からないこの土地を、
しっかりと目に、焼き付ける。

********

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生きてることを、この体全体で感じたい。
この、広い地球で、“生きてる”ってことを、
心全体で、思いっきり感じたい。
それだけ。
だから、旅が好き。

そして、自分を徐々に発見していく。

********

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ただ“観光”をしても、面白くも何ともない。
その土地に行き、その広い土地を感じて、
“この時代に、オレと言う人間が、
 何故生かされているのか“
その理由を、探しに行く。

つまり、自分の使命を発見するということ。

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日本人として、日本に生まれたこと。
英語に興味を持って、USAに渡ったこと。
夏休みを使って、世界中を旅してること。
必ず、意味がある。

自分のルーツと、
経験を使って、
必ずそれを最大まで役立たせられる道が、
必ずある。

何が自分にできるのか、
色々と考えた。

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夜。
完全に日は暮れた。
またこの町に帰ってきた。
昨日も寄ったスーパーで、ビーフシチューを買って、腹いっぱい食って、満足。
やっぱり、
食う
寝る
体力を使う
の3原則は大事。
気持ちも落ち着く。

気分も腹も落ち着いたところで、ロングビーチに向け出発だ。
時間は夜の7時ごろ。

**********

大分走ったか。
途中、街灯もなく、真っ暗なところを過ぎていく。
そういえばタツローが言ってたな。
「モニュメントバレーに行く途中の道で、車を止めて夜空を絶対見ろ」と。
適当なところを見つけて、車を停める。

通り過ぎていく車に気をつけて、外に出た。
上を見上げた。



・・・・うお!! すっげえ・・・・!!!!



これが、タツローの言ってた「星空」か!!
その、星の数々、
永遠の続く星の数々に、
ただ、目を奪われた。


すげえ・・・
ただただ、目を奪われる。
流れ星が、一分に一回は流れる。
マウントシャスタの夜空を思い出した。
車のトランクの後ろに寝っ転がって、ずーっと、ずーーっと、見ていた。
多分、30分くらい見ていた。

そん時思ったこと。

********

〜この、大空に広がる空を見て〜

星の数は、無限とある。
そして、この地球も、この宇宙に広がる星の、たった一つということ。

どうして、オレが今のこの時代に、
ここに、この地球という星に生きているのか。
その意味を一番“作る”には、

“毎日、思いっきり生きるということ”

いずれ、必ず人は死ぬ。
この、星となる。
オレの親父もお袋も、
皆必ず死ぬのだ。
だから、今、“生きてる”ことが、
すごく意味があるんだ。
貴重なんだ。素晴らしいんだ。
一日一日、俺達は、“生かされてる”、
この宇宙に。
そして、必ず終わりが来る。
だから毎日、意味を持たせなきゃいけない。
「生きてる」ことに。
それが毎日、精一杯生きること。
夢を持って、それに進むこと。
毎日、妥協で生きてんじゃない。
自分の人生を、“自分が”、生き抜くんだ。


昔エジソンは、明かりを作ることを夢見た。
彼は実際に作った。
“月に行きたい”言い出した人も、
本当に行った。
生きてる以上、不可能はない。
自分の人生の限界、可能性は、
自分が決めるもの。
他人ではない。
自分が“できる”と思ったら、
必ず、できるんだ。
自分が、この宇宙にたった一度だけ、
授かった人生なのだから。

自分の“命”を、大切にしろ。

絶対に忘れるな、この真実を。

10/15/2006, 8:02 PM

***********


もうしばらく走って、色々考えてた。

*夢は、最初に見るもの。
“こんな風になったらいいな”
“こんな風になりたいな”

それから、その夢に近づくために、
努力をする。

逆じゃない。
“アンタにできっこないでしょ”
“お前にできっこねーよ”
“今”の自分を見て、
その力量から考えて、手が届く妥当な範囲で立てる目標。
それは、“夢”じゃない。
ただの、自分が本当に思うその夢に届かなかったときが、恐いがゆえ、
自分の力量、器量の小ささを、
目の当たりにするかもしれねーことが恐いからこその、
自分への言い訳である。
ただハードルを下げているだけ。

自分が心からなりたいもの、
したいこと、
それをまず夢見ろ。
何の既成概念、周りの声に捉われず。

その逆じゃない。


**ここで、俺が尊敬します、
今カンザスで野球を頑張っている早川良太郎君の、
高校時代のコメント。

「人生の一番の楽しみは、
他人に絶対不可能と言われたことを、
やり遂げることです」

確かに、彼は言った通りのことをしてます。
キミの生き様にはよく励まされます。
頑張れ良太郎!!

Ryotaro








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しばらく走って、ちょっと一休憩と、高速を降りる。
少しだけ目をつぶろうと、車の中で横になる。が・・・


(続く)


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コメント一覧

2. Posted by Shun   November 12, 2006 17:15
タツロー、
そうだよね!雲のおかげで、大分いい写真が出来るし、夕方なんか、その雲の色のグラデーションに、本当に自然の美しさを感じるよね。

学生生活、あとちょっとだけど、なるべく旅しようぜ! 旅はやっぱりいいのう〜
1. Posted by Z-ton   November 09, 2006 18:58
雲が低いと映りに躍動感でていいね!
いやぁ、旅して感じて学んで、そんなことできるこの学生の時期がずっと続けばいいんだけどねー。次はどこ行こうかね、マスター

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