July 24, 2006 23:14

会社の“中身”を、見る。

横浜にある会社。
「社長と話す」でも書いた会社の中身を見に、
インターンと称して、行ってきた。
朝の9時半から、午後2時まで。
目いっぱい、見てきた。

まずは、素晴らしかったところ。
普通は、会社の人が俺に常に付きっ切りで会社の中を回るだけなのだが、
この会社は、やっぱり正々堂々としてるな、
社長は、「じゃあ好きなだけみてよ」と、
俺に好きなように動かせてくれた。
そんな中でも、やはり、営業担当の方が、一人ついてくれた。
その人は、この会社営業No.1の方。
自分の仕事もあって忙しいだろうに、何も分かってない俺に、
丁寧に、分かりやすく、説明してくれた。
分からないことがあったら、聞く。
彼女は、自分の手を止めて、俺に分かり易いように、オフィス内を歩き回り、
その部品を持ってきたり、書類を持ってきたりしてくれて、
本当に分かりやすく説明してくれる。
しかし、自分の仕事もしっかりこなしている。
一度、彼女は、自分の書類に目を通しつつ、俺に何かを説明しながら、
横で社員3人が話し合っていた会話の内容に耳を向け、
「それってあれじゃありませんか?」と的確なアドバイスを飛ばしていた。
聖徳大使か?
「この人3つ頭があるんじゃねえ?」
凄いと思ったよ。

やっぱり、バリバリ働いているだけあって、
彼女は輝いていたし、顔も生き生きとしていた。
この前俺に面接をしてくれた時とは、その仕事中の輝きのあまり、
別人かと思った。

そして、いい会社は、社員もいいな。
みんな、まず、挨拶がしっかりできる。
礼儀も正しい。
今日の朝訪問して、まず、海外営業担当の方が、わざわざ出てきてくれ、
椅子に座りながら、少しお話をしてくれた。
「ドライな頭で、しかし熱い心を持って、会社を判断してください」と。
あくまでも、その会社にこびいらず、
自分に本当に合ったところを見てね、と。

社長も、やっぱりよくできた人やった。
潔いな。誰もが、自分の仕事に誇りを持って、
正々堂々と働いている会社は。
非常に、気持ちよかった。

しかし、彼らが「素晴らしい人」というのと、
実際にその会社でやる仕事の内容が、自分に合っているかどうかと言えば、
それは別物だ。
今回、初めて「会社の中で実際に働かせてもらう」というのをやったが、
やってみて、初めてわかった事も沢山あった。
まずは、俺は、一つの作業を、誰とも関わらず一人でコツコツとやっていくのは、
あまり向いていないかなということ。
自分の興味のある分野なら、それは没頭できるが、
自分の興味のない分野は、何せ、眠くなってしまう。笑
今日、インターン中にも関わらず、眠くなってしまった。
気づいた。その瞬間。
5月の終わりに夏休みに入って、今日のこの瞬間まで、
俺は、何かをしていて、興味が薄れ、「眠くなった」ことが無かったこと。
どうりで、毎日楽しいはずだ。自分の好きなことをやっていたんだから。
好きな友達に会う。就職活動をする。
会社訪問をする。人に会いに行く。
話す。刺激される。感動する。何か感じる。
書く。本を読む。
それらは全て、俺が好き好んでやっていたことだった。
だから、今日のあの瞬間まで、「眠く」なったことが無かったのだ。
それは、学校の授業で、教授のどうでもいい話を、
つまらな〜く聞かされているときの、
あのどうしようも無い眠気と一緒だった。
そんな状態に陥っている自分が嫌だったが、
同時に、それが自分なんだと気づいた。
「自分の興味のあることは、率先してやる。
自分が興味がないことは、やる気もおきないし、すぐに眠くなる。」
なんて自分勝手やねん?笑
でも、それが結局、俺なんだな、と。

その代わり、その作業を黙々とやっていて、今にも目をつぶりそうだった俺に、
横にいた彼女が話しかけたとき、
俺の眠気は一気に覚め、頭はフル回転しだした。
彼女の話を理解しようと、脳が働きはじめたからだ。
俺っていうのは、本当に、人に会って、その人に話を聞いて、
何か自分が「学んでいる」と感じる瞬間に、一番脳が働くらしい。
だから、やっぱり、常に人と会える環境、
周りに、人が沢山いて、刺激を受ける環境、
そんな環境が、一番自分にも合っているのかなと、感覚ながら気づいた。


別の社員の方二人と昼食を終え、
会社に戻り、少しして、社長と話をした。
「どう思いましたか?」
答えた。
「もう少し、じっくり考えさせていただきたい」と。
正直、体は、NOと言っている。
しかし、頭は、「自分を鍛えるには、いい環境だ」と言っている。
どっちを取るか。
もう大体決まっているが、
納得の行くまで、自分の心と対話してみる。

社員の方全員に、お礼の挨拶をして、
社内を後にした。
海外営業担当のTさんは、
「またアメリカから帰ってきた際には、ぜひ連絡を下さるととても嬉しいです。
がんばってね」
お客様との取引の最中だったにも関わらず、
そうやって、自分の気持ちを笑顔でいってくれる彼女は、素敵な人だなと思った。

エレベーターまで送ってくれた社長。
これで3回目だが、いつも帰り際、印象に残ることを言ってくれる。
今日の言葉。
「完璧な“正解”は、ないんだよね」
まさに。そう思ったよ。
自分の経験を積んで確実に一歩ずつ上ってきたであろう彼だからこそ、
その言葉には、重みがある。
たとえ、よく言われている言葉であろうが。


今日学んだこと。

“もしも自分の気に入った会社があったのなら、
実際にその会社に入って、働かせてもらうことだ。
そして、納得が行くまで、社員と話せばいい
そうしたら、自分の肌が、分かる。
そこは合っているのか、どうなのか。”


7.24.06



トラックバックURL

コメントする

名前
 
  絵文字
 
 
Archives
記事検索