October 11, 2006 11:28

“Open Minded People”


快活な人、やる気のある人、
明るい人、ポジティブな人というのは、
話していて、こっちもいい刺激をもらえるものだ。

同じクラスにいる、Jcというやつ。
彼は、元々ロングビーチで生まれたらしいが、高校を出た後、サンタクルーズにあるUC SantaCruzに入学して、2年経ってから、ロングビーチに戻ってきたそうだ。しかし今は、留学を考えているらしく、来年の秋から、スペインに行こうかと思っているという。
なかなかアメリカ人で、海外留学を考えるやつは少ないので、珍しいなと思った。
こういう人は、やはり異文化に興味があるらしく、色々と好奇心いっぱいの目で、話しかけてくれる。

彼とたまたまキャンパスで出会った。彼の今取っているクラス、Intercultural Communication(異文化間コミュニケーション)のクラスで、色々と文化間の違いについて学んでいるらしく、俺に色々聞いてきてくれた。
大学を卒業した後、日本に戻るのか、アメリカに残るのかと聞かれたので、今はアメリカに残って、こっちの国で働くという経験を積んでみようと思うと言った。理由は?との問いに、こっちで違う文化の中で働く経験も積んでみたい、と。
でも、アメリカ系の会社で働く場合は、ビザの問題があるんだよねと言ったら、なんと彼の父親が、ビザを発行する関係の仕事をしているそうじゃないか。多分親父が助けてくれるかもよ、なんて。お、ラッキーラッキー。ま、それは置いといて、

彼は今、特にアジアの国々が主に持つ、Collectivism Culture("和"を大切にする文化)と、Individualism Culture("個人"を大切にする文化)の違いについて学んでいて、凄く興味があるそうだ。
例えば、アメリカ人の野球選手が、日本のリーグに入り、そこで"個"を出しすぎたが故、チームやマスコミに叩かれるということ。
その辺、面白いなと思う。
己の個性をバリバリ出す文化と、チーム全体の和を大切にする文化。
こんな小さなところでも、文化の違いが、如実に見られる。

ま、今回なんで書こうかと思ったかというと、
彼と話していて、たったの5分くらいだったのに、凄くいい刺激をもらったから。
彼はいつ見ても、常に周りのこと、人、問題に興味を向け、
Open Mind(自由な心)で、何でもありのまま、受け入れよう、
そういう姿勢が見られる。
そんな彼は、クラスでももてる。男にも女にもね。
アジア系の彼だが、白人の女の子にもよくもてる。普段、白人の女にもてるアジア系の男は少ないんだけどね。
そんなところからも、人種関係なく、誰からも好かれる彼。
それはやはり、彼の持つ、前向きな姿勢、
何でも受け入れようとする、偏見なしの開いた心、
そして、何よりも、彼の持つ好奇心の大きさ。
そういうところが、人を惹きつけるんだろう。

なんか、いいもんだね、人と話して、爽やかな気分にさせられるというのは。
俺も常に、彼のような、"Open Mind"で行こう。

10.10.06


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