April 03, 2006 11:39

「強者共」


今日から、あるプロジェクトに加わる事になった。
これは、同じ学校の生徒1人と、別の学校の生徒3人。
計5人で行う、企画である。

もともとは自分以外の4人が、何週間か前に発足させたもの。
これに、その内の一人から声をかけられ、参加する事になった。
詳しい内容は、今は書かないが、
忙しい中これに加わる意義を見つけたため、今日から参加する事にした。


日曜日、朝の11時からの会議。
このプロジェクトをやる意義の確認と、
これからの動きを詳しくさせる。
そして、各役割分担を決め、動いていく。

なぜこんな事をするか?
なぜ、全てボランティアで、しかも誰にも頼まれていないのに、
こんな事を自分たちで起こすか?
それは、これに意義を見つけるからである。
これをやることにより、
自分たちが人間的に成長すること、
また、社会、人の貢献になること、
そして何よりも、
それを成し遂げていく過程、そして終わった後の達成感がデカいからである。


今日、メンバーの内の3人とは、初めて会った。
俺以外の4人とも、学校の勉強+私生活も急がしい中、
確実にプランを立て、それを行動に移していく行動力がある。
ガッチリの計画力と、行動力だ。

こんな人間が近くにいるなんて、知らなかった。
自分とほぼ同い年で、
先を見て、動き、
確実にものを進めていくやつら。
こんなやつらと一緒に関わり、
一つのものを一緒に作り上げていく楽しさ。
この楽しさは、何物にも変え難い。

今日、久しぶりに、ミーティングの後、
大きな達成感を感じていた。
何かを、作り上げていく楽しさ。
自分より優れた何かを持つ人たちが集まった中に入り、
一緒に刺激を受けながら、自分を磨いていく楽しさ。
その共同作業に、
今までに感じた事のない、大きな充実感を感じていた。

そう、水泳の練習の後のようなもの。
練習に行くのは嫌だ。きついから。
でも、泳ぎ終わった後、壮大な達成感と充実感に包まれる。
それと、似た感じ。


だが、この事をメンバーの一人に話すと、
彼は言う。
「俺たちはまだ、何も始めちゃいない。
ただ、企画を作っただけだ。
これで満足してちゃいけない。
これから確実に一歩ずつ動いていき、
本当に全て達成したとき、
本当の達成感が待っている。
今の状態なんて、
ほんの序の口。」

正にな。
そして、それを言い切るそいつにも俺は感心した。
そいつは、確実に先を読み、計画を立て、
確実に行動していく強者。
俺がこれから彼に学んでいくことは、山ほどあるだろう。

他のメンバー3人も、同じ強者ども。
まだ3人とも、詳しくは話していないが、
3人ともそれぞれの強みを持っているに違いない。

そんなやつらと、一緒にことを進めていくプロジェクト。
ワクワクしない訳がない。


また、別のことにも気づいた。
前の日記にも書いたが、俺は、自分の限界を、
知らぬ間に作っていたのかなと。
実際に、やれるところまでやって、
鼻血出してぶっ倒れるくらいで、それは本当の限界だろう。
なのに、そこまで試した事もないのに、
自分の予想で、
「ああ、きっとそれ以上行くと、こなせないから、
この辺で止めとこう」
そう決め付けて、限界まで試してなかった自分に気づいた。
今日、このミーティングに参加して、こいつらと話して、
刺激を受けて、な。


己の限界。
今は、ある程度のレベルまでだろう。
だが、そこに近づき、ぶっ倒れ、回復し、
また頑張ってこそ、自分の限界は上がっていく。
それを繰り返さずしては、自分のレベルは上がっていかない。
サイヤ人が何回も死にかけて、強くなっていくのと同じだ。

今の俺も同じ。
今日やっと、自分が限界まで、まだ頑張っていないことに気づいた。
まだまだ行ける。
鼻血出してぶっ倒れて、それでやっと、限界を感じろ。
それぐらいが丁度いい。


強者共。
これからが楽しみだ。


4.2.06



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コメント一覧

2. Posted by 龍のシェフ   April 06, 2006 04:20
いい感じだな。強敵を捜し、強敵と出会う。それは自分がまたさらにでかくなれるチャンスだ。勝ち戦?そんなもん、腐れ戦だ。勝って当たり前の戦など、誰でも出来る。負け戦こそ、本当の戦いだ。負け戦を勝ち戦にしてこそ、真の実力。最強の男だ。”武者修行”今のSHUNにとって
は、丁度いい。自信を持て、そして、戦え。豪快に生きるんだ。アメリカでの残りの命。もうない事を思い出せ。
俺はいつでもここにいる。
龍のシェフより
1. Posted by ローレライ   April 04, 2006 01:10
ま、眩しすぎるぜ……
俺も燃焼してぇ…学問するさ!

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