April 19, 2006 00:30
「無いものねだり」
昨日旅から帰ってきて、かなり残念だった。
旅が終わったこと、また、北にいる友達から離れたこと。
でも、今日気分を入れ直しに、ビーチに行ってきた。
そして、気づいた。
こんなに素晴らしい場所が、今自分の住んでいる場所の近くにあること。
砂浜に立ち、太陽を顔いっぱいに感じて、
海から吹き付ける風を体で感じて、
こんなに自然と一体になれる場所に、俺は住んでいること。
「無いものねだり」している自分に気がついた。
このままじゃ、いつまで経っても、どこへ行っても、
俺は常に、「前の場所はよかった」なんて言っているに違いない。
今いる場所の、良さを知ること。
一度そこから離れて、そこでの生活を、客観的に見るのもいいかもしれない。
それで初めて、自分がそこにしかいない間に得られるもの、
そこにしかないものに、初めて気づく。
俺がウィードにいた頃、俺は、その土地にいることを嫌がっていた。
田舎過ぎて、何もない。世界の流れから取り残されている。
人はいい。が、刺激が無い。
俺は、若いんだから、もっと都会に出て、刺激を受けたい。
そう思って、サンノゼに移り、都会で暮らす事の大変さに始めて気づき、
ウィードの人の良さに始めて気づき、
ウィードでの暮らしを、恋しく思った。
そして今またロングビーチに移り、サンノゼの良さも分かってきた。
でも、今分かっても、もう遅いんだよな。
だから、俺は、今住んでいるロングビーチの良さを、
12分に理解し、ここでの生活を満喫しないと。
ここで会える人たちに沢山会って、
ここでしか得られないものを、得ていく。
「隣の芝は青く見える」
「無いものねだり」
今の環境を、もう一度見つめ直そう。
今の俺の心の持ちようを、もう一度考え直そう。
そう思った。
4.17.06