September 26, 2006 14:54

「キツネとカメ」


昔むかし、あるところに、
頭のいいキツネと、努力家のカメがいました。
彼らの住む町である日、競争レースが開かれることになりました。
このレースに勝った者には、なんと、食べ物一年分が与えられるそうです。
これは出るしかありません!
キツネもカメも、張り切って、レースに備えて鍛えました。

レース当日。
出場者は、キツネとカメだけでした。
キツネは思いました。
「こりゃしめた。こいつ相手なら、どうすっ転んでも勝てるわ!」
カメは思いました。
「いくら僕は足が遅くたって、最後まであきらめなければ、
 絶対に勝てる!
 絶対に僕はこの勝負に勝つんだ!」

レースの内容は、この日まで、隠されていました。
いざ、その内容が発表されました。
レースは、なんと、滝を登るというものでした。
この滝を、一番上まで先に登りつめた者が、優勝ということです。
ただし、滝を直接登らなくても、滝の頂上まで行きさえすれば、
その横の崖を登っても、山道を登っても、いいとのことです。
しかし、この崖はとても険しく、
山道は、とても長いものでした。

キツネは思いました。
「ふ〜ん、この滝のテッペンまで先に行けばいいのか。
崖は急すぎて危険だし、山道は長そうだしな。
どうっすかな・・・」

一方カメは、
「こんなの、あの滝を一気に登れば、
 頂上まで一直線だ!
 僕は何としてでも登ってやる!!」
と、やる気満々でした。


いざ、レースが始まります。
「位置について!
 ヨーイ、ドン!!」

スタートの合図と共に、カメはいきなり、滝つぼに飛び込みました。
ものすごい量の水に打たれながら、
ゆっくりとですが、しかし確実に、
カメは上へ登って行きます。

一方、キツネは、座り込んで考え始めました。
「ふ〜ん、この頭のいいオレ様は、あいつみたく、向こう見ずな事はしないぞ。
 どのルートで行ったら一番効率がいいか、考えてから実行するんだ!
 そうだな、
 ルートA、滝を最後まで直接登るか、
 ルートB、途中まで滝を登って、その後疲れたら、崖を登るか、
 ルートC、山道を猛ダッシュして、頂上まで行くか、
 ま、どのルートにしろ、オレ様が勝つのは見え見えだがな!
 
 う〜ん、どうすっぺかな。
 なるべくラクな道がいいな・・・」


カメは、ほとんど進んでいるのかどうか分からないほどゆっくりとですが、
しかし確実に、滝を登っていきます。

キツネは、まだ座り込んで、考え込んでいます。




さて!ここで質問!
キツネとカメ、どっちが勝ったでしょう??

答えは、明日のブログにて。^−^

9.25.06

(4.06.06のブログにて触れた、“キツネとカメ”の話より)




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