August 2013

August 30, 2013

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読み終わりました。
1988/5/20初版発行。
先週の半ばに読み出して、昨日読み終わりました。
本当に面白かった。
あっという間に読んでしまった。

*****

先日レビューを書いた「男たちの伝説」の前作に当たるものです。
俺は今までこの小説の存在を知らなかったんだけど、
Amazonのレビューを読んでいて、
この小説が第一作、「男たちの〜」が二作目、
そして「狼たちの世界」が三作目、ということを初めて知りました。
(なので、早速「狼たちの〜」も手に入れたので、これから読み出します。)


「男たちの伝説」に出て来る仁科にNYのレストランで会い、
ビジネスチャンスを与えるのが佐伯剛という男です。
その佐伯という人物を主人公として描かれた本。
落合の作品やエッセイを沢山読んだ人間なら気づくと思いますが、
佐伯の辿る道筋や、この小説内に出て来るストーリーは、
殆ど落合自身が経験したものである事が容易に想像できます。

*****

「男たちの伝説」よりは、より深く細かい洞察がビジネスに関して描かれています。
そして、もっとストーリーにテンポがある気がする。
「男たちの伝説」の方が、より若者向け、という感じがします。

29歳である今の自分が読むと、
「ただ栄光のためでなく」の方が、よりビジネスの描写に特化しているので
面白く感じますが、
多分、13歳前後でこの本を読んでも、面白さは分からなかったんじゃないかなと思います。

*****

なぜ落合信彦がオイルビジネスにハマったのか。
その理由が、良く分かる本です。
おすすめ。

2013/8/30 8:53am


*****

追記:ちなみに、自分はやっぱり落合の作品を中学時代から読み始めたのもあり、
彼の影響を、中学2年〜高校3年まで、
計5年以上、フルに、全く彼の事を疑う事無く読んで来たため、
彼の信条やスタンスが、どこか自分の中に入り込んでしまったわけですが、
彼の作品をけなしたり、批判的に見る人がいる事を知ったのは、
大学に入ってからでした。

実際、彼の作品を批判してみる人の声も聴くことで、
やっと自分の中でもバランスがとれる様になったわけですが、
実に自分の妻も、彼のことを皮肉的に見る人の一人です。

要するに、落合の作品というのは、
完全なハードボイルドの世界で、
かっこ付けて生きることが、当たり前、
弱みを見せる描写などはなく、
むしろ、男に弱みというものは存在しないかのように描かれるわけですが、
(それは、登場する女性人物にとっても一緒。みんな芯が通って強い)
それを言うと、逆に妻から見ると、
そうやって肩肘はってかっこつけている、そのことが可愛いと思えてしまうそうです。


俺が近年ハマって読んで来ている村上春樹の作品と比べると、
全く真逆の世界であるような気がします。

いかに、村上春樹は、
一人の人間の心の繊細なところの内部までを、
より厳密に描いていくか、なのですが、

落合の場合には、
そもそもその「心の繊細な心情」自体が存在しないかのようにすっ飛ばされて描かれており、
フォーカスはあくまで、登場人物たちがどのような行動をとって、
その結果歴史になにが起きたか、
それを、第三者的な視点で描かれているのです。
(しかしながら、各登場人物の視点からいつも話は描かれており、
そして、彼らの価値観的なものが述べられているが、
それは全て、落合の価値観をそのまま描写しているようなので、
まるで、全ての登場人物が同じ性格を持っているのではないかと思える節がある。)



そんなわけで、全く違う、対照的な、
村上春樹と落合信彦。

村上さんの本は、何年経っても、
世界中で愛されて読まれていますが、
落合の本は、今では本屋で見つけることも難しくなってきました。
(現に、この「ただ栄光の〜」を見つけるために、
書店を5個くらい回ったのに、
どこにも絶対に置いていなかった。
むしろ、10年前は、文庫本コーナーに行くと、
落合の作品はある程度は必ず並べてあったのに、
今では、落合信彦自体のコーナーが
全く見られなくなってしまった。

何とも、ショックであった。)


*****

しかし、世界が落合を忘れようと、
やはり俺は彼の血が自分の中に流れていると感じているので、
彼を応援し続けます。
たまにツッコミを入れながら。


9:06am










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本 Review |  落合信彦

August 22, 2013

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感動しました。
この前TSUTAYAに妻と行った際に、
「これが借りたい」と言って手にしていたのが、この映画。
彼女は、意外にもアメリカのギャングやゲトーの文化が大好きで、
俺は絶対借りない様なギャングものをたまに借りたりします。
(数年前に観た『LAデンジャラス』(原題:"WAIST DEEP")もそう。これはかなり面白かった)

その時は貸し出し中だったので、数日前にまたTSUTAYAに行って借りてきました。

*****

俺は、Cripsのことなど、
ロングビーチに3年も住んでいたにも関わらず余り詳しくなかったけれど、
彼女はそれらのギャングのことに興味があったようで、
かなり詳しく知っています。
なので、今日もこの映画を観ながら色々教えてもらいました。
(俺たちが専攻していたCommunication Studiesのクラスでは、
CripsとBloodsのことなどもフォーカスしていたそうです。
彼女がとったのは、コミュニケーションのよりマイナーなクラス。
俺は全然知らなかった。)

ちなみに、この映画はCripsの創立者の一人である
Stanley Tookie Williamsの伝記的映画です。

****

色々と考えさせられる映画でした。
普段の、日本で今現在自分が送る生活とはかけ離れた人生。
日本には、目に見える人種差別はアメリカのそれと比べると小さく、
ほぼ単一民族国家であり、暴力なども日常の中ではそこまで起きない。
しかし、自分が実際に過ごした土地、アメリカのロングビーチ近辺、
コンプトンなど西海岸の一部地域では、
それらが実際に起きていた、且つ、起きている土地であった。

自分が幼少に過ごす土地、環境の影響で、
人間はここまで変わってしまうこと。
自分にとっての「当たり前」「常識」と、
他の人間のそれとは違うこと。

色々と考えさせられました。

*****

ノーベル平和賞およびノーベル文学賞にノミネートされた彼は、
2005年12月に処刑されている。

2013/8/22 23:51




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映画 Review 

August 19, 2013

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この映画は、インド出張からの帰り道に観ました。
なので、7/28辺りに観たことになります。
この映画を観てから、ずーっとブログを書こうと思っていましたが、
今日になっちゃいました。

*****

最高に面白かった!!!!!
これは、最高でした。

最初は、この映画のポスターを7月の頭にアメリカの街角で見て、
「なんだあの怪しいポスターは」と、
全然気にもとめてなかったのですが、
飛行機の中でよく見ると、なんと僕の大好きなSteve Carell、
Steve Buscemi、
そしてJim Carreyまで出ているじゃないですか。

こりゃあもう観るっきゃないと、すぐにチャンネルをこれに合わせました。

*****

スティーブ・カレルが、幼少時代はダサイいじめられっこだったものの、
大きくなった時には、ヴェガスでショーをやる様なマジシャンになっています。
しかも、その髪型がウケる。
いかにも、デイヴィット・カッパーフィールドのような、
「マジシャン」という感じなのがウケます。
それを、スティーブ・カレルがやっているのがまたウケる。

これ
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そして、結構印象に残ったのがジム・キャリーの演技。
体を張ったそのマジックは、観る者にショックを与え、
“Brain Rapist”(脳のレイプ者)と呼ばれます。

その名の通り、燃える石炭の上で寝たり(いびきをかきながら、一々叫ぶのがウケる)
尿をいっさい出さずに数日間耐えたり(”Can he hold this? Literaly 70% of his body is Urine!”とかニュースキャスターが言ってるのがバカすぎる)、
最後のマジックでは、「脳のある角度からだと、脳に穴を開ける事ができるんだ」と言って、脳にドリルを入れたり(これは、フェイクと分かりつつも、見終わった後も結構後味が悪くてショックだった)、
中々、インパクトのある演技をしてくれました。
そして、結構体をムキムキに鍛えて、
ちょっとブラットピッドに似ているのがまたウケる。

これ
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*****

とにかく、中々良い映画でした。
スティーブ・カレル、スティーブ・ブシェミ、
そしてジム・キャリーの3人が、良いバランスをとっています。

それから、俺の好きなOlivia Wildeも出ていて良かった。

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日本でいつ公開されるのか分かりませんが、
ぜひオススメの映画です。

2013/8/19 23:01








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映画 Review 

August 18, 2013

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観てきました。

*****

宮崎駿監督作品としては5年ぶり。
ぜひ劇場で観たいと思っていました。

素晴らしい作品でした。
全体の雰囲気、描写、表現方法、間の取り方、
全てが、とてもレベルが高いなと感じました。

*****

非常に深い作品です。
見終わった後、心を洗われた様な気分になります。

2013/8/18 22:38


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追記:
先ほどニュースでやっていましたが、
この映画には喫煙のシーンが多いということで、
反論の声が上がっているそうです。
しかし、この映画の舞台設定である時代には、
そうやって色々な場所で人が煙草を吸っていた、ということを示すものであり、
時代背景を描いているに過ぎないわけです。
それを、とやかく言うのは、
論点がずれているし、視野が狭いなと思います。

「アニメは子供に大きな影響を与えるので」というのが大きな理由らしいですが、
僕は子供時代に、登場人物が煙草を吸うアニメや漫画を沢山見ましたが、
自分は煙草を吸いません。
結局は、両親の躾や、周りの人間の影響が一番大きいのです。

また、同じニュースでは、
僕の大好きな「はだしのゲン」の一部描写に過剰な表現があるとのことで、
閲覧が一部制限されているところもあるとか。
全く、遺憾ですね。




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映画 Review 
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邦題は『親愛なるきみへ』。
原作者は”The Notebook”のニコラス・スパークス(Nicholas Sparks).
彼の原作と知らずに観ましたが、
話の最後、主人公の2人が悲しい運命を少し後悔しながらも、
「私もあの時辛かったのよ!」
「何でキミは電話をしてくれなかったんだ!」
と言い合うところを観て、「The Notebookみたいだな」と思ったら、
やっぱり彼の作品でした。
同じ雰囲気があるね。

*****

悲しい話でした。
チャニング・テイタムのお父さんは、髪型がうちの父親に似ていたので、
自分の父親を思いながらみて、何だかとても悲しかったです。

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アマンダ・サイフリッドは、やっぱり可愛いですね。
すごくタイプではないけれど、
でも、やっぱり見てしまいますね。

*****

以上、どうでも良い感想文でした。

2013/8/18 1:46am


追記:
ちなみに、この映画の評価は余り良く無かったらしいけれど、
結構良い映画だったと思う。



観客の男はみんなアマンダ・サイフリッドのこの足に惹かれ、
女の子はみんな、テイタム氏のこのボディに惹かれるのでしょうか。
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映画 Review 

August 15, 2013

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1914年刊行。
今から99年前の作品になる。

*****

この作品を全編通して読んだ事はこれまで無かった。
高校3年の頃、学校の教科書にこの作品の一部が載っており、
それを読んで、その描写にやけに心が惹かれたのを覚えている。

先日妻と本屋に行った際に、この単行本が売られているのを見て、
「一年に一回は読み返したくなるんだよね」と言っているのを聞いて、
その場で買った。
さっき読み終わった。

*****

主人公である「先生」、
その先生より手紙を預かる「私」、
先生の妻である「御嬢さん」、
そして、先生が手紙で書き記す「K」の位置関係を知らずにいたけれど、
こういうことだったのかと納得した。

言葉遣いは昔のために最初は少々読みづらいが、
慣れてくるとすらすらと読めてしまう。

*****

読み終わった直後なので、うまく感想が書けない。

簡単に感想を書けない作品。

2013/8/15 12:31pm




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本 Review |  文学・評論
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1989/6/20初版発行。

落合信彦の小説で、自分が一番最初に読んだ作品。
中学2年の夏に読み始めた。
それから、何回と読んだ。
高校の頃、
二十歳の夏、ヨーロッパを回ったとき、
二十一歳の夏、初めてロングビーチに移った頃、
二十二歳の夏、アジアを回った時、
などなど。

なので、本の中には、
カンボジアの通貨や、ヨーロッパの旅のときのメモなど、
色んなものがしおりとして挟まっている。
また、高校時代に友達何人かに貸したりしたので、
もうボロボロになり、
何枚かのページは、完全にはがれて、ただ挟んだ状態になっている。

俺が、水泳のコーチにプレゼントされて、
大事にしている本。

*****

今回、インド出張のときにこの本を読んで、
やっぱり、俺はこの本の主人公の仁科に憧れているんだなあ、と確信した。

自分ではそういうつもりは余りなかったが、
自分の潜在意識には、
彼の様に、強く、英語は当たり前の様に使ってアメリカ人を使いこなし、
自分のビジネスで、世界中の主要人物と会い、誰にも引けずにやって行く、
という像があるんだろうな、と。

*****

13歳の夏に初めて読んだ小説の内容は、
29歳の今でも、心に深く残っているんだなあと、しみじみ思った。

2013/8/15 9:49am




追記:
中学生、高校生の頃は、
仁科が10代の後半から20代前半を過ごした
ヴェトナムの戦場での話にしか心が動かされなかったが、
自分が20代前半に読んだ頃は、
第二幕、仁科がNYで佐伯に会い、
武器商人の仕事を始めだす時の辺りが心に残り始めた。

そして、今回何度目かで読んでみて、
初めて、第三幕の面白さに気づいた。
カダフィなど、実際に存在する人物の動向、描写が、
恐らく著者が実際に彼らに会ったりインタビューをしたりして
体験したものを元にリアルに書かれているので、
その当時の歴史がまざまざと見れて、非常にリアル感がある。

また、最後の方で、デキスターたちとやり合うところなどは、
緊張感に溢れ、とても面白かった。

同じ小説でも、読む人間の年齢や状況により、
共感する場所がこれほど変わってくるんだなと気づかされた瞬間。




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本 Review |  落合信彦

August 11, 2013

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妻と一緒に行ってきました。
新国立美術館。
通常の入場料は1500円、
前売り券は1300円ですが、
会社の近くのチケットショップで、
9月9日までに入ることが条件のチケットを、
1000円でゲット。
12時過ぎから、1時間ちょっとかけて観てきました。


*****

俺は、正直、ポップアートには全く興味がありませんでした。
多分、妻が行きたいと言わなかったら、
絶対行っていないと思います。
でも、彼女がすごく楽しみにしていたというのを聞いて、
先日チケットを買ってきました。

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中に入ってみて、アンディ・ウォーホルの作品などを見ても、
「ああ、これがあの有名なウォーホルか。でも、だからなに?」
という感じで、全然感動しませんでした。
(大学のアートヒストリーのクラスで、
ウォーホルは確か1日以上取り上げて先生が解説していた記憶がある。
ウォーホルが映画の中で撃たれて死ぬ、というストーリーの映画などを見せられて、
「ずいぶんとナルシストなアーティストだなあ」という印象が強くて、
全然好きじゃなかった。)

俺は元々、ルネサンス時代の絵画など、
「技術」の凄さを賞賛してしまうタイプなので、
こういう、感性だけで走っている現代アートは、
どうもAppreciateできないところがあった。


でも今日は、妻に、
「これらのどこがいいの?」と聞いて、解説してもらった。

Pop artは、Popular Art。
つまり、大衆向けの、意味は特にないが、
パッとみて、「ああ、これ良い!」と思われる雰囲気を持つ作品。

「Pop artっていうのは、
これをTシャツにしたら、人が買うかどうかなんだよ」
との彼女の言葉に、なるほどおと思った。

確かに、ウォーホルやロイ・リキテンスタインの作品をTシャツや
ポスターやマグカップにすると、
つい、欲しくなってしまう。

その、色使い。その、感覚。その、感性。
それらを、心が感じるままに、
難しいことを考えずに、
ただ、「好きか嫌いか」で感じるのが、
ポップアート。


ロイ・リキテンスタイン/Roy LICHTENSTEIN
《鏡の中の少女》/Girl in Mirror
1964年 106.7×106.7cm
エナメル/鋼板
Roy+Lichtenstein+-+Girl+in+Mirror+(1964)+




*****

ということで、
クレス・オルデンバーグの《ジャイアント・ソフト・ドラム・セット》など、
意味が分からない作品だらけでしたが、
中々楽しめました。

シュールです
claes oldenburg giant soft drum set 1967



彼女は、このアーティストの作品に、
特に感激したみたいです。
「ティーバッグ=ミッキーマウス」
みたいな意味不明の作品もありましたが、
ああいう感性が大好きみたいです。
「こんなに心を動かされたのは久しぶり」
と言っていました。
(この発言は特に、
懐中電灯から黄色い光が漏れて、
山から河に溢れ出している作品について言っていました。)

これ
340x492




クレス・オルデンバーグ/Claes OLDENBURG
「ティーバッグ=ミッキーマウス」
140



*****

僕は、妻とは結構色んなところで感性が合いますが、
同時に、俺は真面目一直線なのに対して、
彼女はいかに手を抜いて楽をするか、効率よく生きるかが得意。

俺は、真面目な頭の固い奴らの本ばかり読んで生きてきて、
お笑いなんかは「時間の無駄」と思って一切TVを見ずに生きてきましたが、
彼女は、お笑いや下らない番組、つまり、笑いこそ大事なものであり、
それらを観るのが大好き。

そんな、似ているところは似ているけれど、
違うところは全然違う2人が、
やはり、今日も、
ポップアートを全然理解できない人間と、
それに、今までにないくらい衝撃を受ける人間。

「こうも、人間によって、
感じ方が違うんだな。
しかも、かなり似ているはずの夫婦なのに、
こうも、感性の違うところは全然違うんだな」
ということに、何か深いものを感じました。

以上。

2013/8/11 23:22





追記:
ちなみに、妻いわく、
クレス・オルデンバーグ(Claes OLDENBURG)の作品には、
ダリやゴッホなど含め、
今までみたどんなアーティストの作品よりも心を動かされたそうです。
「この人の存在を今まで知らなかったことが恥」
とまで言っていました。

そこまで言わしめるクレス・オルデンバーグ。
僕には全くその良さが分かりません。


(彼女が他に好きだった彼の作品は、
「ベイクドポテト」
「クマ」
「クマ=消火栓」など。

ベイクドポテトなんて、ただのベイクドポテトをいたずら書きした様な作品と、
実際に立体で作ったただの作品です。

これ
artwork_images_425_753982_claes-oldenburg



クマは、ただのクマの落書き。


このクマじゃないけど、
こんな感じのクマ
oldenburg_image_retouched_1140



「クマ=消火栓」に至っては、
意味が分かりません。

でも、彼女にとっては、
心を何よりも揺さぶられたそうです。


本気で、「もう一回観たい」と横で言っています。


そして何より、
「彼の作品を、自分と同じ様に『これは良い』と評価している人間が
他にもいて、こうして、彼の作品が世の中で評価されて保存されている、
そのことが何よりも嬉しい」そうです。

もしかしたら、誰もが彼の作品を良いと思うのかもしれませんが、
凡人である僕には良く分かりません。

完全にクレス・オルデンバーグ氏はヘンタイゾーンだと思いますが、
しかし、妻は彼の作品に今日出会えて、
本当に人生生きてて良かったということです。
よかったよかった。









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Art Review 

August 10, 2013

_SS400_

一つ前に書いた「無理なく続けられる 年収10倍アップ勉強法」の続編。
2007/10/12初版発行。

*****

こちらは、1作目よりも内容が薄い。
本の最大のテーマは
「時間を如何に効率的に使うか」だが、
経済学の初歩的な内容を、
スティーヴン・コヴィーの「7つの習慣」からの表をそのまま使い、
引用しているだけ。
しかも質が悪いことに、本のどこにも
「引用:「7つの習慣」」の記載が無い。

彼女は、本田直之、神田昌典を好んで読むと書いてあるが、
彼らも結局、そういった著名人の作品の引用、応用でしかない。

そして、この本に関しては、
「7つの習慣」を読んだだけでは、実際にそれをどう自分の生活に応用したら良いか分からない人向けに、
「私はこんな風にやっています」と、
自分の手帳の書き方、
使っている道具の種類などを、
写真と共に、薄い内容で書いてあるに過ぎない。

*****

話は変わるが、本屋に行くと、
「7つの習慣」のダイジェスト版的な感じで、
図解にしたり、
「時間がなくてオリジナルを読むことが出来ない人に」なんて書いて、
内容をすごく薄めたガイドブック的なものがいつも売られていることに驚く。
この本のオリジナル自体はすごく読み易いし、
そもそも、これって20歳前後、学生の頃に読んでおくものじゃないの?
と言いたくなってしまう。

*****

突っ込みどころ満載の本。

2013/8/10 23:35


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本 Review |  ビジネス書
_SS400_

2007/4/5初版。
俺の嫌いな著者の作品。

2010年の春に中古で買い、
(買った当時はまだ嫌いではなかった)
3年半以上、読んでいなかった。

著者は、2008年前後はすごく人気があった様に見えるが、
今はどうなんだろう。

内容は、とても浅い。

ビジネスは、
1、英語力
2、会計学
3、IT
の3つが必要という、他の誰かが言った内容をそのまま使い、
それぞれに少しずつ自分の体験談を載せた程度。

そして、二作目でも触れているが、
彼女が尊敬しているという本田直之や神田昌典などが本に書いていることが
そのまま載せられている。
どっちが先かは知らないが、
結局彼らも、
「思考は現実化する」
「7つの習慣」
などの受け売りでしかない。

*****

しかし、このレベルの本を読まなきゃ、と必死に思っていた
3年程前の自分を思うと、
いかに、表面的なすぐに得られる「スキル、知識」
と見えるもの(そしてそれは、日本の社会人の中では、
「できるビジネスマン」が所有している、と巷では何となく思われている。
そんな気がする)を、
それが本当に中身のあるものか確かめずに、
とりあえず本を買って、読めば、
俺にも身に付くだろう、と思っていた自分の状態が、
何だか物悲しくなる。

2013/8/10 23:36




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本 Review |  ビジネス書

August 09, 2013

2013/8/9 0:10am-

今日(2013/8/8)は、
AEROSONIC!!
AerosmithとB'zのダブルコンサートでした!!!!

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俺の大好きなエアロスミス。
それと、日本のロックバンドでは一番好きなB'z.
その二つのバンドが同時に演奏する。
そして、その会場は、俺が今住んでいる家から歩いて40分弱、2.5kmの
QVCマリンフィールド。

こんなに嬉しいプレゼントは無いと思いつつも、
なんと、元々この日にはブラジルの出張が入っていました。

自宅からこれ以上無いくらい近い場所に、
自分の一番好きなバンドが来るのに、
その日に限って、なぜか地球で一番遠いブラジルの出張・・・。
こればかりは、一度はやりきれない思いで、
6月頃に溜め息をついていましたが、
2週間程前に、急遽ブラジル出張が取りやめに。

これは神様が味方してくれたぜと思い、
即、妻と二人分のチケットを買いました。


ということで、今日は会社を朝から休んで、
昼にモンスターズ・ユニヴァーシティーを見た後は、
海浜幕張駅からバスに乗って、QVCフィールドヘ行ってきました。

*****

最初はB'z.
おれはB'zは結構、というかかなり好きなのに、
今まで一度もライブに行ったことがありませんでした。
なので、今日やっと観れて感激。

稲葉さんの歌はかなり上手かった。
声も良く出ていたし、高音も全然苦なく出すし、
声もかれず、
音も外さず、
いやあ、本当にうまかった。
さすがですね。
48歳とは思えません。



松本さんは、安定したギターを弾きますね。
僕は彼のギターはそんなに好きではありませんが、
きちんと、かちりと弾く感じで、
安心感がありますね。
脱線しないというか。



楽曲は、知らない曲が5曲くらい入っていました。
恐らく、2006年辺り以降の曲。
おれは、Pleasure 2までしか知らないので、
その後の曲は全然知らなかった。

でも、聴きたかったギリギリchopや、
Blowin'をやってくれて、とても嬉しかった。
青い弾丸や、ねがい なんかは、
とても雰囲気があってすごくカッコ良かった。
さすが、B'zですね。
その昔、何かのインタビューで、
稲葉さんが、「いつもNo.1でいる秘訣はなんですか?」と聴かれて、
「いつでも全力を出し切っていることを見せることです」
みたいなことを答えていたけど、
まさに、その通り、
手抜きの無い様がよかったです。
でも、それでも、1時間半丸々歌ったけど、
かなり余裕そうでした。
あれも、すごいですね。

*****

そして、その後はエアロスミス!!!!

今回はエアロスミスのライブは、
7回目です。
前回は2011年の冬、東京ドーム。

今回は、17:30-19:00をB'zがやり、
その30分後、
19:30からすぐにAerosmithが開始しました。
海外のライブは、しょっちゅう開始時刻が遅れるけれど、
この律儀さはさすが、日本ですね。

ということで、Aerosmithは19:30-21:00ちょっと前までやりました。
1時間半弱で、通常より少し短めだったけど、
大満足。

Dream onや、
What it takes,
Cryn',
Walk This Way,
Come Together,
Last Child,
Draw the line (一曲目がこれだった)
そして、Joe Perryがソロで、Combinationをやりました。

(いつもはJoe Perryは必ず彼のソロの曲をやるけど、
今日は、スティーヴンタイラーが本来はヴォーカルの曲を
彼がソロで歌って、かつ、ギターも弾いていたので、
すごく新鮮で、かつ、カッコ良かった。
おれは今まで、彼のソロをカッコいいと思ったことは
ほぼなかったけれど、
今日はマジでカッコいいと思った。
本当に雰囲気があって、
「ああ、この人は本当にギターの天才なんだなあ」と思った。
Combinationの最後は、
デレデデッデ、デレデデッデ、デレデデッデ、デレデデ、
を何回もくり返して、段々早くなっていきますが、
そこを、スティーヴンもジョーイクレイマーの後ろでドラムに入り、
2人のドラムとジョーペリーのギターの掛け合いで、
とてもカッコよかった。)

*****


というわけで、
もう、とても大満足でした。

エアロスミスは、もうスティーブンタイラーは65歳なわけで、
確か10年くらい前から、
「あと10年は元気でいて欲しい!」なんておれは言ってたけど、
更に、あと10年は元気で現役でいて欲しいです。
あのパワーは、本当にすごいと思います。
今日も、ステージで跳ねて、踊って、ぐるぐる回って、
飛び回っていました。
最後の方には、舞台の下に降りて、
人に揉まれながら、歌っていました。
(急に、一人の女性の前で止まって、
そこで、彼が叫んだら、
その女性は、かなりビックリしたショックな顔をしていた。
その様子がカメラでスクリーンに映し出されて面白かった。
近くにいられた人は羨ましいなあ)


いつか、彼が現役の際に、
目の前で観てみたいです。
今日は、もしかしたらそのチャンスはあったかもしれないけれど、
あんな大勢の中で、後ろから押されて、
6時間近く立ち続けるのは、中々できません。

2013/8/9 0:32am


************************

Aerosmith Set List:

Draw the Line
Love in an Elevator
Oh Yeah
Jaded
Cryin'
Last Child
Livin' on the Edge
Mama Kin (with B'z)
Combination
I Don't Want to Miss a Thing
No More No More
What It Takes
Come Together (The Beatles cover)
Dude (Looks Like a Lady)
Mother Popcorn (James Brown cover)
Walk This Way

Encore:
Dream On
Sweet Emotion

************************

B'z Set List:

Q&A
F.E.A.R
LADY NAVIGATION
ZERO
BLOWIN'
MY LONELY TOWN
GOLD
KONYA TSUKI NO MIERU OKA NI
NEGAI
HADASHI NO MEGAMI
ICHIBU TO ZENBU
PERFECT LIFE
SAMAYOERU AOI DANGAN
AI NO BAKUDAN
GIRIGIRI chop
ultra soul

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 Aerosmith | 音楽 Review

August 05, 2013

_SS500_

2010/10/26初版発行。

2010年の春、ディズニーの「アリス・イン・ワンダーランド」を見に行く際に、
横浜の本屋でこれを見つけて、
欲しくなって買った。

*****

タイトルの割には、
著者自身が、離婚を二回繰り返しているという、
「貴女自身が一番見る目が無いんじゃないんですか」と突っ込まれそうな本。
著者のフライトアテンダント時代の経験を生かし、
彼女の感じた事が綴られた、エッセイ的な本。

*****

しかし、参考になる箇所も幾つかある。

例えば、ファーストクラスに自分のお金で乗る人たちは、

・靴を脱いだ際に、中が他の人に見えない様に、端の方にそろえて置く。
・モノを大事にし、上着を機内で預ける際には、相手が持ちやすいように裏返しにして渡す。また、自分のお気に入りのペンを持っていて、何かを書く際には、そのペンをわざわざ遠くまで取りに行き、それを使う人も多い。
・本を数冊持ち込み、機内では本を読む。
・低く、落ち着いた、しかし良く通る声で話す。
・何かを頼む際にも、ユーモアを交えて、笑いや余裕を持って話をする。
・ピンと背筋を伸ばして前を向いて歩くので、飛行機に乗る前から「あ、あの方はファーストクラスのお客様に違いない」と分かる。
・相手からうまく話を引き出す「田舎力」がある。
(要するに、「それ、もう少し詳しく教えてもらえませんか?」と誰にでも言える正直さを持つ事)

などなど。

そして最後に、
・そういう人たちは、容姿の整った人が多い訳ではなく、頭も薄く、背も低く、お腹が出ている人も多い。

らしい。
最近頭の薄さが気になり始めた自分に取っては安心する内容。

2013/8/15 10:15am






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