October 17, 2006 16:59

Do what you got to do


月曜の夜。コミュニケーションのクラスで、政治のクラスを取っているが、
この授業の後、クラスメイトの子とずっと話していた。
彼女、クラスの最後に、先生に何か質問していたので、何を聞いていたのか聞くと、
実際に政治の世界に入るには、そして、実際に彼女が興味のある、「書く」と言うことを実際に使える、政治の分野とは、どんなものがあるのか、先生に聞いたらしい。
先生の答えは、「Do some volunteer(ボランティアをやりなさい)」、
That’s it.

実際に彼女が聞きたかったのは、もっと詳しいアドバイスだったのでがっかりしていたっぽいけど、彼女が俺に話す様子は、とてもエキサイトしていて、本当に政治の分野が好きなんだなというのが手に取るように分かった。

彼女の話を聞きながら、彼女の話している様子を見ていると、本当にその子が、その分野に興味があって、そして、それを、毎回クラスに来る度に、そして先生の講義を聞くたびに、それを自分自身が実感していること、
そして、今日はそこから行動に結びついて、実際に、今自分の持っている仕事を変えてまでも、政治の世界に“また”戻りたい、それだけのパッション(情熱)があるんだってことが、彼女の話す姿と、きらきら輝く目から、手に取るように伝わってきた。

なぜ、上に、“また”と書いたかというと、彼女は以前、政治の道を少し進んでいたからだ。しかし、その時の仕事が、実際に彼女の才能を生かせるものではなかったらしく、楽しい思いをしなかったそうだ。そして、今の仕事の方が給料も良いし、何しろ、自分の頑張りようが、政治の世界に比べて、フェアに評価されると、それらの理由で、今の仕事(マーケティング)に移ったらしい。
しかし、やはり今の仕事、給料はずっと良いし、待遇もいいのだが、何しろ、「つまらない」と。遣り甲斐はあるが、自分が「好き」ではないため、そんなにその道で燃えることもない。
しかし、今こうして、今学期にこの政治のクラスを取って、毎回授業に来る度に、自分の中に、何か燃えるもの、政治に対しての“情熱”が眠っていることに、毎回気付かされるそうだ。それは、前に少し話した際に聞いていたので知っていたが、今日、彼女の話す姿からは、本当にその道が好きなんだなってことが、凄く伝わってきた。

しかし、彼女の今の悩み。
今手にしている、何もかも知りつくした「マーケティング」という道を捨てて、また、政治の世界に入るのか。
しかし、以前にも試したように、政治の世界は広い。自分が今、「政治」の世界に関わりたいことが、心がそう言ってるので十分承知しているが、実際に、その広い「政治」の、どの分野の仕事が自分に合っているのか、分からない。
もう自分は、以前のように、また政治の世界に向こう見ずのまま飛び込んで、それで、自分の合っていないフィールドに当たり、それでまた自分のエネルギーを消失するのは嫌だ、と。
それに、今の仕事もかなり良くなって来たし(給料とか、待遇とか、自分がその仕事に慣れてきたって面で)、今の道を、ただ捨てて、ゼロから、政治の道に入る、それも考えづらい。
だからこそ、今分かってる、「政治が好き」ってこと。その心に応えるために、自分がどの政治の分野に一番合っているのかを知ってから、その道にストレートに入りたい、と。
だからこそ先生に、どんな分野があるのか聞いたのだが、返ってきた答えは一つ。
「ボランティアをしなさい」と。
それじゃ、またゼロから始めるのと一緒なのよね、と、少し困った顔で言っていた。


彼女の気持ちがよく分かる。自分の興味のある道を見つけたときの、その興奮。
自分が、理由もなしに、その道が、それをやることが、すごく好きってこと。
その分野を、何かのきっかけで見つけたとき、その時の興奮はすごい。
自分も、一年目の学校で、アートのクラスを取ってたとき、毎回絵を描いたり、絵画の歴史を勉強する度に、ただ、心が、「この道が好きなんだ!!」って反応していたのを思い出す。
ただ、その道と、自分の生きていく仕事の道を、ダイレクトに結びつけることは、なかなか簡単ではない。
そして、その道に行こうと決めても、今すでに出来上がった生活スタイルを捨てて、またゼロから、その道に行くのか?
しかし、心は、毎回その道に触れる度に、「自分はやっぱりこの道が好きなんだ!」と叫んでいる。
その、ジレンマ。
彼女の、自分の心から好きな道を、改めて確認できたことに対しての、嬉しそうな顔と、しかし、実際にどうしたら良いのか分からない、もどかしそうな困った顔の混じった表情を見て、
彼女の何とも言えない気持ちが、本当に良く伝わってきた。

ただ、今回書きたかったのは、彼女のその、興奮して話す様子が、すごく素敵だったってこと。
自分の興奮を抑えながら、それでも、「私はやっぱりこの道が好きみたい」って話している彼女を見てて、俺も嬉しかった。
人は、必ず、持って生まれたギフト、才能があると思う。
それを、見つけたとき、その瞬間の喜びは、バカでかい。言葉では表せない。
そして、その道っていうのは、一度諦めようと、また何かのきっかけで戻ってきたとき、その道がやはり心から好きなことには、必ず気付くのだ。
彼女の興奮して話す様子は、それを全て物語っていた。


彼女が今後、政治の道に行くかどうかは、彼女自身誰もわからない。
彼女本人も、今は分からないだろう。
しかし、本当に自分が好きならば、必ずや、その道に行くだろう。
もし、全てを投げ打ってでも行きたい、と感じるのであれば。

今夜は、彼女が、自分の好きな道を、再確認できたことに、乾杯。

10・16・06



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