August 10, 2006 19:35

From China

I finally got into China...

やっと中国に入った。
今は、シンセン。
香港からバスで一時間くらい。
今は、今回中国に来た理由、
ある会社の中国オフィスを訪ねてる。
今朝は香港のオフィスへ行ってきた。そして、今はシンセン。
明日上海へ飛んで、上海オフィスも見る。
日本へは、日曜くらいに帰るかな?
もう、旅も終盤だ。


昨日、初めて「ホテル」に泊まった。
この旅、もちろんお金はないから、安宿に泊まり続けてた。
一泊安くて、400円くらい。
だから、部屋には、ただベッドがあるだけ。
トイレとシャワーは、大体共同。
でも、シャワーが浴びれるだけでも、十分幸せだけどな。
お湯は出なくて当然。
だから、昨日ホテルで、お湯が出ると知った瞬間、「マジか!?」と一瞬びびった。
嬉しくて。
お湯が出た瞬間、なんか、すごく贅沢をしているみたいだった。
そしてトイレ。
タイ、カンボジア、中国は、大抵トイレットペーパーは置いていない。
ペーパーも、トイレには流せない事が多い。
詰まるから。
だから、トイレにまず紙が置いてあるだけで、びびってたのに、
このホテルは、更にぴかぴかできれいで、ほんと、
「これやりすぎ」とか思った。
ホテルだから、当然なんだけどね。笑


この旅、僕は本当に、毎日「学んで」います。
最初にタイに着き、バンコクやチェンマイへ行き、
山奥の民族に会いに行ったり、電機もガスももちろんない所で寝泊りしたりして、
僕の生活に対する考えは、ドンドンと変わっていった。
最初は、着いた初日に泊まったバンコクの安宿。
トイレに紙がないのを見て、「なんだよここは?」なんて文句言ってた。
「ま、安いから仕方ないか」なんて。
でも、そこから、次の日はバスの中に泊まり、
その次の夜は、すでに、山奥の川の横の、
少数民族の人の家の小屋に泊まってた。
小屋の中には、ばかでかい虫がいた。
トイレなんて、ねーよそんなもん。
その辺でやって来い。

イカダで川を下ったり、
象に乗ったり。
山を、何時間も歩いたり。
昼ごはんは、その村の人が作ってくれた、大きな竹のサヤで包まれた、
ヌードル。
今までの人生で一番うまかった。

そこからまたバンコクへ帰り、
次の日、バスで16時間かけて、カンボジア、シェムリアップへ行った。
アンコールワット遺跡があるところや。
バスの中は、こりゃもう、ジョークだぜ。笑
でこぼこ道で、せまーいバスに、人が詰め込まれて、
エアコンは効かず、汗だらだらで、夜中の12時まで走った。
道がひどいもんで、バンプの度に、俺の体はぶっ飛んで、
一度、天井に頭をぶつけた。
1メートルは飛んだんとちゃうか? ははは。

そんな道のりだったから、そのバスの中の乗客みんなとも仲良くなり、
いい思いでもたくさんできた。
アンコールワット遺跡を、丸5日かけて見て、
すばらしい思いをした。
同時に、その国の子供たちを見て、
本当、ショックだった。
学校へ行くために、物を売らなければいけない子供たち。
「1ドル、1ドル!」
竹でできた腕輪や、笛を売って来てくれる。
すごくかわいかったけど、
同時に、すごく悲しかった。

一番ショックやったのは、
観光客用のメインストリートで、
レストランでビールを飲む観光客の真横で、
夜中の12時に、住む家もない子供たちが、
真っ黒な体で、裸足で、
ボロボロの服で、
お金をこう。
帽子を差し出してきて、「お金ちょうだい」と言ってくる。
小さな女の子が、タクシーに引かれそうになってる。
タクシー運転手は、「邪魔だ邪魔!」と、
そんな子のことは気にしない。
誰も、その子を気にしない。
その子はすねて、道の真ん中で、寝転がって、泣き出した。
俺と一緒にいた女の子が、
見かねて、その子を助けに行った。
子供たちが一気に寄ってくる。
俺の友達は、その女の子をお母さんらしき人の所に連れて行った。
道端に、同じように座る母親。
友達が、その小さな女の子を母親に突き出すと、
母親は、何も関係ないような目で、こっちを見た。

宿に帰る間、タクシーを待ってたとき、
その時の、その目の前に広がる光景。
笑顔でバカ騒ぎする観光客と、
お金をこう、子供たち。
夜中の12時に。

なんなんだ、このコントラストは。
なんなんだ、この状況は。
これは、今目の前で起きているのか?
俺は、何をしたらいい?
子供たちにとって、何をしたらいいんだ?
お金をあげるのがいい?違う。
それは簡単、でも、それは、本当の意味では助けにならない。
子供たちが、帽子を差し出して寄ってくる。
「金ちょうだい」と。
何も、できなかった。
子供たちと、目を、合わせられなかった。
その俺が、情けなかった。
混乱した。


そんな状況を目にし、
バンコクへ帰ってきて、
今は、昨日から香港。
ビルが建ち並ぶ。
日本よりも技術はあるんじゃないかという、
快適な電車が、走る。
車内は、静か過ぎて、不気味だ。
町の中の、人口の夜景。
今は、素直に、「綺麗」と、思えない。
電気なんかない、真っ暗闇で見た、
あの村での、月明かりで照らされた田んぼの光景の方が、
ずっと綺麗だった。

町を歩く。
人が行きかう。
物を売りまくる。
人は、金を、消費する。
全てが、せわしい。

頭の中には、アンコールワット遺跡の中の一つの、
ピラミッドのような大きな石造の建物の上から見下ろした、
どこまでも広がる緑の木々、森の姿がよみがえる。
吹き抜ける風。
緑を一杯に受けて、吹いてきた風。
本当に、気持ちよかった。
あの、静かな、場所。
子供たちの綺麗な目。
あの、あの場所が、いとおしい。


たった2週間だが、
毎日、ものすごい刺激を受けている。
日々、目にする物は変わる。
感じることも変わる。
俺の日記帳は、2冊目に突入した。
ほぼ毎瞬間の気持ちは、この2冊に書いてある。
家に帰ったら、ゆっくりと、
この旅の記録を書いていくつもりだ。
この旅で、俺は本当に成長したと思う。
視野が、ぐんと広まった。
今まで、日本、アメリカ、ヨーロッパなど、
ある一定レベルの生活か、それより上のレベルしか見てきていなかったことに気づいた。
違った。
世界は、それだけじゃない。
貧しい国の方が、多いんだ。
俺は、今までの22年間、この世界の、半分しか見ていなかった。
気づかされた。思いっきり。


書く事がありすぎて、
書きたい事がありすぎて、筆が止まらない。
とりあえず、今は行かなければいけない。
また、時間ができたら書きます。

俊輔

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コメント一覧

5. Posted by Shun(続き)   December 17, 2006 07:50
そうだね・・・ 俺も、アジアに今年の夏行ってから、色々と考えさせられはしたが、未だに何かを行動に移してはいないね。甘いんだろうね。俺も、もっと何ができるのか考えて、行動に移して行くこと、それが大事なんだろうね。
いくら色々思ったって、何もしなかったら、それは何も考えていないのと同じだからね。
ありがとう、また大事なことに気付かされたよ。
俺もまた翠ちゃんに会えるのが楽しみだよ。旅の話も腐るほどあるぜい☆ また色々話そうね。
俊輔
4. Posted by Shun   December 17, 2006 07:49
midori、
ありがとう。俺のこの日記が、何かいい刺激を与えられたみたいで、嬉しいです。
このカンボジアの子たちは、この時はショックで気が付かなかったんだけど、後で考えてみたら、その子達の親が彼らにそうさせていた、っていう現状だったんだよね。でも、それでも、そうやって働かせられる子供たちがいること。
人の情けを買って、それで、お金を集めようとする。そういう風に自分の親から仕組まれる事。そして、それをやるしか生き残る方法がない子達。非常に、ショックだったし、考えさせられた。この光景を見た日は、ショックすぎて、何か麻痺してたよ。
アジアに行くのは、とてもいい刺激になると思うよ。日本やアメリカ、ヨーロッパでの先進国では見られない環境に直面するし、「生活って、生きるってどういう事なんだろう」って、本当に考えさせられる。もしも時間があるのだったら、ぜひ、行って欲しいな。(続く)
3. Posted by midori   December 16, 2006 09:35
う〜ん、とても考えさせられたよ。
この前知り合いも中国へ旅行へ行って、物乞いする子供たちをたくさん見て悲しくなったって話をしてくれた。
私は旅数少ないけど、この俊くんのブログを読んで日本で働いている間に、アジアを見ておきたいと思った。実際自分をそういう悲しい現実の状況へもっていかなきゃなぁと思う。
福祉の授業や本、ニュースで悲しい事実をみることが多いけど、その瞬間何かしなきゃ、勉強頑張らなきゃって思う自分がいる。でも具体的に何をしていいのか分からずに、見てみぬ振りをしてしまう自分もいる。。。
 また俊君に会って色々話せるのが楽しみだよ!いろんな旅の話も聞かせてね☆
2. Posted by shun   August 14, 2006 09:21
ましろ、
おっす、元気?コメントありがとう。
マジで?ましろも発展途上国に行ったんすか?どこの国に行ったの?ぜひ話聞かせてーな。
1. Posted by ましろたさし   August 11, 2006 00:06
いやー、しゅん熱いねー。そして、そんな経験できて、うらやましいぜー。俺も始めて発展途上国に行った時に似たような経験したよ。国際関係学メジャーだから、南北問題とかはクラスでディスカッションしたりするけど、やっぱり目の当たりにすると違うよね。

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