August 14, 2006 13:50

旅から学んだ大事なこと、その三 "物事には必ず、二面性がある”


何事も、どんなことでも、必ず、
+と−の面がある。
そして、一つところにいる限り、
そのマイナス面しか見えてこないものだ。
日本にいると、日本の良さが見えない。
悪さばかりが見える。

ホームレスが、家がある人より絶対に不幸と思うか?
彼らは住宅税を払わなくて良い。
一生その家のローンに縛られることはないんだ。
物乞いが、絶対的に不幸か?
彼らは、働かないのに、金をもらっている。

皆、必ず、程度の差はあれ、
ある程度は、その人の成すことと、得るものの差は、
相反するものだ。

日本は、土地の狭さ、自然の少なさ、
自由のなさの代わりに、
素晴らしいサービス、快適感、おいしい料理がある。
カンボジアは、国が整ってこそいないが、
素晴らしい、大自然がある。
そして、自由がある。

どこへ行こうが、必ず、プラスとマイナスがあるのだ。
そして、外へ出ることは、己が今までいた場所、環境の、
プラスの面を知ること。
家族から離れ、初めて、その有難さ、
ラクさが分かる。
一緒にいると、干渉されることばかりが目に付くのに。

要は、自分が、何に一番重きを置くか。
そして、そのプラス面が、一番ある道を選べばいい。
ただし、プラスがでかいほど、マイナスもでかいことを忘れるな。
光る部分が多い道には、それだけ影が深く付く。
そして、人は死ぬ直前、やっと、
「生きること」の、本当の良さが見える。


他人は、自分のプラスの面、光っている面しか見ようとしない。
人というものは、他人の、「陽」の部分しか見えないのだ。
そういうものだ。

この世で、他の人とは違うだけの見返りを受けていくには、
それだけの覚悟が必要である。
他人には見えない、「陰」のサイド。
それを受け入れることができるか。
それだけの器量があるか。

そこなんだ。



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コメント一覧

2. Posted by shun   August 14, 2006 23:59
おっすサキさん!久しぶり!^−^
そうかー、さきさんも同じことを感じてたか〜。面白いね。後で読んでみるよ。
それと、俺のメアドは、
shunsukesekine@gmail.comです。よろしく。
俊輔
1. Posted by saki   August 14, 2006 20:16
おかえり〜。
陰陽のバランスですね。
私も最近、ブログにその事ちょびっとだけ書いたから、すごい偶然だね!
URLのせたから、見てみてね。

そういえば、私もチェンマイとバンコク一昨年に行ったよ〜。
私もチェンマイで少数民族のアカ族の村に行ったんけど、私が見たのはなんだか悲しい風景だったな。
観光客相手に村が成り立ってた。
時代の流れだから、それはそれでいいんだと思うけど、チェンマイの繁華街まで、物を売りに来てるのを見ると、複雑な感覚を覚えました。

では、その4楽しみにしてま〜す。
あ〜、後俊輔の新しいメールアドレスなんだっけ?教えてね。


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