July 10, 2006 18:34

季節のお届け人 "健太"

今日もめっちゃ魅力的なやつに会った。
彼の名前は、健太。
大阪の商店街の一角で、自分で自ら仕入れてきた野菜を、売っている。
18歳から八百屋の道に進み、今では4年目。
朝の3時には家を出て、ヴァンで京都、大阪の農家を直接周り、
その日に取れた、一番いい野菜だけを、
自分の目で、そして舌で確かめて、持って来る。
それを、今度は朝の8時から商店街の片隅に自分の場所を出し、
夕方まで、そこで立ち続け、売り続ける。


龍のシェフに連れられて、彼に会ってきた。
彼を見た瞬間の第一印象。
オーラが出ていた。
それも、明るくて、元気で、人を惹きつけるオーラ。
彼の目は、とても綺麗で、輝いていた。
そして、堂々としている。
自ら決めた道を突き進む。その強さ。
月から土曜まで、朝3時に出て夜まで働く日を続け、
日曜日は、また新たな農家の新規開拓のため、外へ出る。
それを続ける。

初めて京都を周った頃は、大阪の人と言うだけで、
農家の全ての人に断られたそうだ。
それでも、彼は続け、今では、
300件以上の農家を相手に、商売をしている。

例えその日に、そこの農家の野菜がダメでも、
他に同じ野菜が仕入れられるよう、
それぞれの野菜専門の農家を決めている。
そんなわけで、仕入先は300件以上。
そんな中から彼が選んできた野菜。
美味しくないわけがない。
野菜のことが全然分からない自分でも、
その野菜の見た目から、いい野菜を扱っているということは良く分かった。


そして、何に俺が一番惹かれたかって。
それは、彼の真っ直ぐさ。正直さ。
来てくれたお客さんに、全て正直に話す。
「嘘ついて、悪いものを売っても、
僕もお客さんも良くなりませんからね」
商店街を歩くお客さんに声を元気にかける彼の姿は、輝いていた。

俺のMIXIの「龍のシェフ」のところに行けば、
彼のブログの中に、「季節のお届け人”健太”」という項目がある。
そこを読めば、もっと彼のことが分かると思う。


今日も、また刺激されるやつに会った。
俺ももっと頑張ろうと思う。
旅の、醍醐味。
魅力的なやつに、会う。刺激される。

7.10.06



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コメント一覧

1. Posted by 西川 朋子   July 11, 2006 11:47
すごい、いいお話。
やっぱりいいと思ったことを
とことん貫くことって、素敵だなと思ったよ。
私もがんばります!!

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