July 2013

July 27, 2013

2013/07/27 0:07am-

さて、すごく眠いので少しだけ。

******

昨日はインドのことをぼろくそ言いましたが、
インド人の皆さんとインド在住のみなさん、ごめんなさい。
今日は、日中は顧客を3つ訪問し、相変わらずでこぼこ道を車で合計3時間以上走って大分疲れましたが、
夜は、19時頃から当社の取引先の商社の方々と一緒に、
ムンバイの新興商業地域にある中華料理屋で食事をして来ました。

ここのつくりがすごかった!!
すごくおしゃれで、日本のどんなレストランよりもおしゃれなんじゃないかと思う。
(たぶん、日本にはもっとおしゃれなレストランも五万とあると思うけど、俺はそれらのレストランに行ったことがないので分からない。)
トイレの入り口と中にはボーイが一人ずついて、
個室のドアはものすごく重くて(石のような素材でできている)、なかなか開かないくらい。
ボーイがわざわざあけてくれる。
手を洗うと、さっとボーイが、大きなトングみたいなのでハンドタオルをつかんで、それを渡してくれる。素晴らしい笑顔とともに。
そして、みんな小奇麗にして清潔感がある。

店内はとてもお洒落で、明かりは最小限。
ウェイターも教育が行き届いていて、素晴らしいサービスだった。
もちろん、値段設定は高い。一品(例えば一皿)が、500Rsくらい。これは普通のレストランに比べたらかなり高い。
しかし、こんなレストランでも、普通に金持ちそうなインド人のカップルがデートしたりしている。

そして、このレストランがある一帯は、元々はスラム街だったらしいけれど、
今では金融系が集まるところだとか。
証券会社、銀行のビルが所狭しと並んでいる。
日本にもないような立派で近代的なつくりの建物が、いくつも建っており、
さらには、その横に何個も新しいビルを建てている。

しかし、そこから1分も車で走ると、
一気にスラム街が広がる。
『スラムドッグ・ミリオネア』の主人公の男の子の出身地の設定はこの辺らしく、
実際に撮影もこの近くで行われたそうな。

道端には、10Rsでチャイを売る店があり、
しかし、それでも高いので、5Rsでチャイを買う人たちが沢山いる。

しかし、そこから一分車で走ると、
一食に5000Rsをかけて食事をする人たちがいる。

この差は何か。
その中に身をおいて、色々なものを感じる。

世界は広いと思う。
俺は今まで、自分が生まれた日本を含め、
アメリカなど、既に発展した国でしか長年を過ごしてこなかった。
唯一学生時代に訪れたアジア地区(カンボジア、タイ、中国のシンセンなど)や、
中米(グアテマラ、エルサルバドル)は、
発展途上国ということが分かったけど、そして、それらの国が既に発展した国々とは違うパワーや雰囲気、人を持つことは感じていたけれど、
ここまで、インドのように、
上から下までの格差が激しく見せられる国はなかった。

それに関して話をすると、
中国などは、必死に政府が貧しいところを隠し、
良いところだけを外国人に見せようとするけれど、
インドは全てをあけっぴろげに見せるらしい。
要するに、全てがシースルー。
汚いところは隠す、ということをしない。
それにより、本当は、どの世界にも表と裏、光と闇はあるだろうが、
この国は、その両方が同時に見え、むしろ、見えすぎるので、
その対比を一度に見ることで、
脳がついていけず、
ただひとこと、
「世界は本当に広いんだ」ということを感じざるをえない。

日本は既に発展しきっている。
これ以上、何かが飛躍的によくなる、伸びる、変わる、
ということはほぼないだろう。
人々の生活レベルは発展仕切り、
誰もが同じような生活レベルである。
なので、「人生こんなもんか」という概念が生まれる。
みんな、生まれて、家庭で育ち、
学校に行き、卒業したら、どこかの会社に入って、
そこで定年まで働き、定年後は老後を静かに楽しむ。
そんな生き方が、「人生である」というマインドが、
勝手に出来上がる。

しかし、それは、他の国から見たら、
すごく生活レベルが高いし、恵まれていること、
また、ある意味は、
変化が余りにもなく、エキサイティングではない、
と言えるかもしれない。

インドで、階級の下の方に生まれたら、そこから億万長者に上がっていくことは多分相当難しいだろう。
しかし、生まれたときから超金持ちの人間と、
ものすごく貧乏な人間が、
同時に、同じ空間に共存している。目と鼻の先に。
その実態が、自分の今まで生きてきた環境には無かったので、
そこに、感じたことのない感情を感じる。

*****

「インド」とはどういう国か?
一言では決してあらわせない。
だから、少しの体験をして、
「これがインドか」と決め付けてしまうことは、
余りにもったいないし、インドに対して失礼である。

******

ちなみに、その商社の方々いわく、
インドにビジネスで一度来た人たちは、
2度目も来る、ということがほぼないらしい。
みんな、インドで経験するマイナスの点に目を向けて、
「もういいです」と遠ざかっていくそうな。

でも、俺の場合は、
昨日の偏頭痛が凄かった車のライド中は、
「もう嫌だな」と結構思ったけど、
今日のような場所に行ってみて、
そこにいる人たちも見てみると、
「インドはかなり面白いんじゃないか」と思ってしまう。
要するに、開拓しがいがある。
難しいと思うけど。

*****

そして、寄寓にも、
今日食事をしたその商社の人たちは、
みんな同じような経験をしていた。

41歳のインド支店社長は、
大学時代はバックパッカーで、専攻はスワヒリ語。
初めて行った外国はケニアで、そこで3ヶ月過ごしたそうな。
10年前から5年間中国で過ごし、中国語が話せ、
今はインドに駐在して4ヶ月目。
ちなみに新婚で、この3月にインドに来る直前に入籍したばかりで、
奥さんは来年にならないとインドに来れないとか。
大変ですね。

33歳のマネージャーは、
高校時代にブラジル、サンパウロの郊外に一年の留学経験あり。
よって、ポルトガル語が話せる。
大学ではデンマーク語を専攻。
1年半をシンガポールで駐在した後、
今はそのまま、インドに来て3年目。
奥さんはシンガポールから一緒に付き合ってくれているそうな。

そんな人たちなので、俺も気が合った。
やっぱり、若い頃から海外に行っていたり、
バックパッカーで回っていたり、
または、新興国を回っている人たちは、
好奇心旺盛というか、物好きな感じの人が多いね。

それと、これからは、やっぱりブラジル、
それからドバイ、中東、アフリカも開拓外があるそうな。

インドからドバイは飛行機で2時間。
俺が今一緒に出張している営業本部長は、やっぱり社員の安全を第一に考えなきゃいけないから、ブラジルも今はちょっと危ないと聞くし、
中東やアフリカはまだ送れないけど、
ドバイは良いんじゃないかと。
だから今度インドに来るときは、
ドバイも一緒にちらっと行くかもしれない。

*****

そんな風に、世界を回れる仕事に就けて、本当にラッキーだと思う。
妻は長期間俺が日本を離れると悲しむし、寂しい思いをさせてかわいそうだけれど、
同時にやっぱり、こういう状態にいられることを、嬉しいと思う。

商社マンと一緒に仕事をしてみて、
商社の社員はやっぱり、
世界中の色々な国に出張でいく、というよりは、
一つの国に、数年間駐在させられる、という形が強い。
それに、自分がこれから数年住む国は、自分の意思で選べない。
数年そこに住むから、パートナーとの事も考えなきゃいけないし、
子供をどのタイミングで生むかも考える必要がある。
(インドに今住むその2人は、やはりインドで産むかどうかは考えさせられるという。)

そして、メーカーと比べて、
色々な製品を扱えるから、制限がないけれど、
その代わり、その会社が持つ絶対的な強み、みたいのは、
要するにネットワークだけになってしまうし、
そこで身につける知識は、広く、浅く、になる。
一つの分野を、とことん極める、ということができないので、
そこがもどかしいと言う。
そんなとき、「メーカーがうらやましい」と時々思うという。
メーカーの持つ、社員の一体感もうらやましいと。


その点、俺が今勤める会社は、
メーカーということもあり、
一つの分野を極められる。
そして幸いにも、その分野は、
今後決して無くならないし、そこで身につける知識は、
世界中どこに行っても共通なので、どこでも使える。
また、究極的には人の役に立つものを作っているので、
使命感も持ちやすい。

そして何より、これが大事だが、
海外営業担当者が少ないのもあるし、
海外営業の本部長は、「海外にどんどん行け」という考えなのに、
うちの会社はみんな余り海外に行きたがらないので、
俺のように、喜んで行きたいやつが、真っ先にいける。
そして、国も、一つの国担当、というわけではなくて、
俺の今の場合、北米(アメリカ、カナダ)、南米(ブラジルなど)、
インドを任されている。
(いずれは、国内営業もローテーションで回ってくるらしいけれど。)

また、海外営業内でもローテーションがあるので、
他にも、アジア地域や、ヨーロッパも回れるだろう。

要するに、文字通り、
「世界中を回る」ことができる。

*****

学生時代、面接で、
「世界を飛び回るビジネスマンになりたい」というと、
「そんな漠然な答えは聞き飽きたよ」とか、
「そんな風に、いくつもの国を回れる仕事なんて余り無いよ」
なんて、会社の面接担当者から言われたけど、
実際、俺がやりたいことは、
「海外を回る」ことだし、
もっと掘り下げて、と言われても、
それ以上は、実際にやってみないと、分からない。
それが、答えであったと思うし、
だから、それ以上は答えられなかった。

実際、今この仕事について、
それだけの動機で、良かったんだと思う。
「世界を飛び回るビジネスマンになりたい」なんていうのは、
大雑把すぎて、
イメージが先行しすぎて・・・
なんてからかわれたけれど、
実際には、そんな仕事だって、あった。
そして、俺はたまたま、そんなポジションに付けた。

ラッキーだと思う。

自分が興味の持てる製品を扱い、
また、会社の人たちも、良い人たちだし。

本当に、恵まれていると思う。
ポルトガル語も、会社のお金で習わせてもらっているし。
ビジネスクラスで出張に行かせてもらえるし。

*****


というわけで、
29歳、
今の自分の人生に、感謝をします。

2013/07/27 00:51am




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海外出張 

July 26, 2013

2013/07/26 12:08-

さて、今日も疲れたけど日記を書く。

*****

インド出張はかなり辛い。
体力的にきつい。
そして、車に乗る時間がすごく長いんだけど、
道路状況が余りにも悪いので、今日はこめかみの辺りの偏頭痛が止まらず、上司に薬をもらって横になって寝たらやっと治まったが、本当に死ぬかと思った。

昨日の日記にも書いたけど、こっちの人たちは、とりあえずクラクションを鳴らせば良いと思っている。
本当にうるさい。マジで、ビックリする。アホかと思う。
でも、車の運転と、その国の人の歩き方って、
本当にそっくりだなと思う。
日本は、歩くときも、まあみんな普通に歩くし、車の運転もまあまあ。丁寧な人間もいれば、後ろからあおるように飛ばしてくるアホもいる。
アメリカは、歩くときには絶対に人にぶつからないように歩くし、少しでも体が触れそうになると、Excuse meと言って相手に自分がいることを知らせる。
車の運転もそう。歩行者に優しい。

そしてインドは、絶対に待たない。
飛行機に乗る際にも、どうせ飛行機に乗ったら同じだけ待つのに、
みんな搭乗するときから並んで、すごい距離を縮めて立つ。
そして車の運転もひどい。少しでも前で車が止まると、とりあえずクラクションを鳴らす。クラクションが鳴らない瞬間は絶対にない。少なくとも3台は同時に鳴らしている。
この国では、車の部品の中でクラクションが真っ先に壊れるらしい。
後ろから自分が前の車の間を行くときに、相手に「後ろから行くからぶつかるなよ」という意味で鳴らすのはまだ良いにしても、
空港とかで、前の車に人が乗り込むために一瞬止まるだけでも、とにかく鳴らす。
鳴らして、3車線しかないところを、6車線くらいで前に進む。
そんなに隙間を急いでいっても数分もかわらないのに、
とにかく、少しでも隙間があればそこから前に行こうとする。
飛行機に乗り込んだり、または列に並ぶ人間と一緒。
列に並んでいても、知らぬ顔をして前に割り込む。
(そういうやつには「おいお前」という感じで荷物でつついたり、手で向こうにいけよという仕草をすると、素直に下がる。その辺は中国人と違う。)

とにかく、インド人というのは、
よく分からない。

今日は5時におきて、
ホテルを6時半に出て、
ムンバイ空港を9時に出発して、
2時間飛行機に乗り、
11時から2時間、車に乗り(この道がひどかった。とにかく、2時間車体が上下に揺れるは、タクシーの運転手の運転がへたくそだったので、急ブレーキをかけまくるは、常にのろい速度でも5ギヤで無理に速度を出そうとするから、車体が不用意に揺れて、それらのせいで帰り道は偏頭痛がとまらなかった。)

13時から顧客とランチを食べ(やっぱりカレー)
その後は30分ほどMTGを行い、
15時に出て、2時間車に揺られ、
17時から19時まで空港で待ち、
19時から2時間飛行機に乗り、
それからまた車に20分乗り、
やっとホテルに着いたのは、22時半。

もう、今日、頭痛がとまらなかったときは、初めて、
「海外出張やだな」と思った。
アメリカのそれはずいぶんと快適だけど、インドのそれは本当にひどい。
とにかく道が悪いし、これで腰を悪くする人も多いそうな。
絶対に体に悪いと思う。
そして、牛と野良犬と人と3人のりのバイクとチャリと車とリキシャの全てが、縦横無尽にあらゆる方向から突っ込んでくる。
この国にモラルは無いのかと思う。というか、「警察」という存在を見たことが無い。
空港では、荷物のチェックと身体チェックは必ずするくせに、
荷物に水のボトルがはいっていても、何も注意されなかったりする。
結構インドではテロも起きているくせに、あの、「とりあえず形だけやっとけばいいだろう」という感じの適当さを見ると、本当にどうなってんのかと思う。

でも、こういう新興国って、
日本ももしかしたら戦後はそうだったのかもしれないけれど、
ルールがあるように見せかけて全然ないし、
人々のモラルが低すぎると思う。
で、その「モラルの低さ」を見ていると、
一言で表すと「アホ」といいたくなる。
アメリカは、全てが大雑把で、大味で、
とにかく、みんなが好き放題に生きていて、
みんな、子供のような自由な国なので、
一言で表すと「バカ」だけど、
インドは、一言で表すと「アホ」。
「バカ」は、子供のようで、何も考えずに行動を取る人をいう。
「アホ」は、本当はよく考えたら分かる頭の良さを持っているくせに、
みんながそうしているから、自分も特に考えずにモラルに沿わずに行動する人間を言う。
俺の勝手な感覚による定義だけど。

*****

さて、何を書いているんでしょうか。

でも、上にアホとかバカとか書いたけど、
出来るインド人は、やっぱり頭の良い顔をしている。
今日はるばるバンガロールの奥地まで会いに行った顧客の上司は、
本当に賢い顔をしていた。
というか、その会社の人たち(全部で5人くらい出てきた)は、
みんな賢い顔をしていた。
製薬会社というのもあるかもしれないし、
研究開発部や、または、マーケティングのトップが出てきたからかもしれないけれど、
とにかく、その上司は賢い顔をしていて、
実際の商談でも、非常に頭が良いなと思わせる発言、話の持って行きかたをしていた。
インドに来て初めて、「あ、こんな人になりたいな」と思える人だった。

今日は、インド内でうちのビジネスを任せている商社の担当者と一緒に回ったんだけど、
その彼に、帰りの空港で色々聞いた。
なぜインドでは、かたや少数のお金持ちは、家賃50万円のアパートに住む人もいれば、
一日に1ドルも使えない貧困の人もいるのか。
(この質問はナイーヴすぎると思ったけど、やはり聞かずにはいられなかった。)
答えは、それらのお金持ちにしても、貧困層にしても、
階級のために、生まれが大きいという。
そして、生まれたときからお金を持っている人間は、
それをうまく生かして自分の代でもビジネスを発展させられるか。
しかし、多くの人間がその間のミドルクラスにいるという。

インドは今、この5年でずいぶんと変わってきたという。
車の数も一気に増え(去年一年だけで、新しい車の種類は70種類増えたとか)、
そしてここムンバイは、イギリスやオーストラリアなど、
海外の人間が土地を買いあさっていく為に、
土地代がバブル状態にあるという。
殆どの企業は、インドのここムンバイに、本社を置こうとする。
それもあり、土地代の上がりようはハンパない。
数年前までは、チップは10Rsでよかったのに、
今では100Rs渡さないと満足しないボーイもいる。
(100Rsといったら、USD2ドルである。アメリカのチップより高いし。)

昨日の晩に、また別の顧客と食事をしたレストランは、
ITC Marathaというホテルの中にある中華・日本食・タイ料理などのアジア系レストラン。
えびのてんぷら5本で、1500円(750Rs)という、ものすごい値段設定の店だった。
しかし、その店で普通に食事ができるインド人も多いという。
(昨夜の場合、殆どの客は日本人やアメリカ人などのビジネスマンだった。)

そして、そのホテルの中は、本当に綺麗なつくりで、目を見張る飾りが多かったけど、
一歩外に出ると、道はボコボコで、ごみが道路に溜まり、
野良犬が走り回っている。


大分話がずれたが、今日、そのディーラーから聞いた話では、
インド人がこれだけ成長している強みは、
1)「世界中どこにでもすぐに行く。国を変えることを厭わない」
2)「同時にいくつもの仕事を同時に行うマインドとタフさを持つ」
3)「英語を公用語として使うので、言語のバリアが最初からない」
などが挙げられるという。

本当に、「貪欲」という言葉が似合うと思う。
戦後の日本も、こうだったのかと、感じる。

*****

そして、話は変わるが、
一歩外に出ると、道には人が溢れているが、
不思議と、殆ど男しかいない。
女性は、やはり差別が強いらしく、殆ど外に出ていない。
牛が、普通に道を歩いている。
乳牛から、茶色の牛まで、
車がバンバン走る道にのっそりと歩いて突っ込んでくる。

野良犬が多い。
みんな顔がしゅっとした同じ顔をしているけれど、
その昔、イギリス統治時代に、イギリスからつれられてきた高貴な犬が祖先らしい。

インド人は頭を濡らさなければ風邪は引かないと信じているらしく、
バイクを運転しながら、
頭にスーパーの袋をリアルに被ってドヤ顔でバイクを走らせている男たちが結構いる。
あれはかなりツボにはまった。
アメリカで、黒人が頭にくしを差しているのを見たときと同じ衝撃。

******

などなど。
まとまらない日記でした。

2013/07/26 12:42





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海外出張 

July 25, 2013

2013/07/25 12:18am-

さて、もう夜中の12時過ぎで、明日は5時起きなので寝るべきですが、ちょっとだけ日記を書きます。

*****

インドに来て4日目。
今日は水曜日。
日曜日の夜に着いて、月、火、水と3日経った。
インド出張はアメリカ出張と比べてかなりきつい。予定が入りまくり。
昨日は朝の4時におきて、5時半にホテルを出て、日帰りでハイデラバッドに飛び、
帰りの便は飛行機が2時間以上遅れたので、ホテルに着いたのは夜中の2時前だった。
実に起きてから22時間行動。「24時間働けますか」のフレーズを思い出した。

昨日は3社+うちの取引先の商社と食事をしたのもあって忙しかったけど、今日は一社しかアポが無かったので楽だった。しかし、片道車で1時間。
インドは本当に道が悪い。ものすごい。ボコボコだし、道路工事中のところばかり。聞いた話によると、雨季(6月〜9月)であるこの時期をあえて選んで工事をするらしい。理由は、雨の為に工事が遅れているといえば、仕事が遅いのを紛らわせるから、と。

なので、普通に飛ばせばすぐの距離も、ものすごく時間がかかる。
いちいちスピードを落として、それらのバンプをゆっくりとわたるから。
しかも、信号はあっても関係ない。本当に文字通り、四方八方から車、人、リキシャ、野良犬、牛が歩いてくる。これはすごいですよ。普通に高速道路を人が歩いてわたるからね。
しかもみんな、車の超ギリギリまで近づいてくる。
車も、決して待たない。真横から車がギリギリまで近づいてくる。
そしてインド人のすごいところは、クラクションを鳴らしまくる。
クラクションをならせば良いと思っている。
クラクションをならすことで、後ろから来ているよというのを知らせる。
クラクションを鳴らして、3車線の道路を6列くらいで走る。
そもそも、車線という概念がないらしい。

そして、それらのものすごい運転を、なんと殆どの車がマニュアル車で行う。
つまり、みんな片手(右手)でハンドルをさばいて、左手でシフトを操作する。
あの運転技術はすごいね。
バンプをよけながら、車の合間をぬい、クラクションを鳴らして、いかに目的地に早く着くかを競う。インド人ってかなり運転が上手いんじゃないかと思う。
そして不思議に、こんな状態でも、事故はほとんど起きないらしい。
なんでも、こっちの車保険は、ぶつかった場合、相手がわるくても、自分の車の修理用しか保険が降りないので、「ぶつける=自分の保険料が上がる」ということで、みんな絶対に自分の車をぶつけないらしい。すごいっすね。

*****

それと、格差が激しい。これはまた後で書くけど、
高速道路の真横にテントを張って暮らす家族もいれば、
高級ホテル(Hyattとか)のレストランに行くと、一食一人1万円くらいかかったりする。そして、日本人でも高いと思うそんな高級レストランで普通に食事ができるインド人が沢山いる。(普通の食事は、例えばマクドナルドのバーガー一つは25RS、要するに50円くらい。それでも高級な方ですが)

ここムンバイの家賃は、高いところは一月50万円とか。そして、それに住めるインド人がいる。
今夜会った会社の社長いわく、日本に彼は最近オフィスを開けたが(俺たちの会社の近く)、「日本の家賃は安いね」という。ええ?という感じだった。

*****

とにかく、インドはDiversityがハンパない。
俺がバックパッカーをしていた頃、インドに一度でも行ったことのある人間はみんな口をそろえて、「インドは絶対いったほうがいい。世界観が変わる」と言っていたが、
その意味が少しだけ分かった気がする。
でも、彼らバックパッカーが主に行く場所と、俺が今いる場所(ムンバイ、ハイデラバッドなどの大都市)は、それらの場所と違うと思う。見るもの、体験することも違うと思う。
なので、彼らが行っていた「インド」は、俺はまだ見ていないし、理解できていないと思う。

インドと一口に言っても、本当に幅が広すぎて、一言では表せない。


そして、食事は必ずカレーが出てくる。
韓国人が必ずキムチを食べるように、そして日本食には必ず味噌汁がつくように、
インド料理には必ずカレーがつく。
スパイスの種類と量がハンパない。
数日それらの食事をするだけで、体から加齢臭ならぬカレー臭が漂ってくる気がする。
加齢臭は幸いにもまだだと思うけど。

**********

以上。

2013/07/25 12:36am


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海外出張 

July 21, 2013

2013/07/21 18:54-

今は飛行機の中。
インドのムンバイへ向かう途中。
日本時間は上に書いた時間だが、
現地時間は日本より3時間半遅い15:24.
あと2時間半近くで着く予定。

インド行きのANAの便は、ビジネスクラスといえども、
アメリカ行きやヨーロッパ行きのそれとは大分違う。
機体も小さいし、席も、フルフラットにはならない。
まあ、俺にとっては十分なんだけど。

今年に入ってから、5月頭にスイス/フランスへ。
6月末から7月頭にかけて、アメリカ/カナダへ。
そして、今、7月末に、インドへ出張。
本来はインドから帰ってきて1週間後にブラジルが入る予定だったけど、
これはビザが間に合わないという理由で無くなった。
体力的にきつかったので、ほっとした。
8月8日のエアロスミス&B’zのライブもいけるようになったし。


さっき、落合信彦の『男たちの伝説』を読み始めた。
たぶん、この小説を読むのは、
6回目くらいだと思う。
初めて読んだのは、中二の9月ころだった。
当時お世話になっていた元水泳のSコーチから買ってもらった。

俺は、彼をすごく尊敬していて、
当時の俺にとっては憧れの的だった。
彼のようになりたく、彼を手本にして生きていた。

そんな彼が、俺に、「この男の生き様は、本物の男だよな」
と言って紹介してくれたのが、落合信彦だった。
そして、夏祭りに一緒に行ったその夜に、
俺と姉貴を、食事に連れて行ってくれて、
その前に、本屋によって、
この本と、もう一冊、『2039年の真実』
の2冊を買って、プレゼントしてくれた。

俺にとって、こういう小説を読むのは初めてで、
13歳の俺にとっては知らない漢字や単語も多いし、
全然馴染みの無い世界だったので、
最初は読みにくかったけど、
次第に読み進めていくうちにはまっていって、
その後は、落合の別の小説も読むようになって行った。

*****

今、こうして、その当時(1997年の夏)から、
16年経ってみて、またこうして読み返すと、
この本の面白さをまた一段と感じる。
当時は分からなかった内容も、
今では前よりも分かるようになったりして、
その内容にリアルさが増す。

さっき、プロローグを読んでいたんだけど、
中には、主人公の仁科が、
NYのJFKに降り立って、
そこから、キャデラックのリムジンでマンハッタンのレストランへ行く様子が描かれていた。
奇しくも、俺が先日行ったアメリカ出張では、
NYのJFKに降り立ち、
そこから、リムジンに乗ってマンハッタンを越えてホテルへ向かったり、
マンハッタンのレストランで食事をしたりしていたので、
この登場人物の行動に近いことをしていたんだなと、
ふと思った。

前にも日記に書いたことがあるかもしれないけれど、
俺は、この水泳のコーチ、
そして、彼に紹介してもらった落合信彦の小説に登場する主人公たちの生き様に、
近づきたい、という願望が、
無意識に脳の中に、埋まっているんじゃないか、と思う。

俺は少し前まで、貿易に関わる仕事をしたいと思っていたけれど、
それも、このコーチのやっていることだし(貿易で自分の小さなオフィスを持って経営すること)、
世界中を飛び回るビジネスマンになりたいというのも、
この小説に登場する仁科の生き様そのもの。
日本人ながら、どの人種にも負けない肉体的強靭さと、
切れる頭脳、
そして、数ヶ国語を操ること。


当時13歳の自分にとって、
Sコーチは、完全に憧れの存在だった。
そして、彼の様に生きること、
彼が、「これこそ男の生き方だ」という、落合信彦の描く世界の主人公たちのように生きること、
それを、手本にしていたことは、
俺の脳裏に、自分が思う以上に、
深く刻み込まれ、
その後、自分の進路や生き方を考える際に、
無意識ながらも、強くそれらが影響していたんだろうと、思う。

*******

ちなみに、最近は、昔と違って、
「自信を持ちたい」と思うことがなくなった。
前はしょっちゅう、「もっと自信を持ちたい」
「もっと自分に自信を持ちたい」
と思っていた。

しかし今では、そう思うことは皆無に等しい。
去年、本社で研修を受けているころ、
自分が、ほんの数年前の自分と違い、
何かを経験しても、そんなにそれによって、
自分の心が揺さぶられないことに気付いた。

それまでは、何かあると、
すぐに影響を受けて、
俺の心は揺さぶられ、
それによって、ショックを受けたり、影響を受けたり、
ということが日常茶飯事だった。

しかし、去年(28歳ころ)、
そういうことは、もう殆ど無いことに気付き、
ある意味、俺の成長は止まってしまったのかと、
少なからずショックでもあった。

そしてそれから更に1年ほど経った今では、
そういうことにも不思議さを覚えず、
むしろ、今の自分よりもっとこう変わりたい、
と思うことがほぼ無くなったことに気付いた。

もちろん、
もっと英語を上手く話せるようになりたいとか、
もっと別の言語を使えるようになりたいとか、
教養をもっと身に付けたい、
もっと貫禄を付けたいとか、
そういう願望はある。

しかし、そういう、スキル的なものではなく、
自分の核心的な、
「もっと、人間としての視野を広めたい」
的な願望は、もう殆ど抱かないことに気付く。

ほんの数年前までは、それだけが、
俺の一番の興味対象だった、と言っても過言ではないのに。

しかしそれも、
もう俺もあと3ヶ月で30歳になるし、
やっと、自分のコアが固まってきたのかと、
そうとも思う。

*********

俺は、見た目が童顔ということもあるが、
他人に実年齢よりも若く見られる。
決して、29歳には見られない。
せいぜい、27歳くらいにしか見られない。
20代前半は逆に、
25歳くらいにいつも見られていたのに。

*********

素直さ、正直さ、
だけを武器にする年齢は、もう終わった。
30歳にもなって、
ただ自分が感じたままに正直に言葉を発していては、
「若い」「経験が浅い」「深みが無い」
と見られてしまう。
先日の出張中、一緒に回った営業部長に、
「君は意外と教養がないんだね」と言われた。
俺がそれまでの第三者との会話で持ち出す質問の内容に、
「知らないことが多いんだな」と感じたという。
彼の言う教養とは、広く浅い知識。
どんな方面にも、一般常識からもう少し深く掘り下げたくらいまでは、
知っていること。

たまたま、そのとき話題になった内容で、俺の知らないことが出てきて、
それを素直に、話の腰をさえぎって、
「すいません、○○って何ですか?」
と聞くことは、時に、相手に、「そんなことも知らないのか」と思わせる。

俺はこれまで、素直に知らないことは「それって何ですか」
と聞く姿勢を通してきたが、
それも、そろそろ止めたほうが良いことを、
先日、その営業部長の言葉を妻に言ったときに、
話した。
知ったかぶりを余りするのも良くないが、
ある程度のことまでは話をあわせておいて、後で自分で調べるのも必要。
一番悔しいことは、100のジャンルがあったときに、
たとえ80のジャンルに関してはかなり深い知識を持ち合わせていても、
残り20のジャンルの話になったときに、一つも知らないようでは、
それだけで、「何だお前は、そんなことも知らないとは、
きっと、他の80も知らないんだろう」と思われること。
それが、相手に、会話の中でなめられると、
そう、その営業部長は注意をしてくれた。

男は、良い父親であると同時に、
できるビジネスマンであるべきだ、と。
そして、できるビジネスマンは、
経験、教養を持ち合わせることだと。

使う英語に関しても、注意をされた。
俺は、会話の中に”you know”を多用しすぎる、と。
それを言われるまで全く意識をしたことがなかったが、
確かに、その後自分が英語を話す際に、
何か言葉に詰まったり、考えるときに、
You knowをやけに連発することに気付いた。
彼曰く、you knowは、黒人が”You know what I’m saying?”のノリで使うように、
教養レベルの低い人間の使う言い回しだと。
よって、それよりは、
“I mean”や”well”を使ったほうが良い、と。

そのように、
「教養がない」
と会話の中で見られると、相手になめられるぞ、と。
しかし、こういうのも、
あなたに、できるビジネスマンになって欲しいから言うんだと。
きちんとした名の通るビジネスマンになれば、
他の会社から引き抜きもかかるし、
年収数千万もかなう、と。

彼は、その日、
出張で最後に一緒となる夜に、
俺にチーズバーガーとワインをおごってくれ、
その話をしてくれて、
しかし最後に、「ごちゃごちゃ言ってすみませんでした」
と言葉をつけ添えてくださった。
自分も若いころは、上司によく食事に誘われたけど、
やっぱりこうして若いものと一緒に食事に行くと、
ついつい色々言っちゃうんだ、と。
そして、自分は当時、そいう飯はまずかったから、
自分は若いやつに同じことはしたくない、と。
でも、今日こうして言っちゃったね、と。

俺は浅はかにも、そうやってその部長に言われて、
自分が「教養が無い」と言われたこと、
そして、自分の英語に関して指摘されたこと(考えてみたらこれまで、自分の英語に関して誰かに指摘されたことはほぼ無かった)に関して、
腹が立っていたので、その部長に感謝というよりは、
「ちきしょう」という悔しさしかなかった。
(案の定、いつもどおり、その悔しさは数日続いた。
それから5日くらいたって、久しぶりに妻に会い、
そのことを話して、
そこで妻に、「あなたはその部長に感謝しなきゃだめだよ。
その人は、そうやって言ってくれることで、
あなたに、もっと出来る人になってほしいと思ってくれているんだから」
といわれ、そこで初めて、
その部長の言動のありがたさを知った。

*****

上に書いたことは、最近自分におきたこと。
そして、自分が今感じていること。

人は、相手の忠告を素直に受け入れられなくなると、
そこから成長はしないと思う。

同時に、「素直さ」と「バカ正直さ」は違う。
自分を成長させるために素直さをいつまでも持ち合わすことは大事だが、
その「素直さ」を、バカ正直にいつでも出して、
尻尾を振った犬の様にいつも振舞っていると、
相手に確実になめられる。

男は、ある程度の年齢になったとき、
自分の顔に責任を持てという。

いつまでも、成長し続けたい。
自分が納得いくまで、成長を止めたくない。

結局は、自分が納得の行く人間になるまで、
自分をレベルアップさせることの願望が強く、

そして、先日妻に言われたように、
俺は、究極的な、「負けず嫌い」なんだと思う。
相手になめられなくない、という。

結局は、小学校のころに、
いつも、「○○君はすごいね。なんでもできて」
と言われた、優等生的な状態、
ちやほやされた状態に、いたいんだろうな。
結局、末っ子ということか。

******

以上、まとまらない自己回想。

2013/07/21 19:48


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海外出張 

July 16, 2013

2013/07/16 7:58-

今、羽田空港から自宅への電車の中。
やっと日本につきました。

シカゴの空港を13時半に出て、
15:45の飛行に乗り、8時間飛ぶ。

その後、フランクフルト空港で5時間近く待つ。
6:20ごろ飛行機が着いて、12:00発まで待つ。
ビジネスクラスのラウンジでシャワーを浴びて、仮眠室で寝たら、
なかなか寝付けなかったんだけど、アラームが鳴って、
ふっと気を抜いて、はっと気付いたら、
登場時間の1分前だった。

急いでカウンターへ行った。あぶなかった。

****

そこから、12時間のフライト。
飛行機の中では、
シカゴ→フランクフルトで、”Admission” Tina Feyの主演のコメディドラマ、
それと、”GI Joe Retaliation”を見る。

フランクフルト→羽田は、Matt Damonの”Promised land”と、
“Safe Heaven”を見た。
前者は、舞台がアメリカの田舎(農場)。
後者も、この前行ったNorth Calorinaだったので、
なんだか親近感が沸いた。

やっぱり、ああいうアメリカの田舎を舞台にした映画は、
そういうところに行ったことがあると、より現実感が沸いて面白いですね。

*****

日本についてまず感じること。

空港がすごく綺麗。
フロアにごみ一つ落ちていない。

暑い。
湿度の高さもあるけど、
それ以上に、建物内に必要以上にエアコンをかけない。
アメリカは、凍えるくらいにエアコンをガンガンかけるから、
それもどうかと思うけど、
日本のように、根拠の無い冷房設定28℃を遵守しているのもどうかと思う。

静か。
電車の中は、通勤時間で人がものすごいいるのに、
すごく静か。
もう慣れてきたけど、
最初の数分は、目をつぶると、
「あれ?この列車の中には俺を含めて3人くらいしかいなかったっけ?」
という感じになる。
それくらい、アメリカはうるさい。
日本は、みんなひそひそ声で話す。

電車の仕組みが複雑で、
方向を示す案内の文字が小さい+複雑すぎて、
全然分からない。
日本人の俺でも、
どの国よりも複雑に感じる。
スーツケースをもって困っている外国人が4人くらいいたので、
“Do you need a help?”と聞くと、
みんな”Yes, actually I do!”と言って聞いてきた。
教えてあげると、すごく感謝された。

あとは、
列車から見える外の景色が、
建物がすごく込み入って建っている。
数日前はシカゴのダウンタウンに行く途中で見た景色を、
「建物が込み入っていた」と書いたけど、
そんなの比にならない。

電車のつり革広告の文字が小さい。
文字が複雑。
漢字が読めないと普通に読めない難解なポスターが多い。
それだけ、日本人の識字率と教育が行き届いてる証拠だと思う。
海外(今回行ったアメリカ、カナダとフランクフルト)は、
どこも、最小限の文字の数で、
なるべく大きく広告を書く。

もう一つ。
つり革広告の英語塾の書いてある宣伝フレーズのレベルが低い。
「英語を、習い始めた。
 商談が、進みだした。」
なんて書いてある。
英語をちょっと習って商談が進むくらいなら、
どれだけレベルの低い商談だと思う。
もしくは、いまどき、そんなに英語が話せなくても、
その会社に英語が自分よりできる人間(上司や先輩)はいるだろうし、
その自分の仕事で話す英語を使う商談のある仕事なら・・・・
と、その広告フレーズの甘さに目が行く。
(別に、英語が話せないことを否定しているわけじゃない。
ただ、少し学びだしただけで商談が進む、というシチュエーションは、
そんなに今の企業ではないんじゃないか、と。)

*****

なんか、急に批判を書いて、いやですが、
それは置いておいて、
日本は、やっぱり自分が生まれた国なので、
落ち着くなあ、と思う。

妻とも、3週間ぶりにやっと会える。

2013/07/16  8:14




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海外出張 

July 14, 2013

2013/07/14  0:12am-

もう遅いので簡単に。

今日は休み。
シカゴのダウンタウンに行って来た。
11時前に部屋を出て、ホテルのシャトルバスで近くのBlue Lineの電車の駅(Rosemont)まで。
そこから、大体30分電車に乗ると、
今日の目的地、The Art Institute of Chicagoのある最寄り駅のMonroeに着く。

最初は、チケットの買い方が分からなかった。
(前回、メリーランド州からワシントンDCに行く際にも、やっぱりメトロのやり方がわからなかった。)

今回も前回と同様、隣にいた切符を買っている人に聞く。

大体、駅員に聞くよりも、
一般人に聞いたほうが、みんな親切に教えてくれる。
今回は、黒人のカップルに聞いたら、女の子が丁寧に教えてくれた。

片道は2.25ドルなんだけど、最初に買ったときに2ドルしか入れてなくて、
ゲートを通れず、もう一回1ドル足して、それからゲートをくぐろうとしたら、
なぜかそのとき、駅員が、車イスの乗客を通す為に、
ゲートを大きく開けていたんだけど、
そのまま、「ほらほら、お前らもいいぞ」という感じで、
その場にいた関係のないおれたち数人も一緒に入れてくれた。

俺が、「え?カードを通さなくていいの?」と聞いたら、
「いいから、ほら入った入った」という感じで流されたので、
「ああ、きっと向こうに着いたらまたカードを通すから、そこで引かれるのか」と思っていたら、
結局、目的地に着いたら、そこではゲートをただ押してくぐるだけだったので、
実質、片道無料で乗れた。ラッキー。
ああいう、よく分からない駅員のいい加減さがいいですね。
そのときの気分で、関係ない乗客何人かを無料で乗せるという。

*****

電車から見える景色は、なかなか面白かった。
最初は、高速道路の脇を列車が一緒に走っていたが、
次第に町の中に入ると、
いかにもシカゴという感じの町の中を走っていった。
土地がないので、みんな、2階建てから3階建てくらいの狭い家に住んでいる。

俺は、2005年の夏に、アメリカ一周旅行をした際に、
たまたまNYで出会ったデイヴの息子のサムの家に泊まりにいったとき、
そのルームメイトの弟が、シカゴにいるというので、
シカゴに朝着いたときに、いきなりその弟の番号にかけてみたら、
それから20分くらいで、その弟と、友達のジャイアンみたいな
ギャングスターもどきの二人組みが車で迎えに来てくれて、
それから、確か2泊か3泊お世話になった。

そのとき、その弟(名前なんだっけ)に、
自転車を借りて、片手でリンゴを食べながら、
シカゴの町を疾走したわけだけど、
(そのとき、ウィッカーパークの映画の舞台になった場所も通った)
そのときの町の様子を覚えていたので、
「ああ、あの時と同じような町の感じだ」
と今日思い出して、すごく懐かしい感じがした。

あのときに、実際に俺が泊まらせてもらった彼の家や、
夜に車で行った、やつらの仲間の家(その黒人の仲間は音楽家で、家にあったパソコンのセットで、音楽を作曲していた)や、
その後に行った、50人くらいが集まっていた、
あのパーティーをやっていた家は、どこにあったんだろうと、
(そのパーティーでは、みんな即興でラップを一人2分くらい歌って競うというゲームをやっていた。俺もも薦められたけど、できるわけないので断った)
そういうことを思い出すと、
あの記憶が、はるか遠いことに思えて、
不思議な感じがした。
俺はかつて、そういう経験をこの町でしたんだな、と。

*****

その後、電車が駅につき、
歩いて、ちょっと腹ごしらえのために、
またサブウェイでBLTフットロングを5ドルで頼んだ後、
歩いて、目的地のThe Art Institute of Chicagoに入った。

建物の外には、チケットを買う列ができていた。

今まで、アメリカで行ったことのある美術館で、
入るのに並んだことなんてなかったので、
ビックリした。

入場料は、なんと大人23ドル!!高い!!
ワシントンDCなんて無料だったし、
取られてもせいぜい10ドル前後が普通だから、
ここの入場料は特別に高いと思う。


中に入って、まずはいつもどおり、
一枚の絵を余り見入らずに、さっさと歩いて、全体像を把握する為に
館内を回った。
しかしそのはずが、そうやって余り一枚の絵にパワーを費やさずに回っているのに、
余りにも中が広いので、
結局、全部見終わったのは、4時間後の4時半くらいだった。
(入ったのは12時半ころ。)

最後の方は、見ていない建物を見つけると、
「げええ」という感じで、まだあんの?という感じで、
最小限の足幅と動線を意識して回った。

まあ、そんなことをするなら、
一部はまた次回に回せばいいんですが、
俺はやっぱり、どうしても、
そのときに全部味わってしまおうとしてしまうんですね。
こうして、ヨーロッパ旅行のときも、
美術館をとにかく毎日回りすぎて、
ルネサンス美術が嫌いになったという。

*****

しかし、なかなか素晴らしいコレクションでした。
特に印象派のコレクションがすごくて、
モネ、マネ、
ルノワールなどは、
絶対にこれだけの数を一度に見ることは日本ではできないだろう、
というくらいの作品数が揃っていた。

それ以外にも、
ゴッホ、
ゴーギャン、
モジリアーニなども結構あった。

ピカソも沢山あって、
後は、俺の好きなダリとマグリットなどの作品もいくつかあったので、
期待していなかったから嬉しかった。
やっぱり俺は、ダリとかマグリットの描きだす世界観が好きですね。
あの、ちょっと不思議な感じというか、
子供のころに夢でみたような世界の感じが、どうも惹かれる。
小説でいうと、村上さんの描き出す世界に似ていると思う。


個人的には、マネは絵のタッチと色のタッチが好きだけど、
モネは好きではないので、
今日はたくさん見れたけど、
「へーえ、これだけ、教科書に載っているやつが一度に見れるなんてすごいな」という感じだったけど、余り嬉しくはなかった。

あと、一番感動したのはやっぱり、
スーラの「グランド・ジャット島の日曜日の午後」ですね。

400px-A_Sunday_on_La_Grande_Jatte,_Georges_Seurat,_1884


これを、初めて19歳のとき、アートヒストリーのクラスで習ったときは、
「これのどこがすごいの?」という感じだったけど、
先生(Sean Kenny)が、
「これは、全部点で描かれていて、ものすごい大きさなんだ。実際に見るとぶったまげるぜ」と言っていたので、
ほお、と思って気になっていた。

で、それからちょうど10年後の今日、
こうして本物を見れました。

これは、マジですごかった。
近づいてみると、色々な色が、ちりばめられているんだけど、
遠くから見ると、一色の色になる。

スーラは、どうやって、どこに何の色を打つのか決めるのか?
とインタビュアーに聞かれたときに、
「理屈ではなく、僕には、どこに何の色を置くかが分かるんだ」
と答えていたんだけれど、
これは、神業だなと思った。

そして不思議なのは、
実際、この世の中のものは、一つの色に見えても、
実際は色々な色が混じっているように、
こうして作られたこの絵も、
遠くから見ると、その絵が作り出すその立体感というか、
質感というか、
温かさは、
一色で塗られた絵よりも、より本物に近いというか、
浮き上がってみえるというか、
ぼんやりと、丸みをおびて膨らんで見えるというか、
これは、不思議な体験だった。

いわば、平面(2D)の上に、
2Dのドットを打っただけなのに、
それを遠くから見ると、
なんと、3Dになるという、
そんな、すさまじい技術のようだった。

こればっかりは、プリントの絵を見ても絶対分かりませんね。
本物を見ないと、そのよさは絶対に感じられないと思います。

なので、今日はじっくり見れて良かった。

*****

4時間後、完全に頭も体も消耗しきった俺は、
歩いて、シカゴスタイルのピザを食べに。

美術館の入り口にいた受付の黒人のあんちゃんに、
「シカゴスタイルのピザでおいしいところは?」と聞くと、
「Giordano'sがいいぜ」と教えてくれた。
聞き返すと、
「ジオディーノだ。ジオのGが、でかく看板で出てるから、絶対分かるぜ。
絶対気に入ると思うよ。これで決まりだぜ」と言われたので、
じゃあと、歩いて言ってみた。

時間は、4時45分くらい。
まだ早いけど、もう腹も減ったし、
中には並んでいる人がいたけど、「一人で」というと、
バーでいい?と聞かれてYESというと、
バーにすぐ通してくれた。
俺は普段、レストランに一人で行ったことはなかったけど、
一人で行くと、いくら混んでいても、
こうやってすぐに通してくれたりするところが良いんだろうなと、
今日気付いた。

そこで、とりあえずサラダを一番小さいのを頼んで、
(といっても、超でかかった。おいしかった)
その後、30分くらいして、超でかいピザが出てきた。
(スモールを頼んだのに、完全にラージだった。
俺はバーにいたから、後ろからいろんな客が、
まだテーブルに案内される前に、アルコールだけ買いにくるんだけど、
そこで、「それ、何サイズ?」と3回くらい聞かれて、
「スモールだよ」というと、みんな、
「Oh man!」とぶったまげていた。
アメリカ人の白人で体のデカイ3人組が、
「じゃあ、俺たちは3人でスモールでいいな」なんて言ってるから、
意外と気が小さいんだな、という感じだった。

結局、中にトッピングを、シーズニングが聞いたミートボールを入れて頼んだピザを、
ふた切れだけ食べて、もう腹いっぱい。
とにかく、あのチーズの量はやばいっすよ。
一枚のピザに、どれだけのチーズを使っているんだ、という感じです。
あれは、完全に太るね。
5時に食べ終わったのに、1時前の今でも、まだ腹がいっぱいだからね。

*****

結局、6切れ中2切れだけ食べて、4切れは持って帰ってきた。
隣に途中から座った一人の男の客も、俺のピザを見て、
何か聞きたそうにしてたから、
「これはスモールで、1トッピングで、ミートボールだぜ」と伝えると、
「ああ、ちょうど知りたがってんだ。ありがとう」と言われて、
そいつも、スモールのミートボールとサラミを頼んでいた。

6時前に店を出るときには、段々と店も騒がしくなってきていて、
支払いをして店を出るときに入り口を通ってビックリした。
もう、凄い数の客が中で待っている。

そして、外に出て更にビックリした。

外には、少なくとも30人くらいが、色々なところに座って待っている。

しかも、中に入ってからも、
さっき横に座った男も頼んだ際に、「45分できるまでかかります」とバーテンダーに言われてたから、きっと俺は、混む前に入れて、ピザもすぐに出てきて、ラッキーだったんだね。

*****

その後、ちょっと休んでから、
歩いて、せっかくだからミシガン湖を見て帰るか、
と、歩いていくと、
何やら、黒人が向こうの公園に、めちゃくちゃ集まっていた。
さっき、美術館を出たときに、ちょっとそっちを歩いた際にも、
やけに黒人ばかりが歩いて、その公園の方に向かっていくので、
何だろうと思っていたんだけど、
(そのときは4時半ころ)
今歩いている6時半ころも、すごい数の人が向かっていく。

人ごみは嫌いなので、しばらく上から眺めていたけど、
ちょっと、何がやっているかだけ確かめに行くか、と下に降りたら、
ポスターが張ってあって、見たら、Jill Scottという女性歌手が
コンサートをやるということだった。
しかも、普通の席はSOLD OUTだけど、
芝無で見るには無料だぜ、と。

じゃあ、と言ってみると、
ものすごい人の数。そして95%は完全に黒人。
余りにも、周りに黒人しかいないので、
ちょっと大丈夫かいと思ったけど、
ポリスもいるし、治安は大丈夫だろうと、
その中へ入っていった。

そして、少しすると、
「会場のみんな、元気かい?」の声とともに、
Jill Scottが出てきて、めっちゃ上手く歌っていた。
俺は全然知らなかったんだけど、
後で妻に言われたけど、SoulのQueenらしいですね。
道理で、ものすごくうまかったはずだ。



黒人は、ベビーカーから、白髪の入ったドレッドのおばあちゃんまで、
家族連れでみんな来ていたけど、
一番ノッていたのは、50代以上のおばちゃんたちだった。
脂肪がものすごくついた二の腕の肉をぶんぶん振りまわして、
「キェイ!!」という声とともに、
目をつぶって、手をグルグル振り回して、
すごく嬉しそうにミュージックにのっていた。

あれを見て、
「ああ、きっと日本では、演歌なんだろうな」
と思った。

観客は、でも見事に、
本当に黒人しかいなかった。
たまーに、白人やヒスパニックを見かけたけど、
アジア人はほぼ皆無。
日本人は独りもいなかった。
シカゴって、日本人は少ないんでしょうか。
NYも少なかったけどね。
そう考えると、やっぱり東海岸って、まだアジア人が少ないなと思う。
カリフォルニアなんて、アジア人だらけだからね。

******

俺の好きなMaxi Priest(マキシプリースト)の名前も出てたけど、
よく調べると、Jill Scottの前に、5時半からやったらしかった。
つまり、俺がピザを食べてたころですね。
残念。



*****

そんなわけで、Jill Scottを3曲楽しんだ後は、
歩いて、ステーションへ。
そして、また30分乗って、
やっと、9時前にホテルに着きました。

*****

最後にもう一つ。

カリフォルニアに住むLiに、久々に電話したら、
息子のEthanも順調に育って、元気にやってるみたい。
奥さんのJenniferとも話したけど、すごく幸せそうだった。

Liは、2ヶ月前に新しい仕事に移ったそうだけど、
その内容を聞いてビックリした。
なんと、今の俺と同じ業界で働いていた。

うちは、製造会社だけど、
彼は、要するに商社ね。

話をこんつめてしていくと、
どうやら、彼の会社と俺の会社でビジネスを組めそうな可能性があることに気付く。

うまく行けば、次回のアメリカ出張、
11月には、彼の会社を訪問できるかもしれない。
そうすれば、東海岸だけではなく、西海岸にも行ける。
お互いに、”Let’s make this happen”といいながら、
電話を切りました。

****

以上。
ものすごく長くなりました。

2013/07/14 1:09am






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行ったところReview | My Work-仕事

July 12, 2013

2013/07/12  23:00-

さあ、あとアメリカ出張も数日となりました。
今日は金曜日ですが、明日は休み。
シカゴダウンタウンを見てくる予定です。

その後、月曜日の午後にシカゴのO’Hare空港を出て、
日本時間の火曜の朝に羽田に着きます。
しかし、その後、水〜金まで出社した後、
また日曜日から、今度はインドに1週間出張です。

行く前までは、結構楽しみにしていたけど、
さすがに、もう疲れてきました。

そして、インドの後は、約一週間後にブラジル出張が一週間・・・
体を壊さないように気をつけます。

*****

今日は、朝はある機関と30分のTel-conを行い、
後は午後は2時間くらい昼寝して(大分疲れていた)、
6時過ぎから、数日前に出張に途中参加された研究開発部の方と一緒に、
ホテルの前のシーフード専門のレストランへ食事に行ってきました。

それにしても、アメリカは物価が上がりました。
彼ともレストランを出てから、ホテルの前で、
8時半から9時半くらいまで約50分ほど、
アメリカの物価の上昇の話から、
二酸化炭素と地球温暖化には関係性が実はないことなど、
そんなことを色々と話していましたが、
現在、アメリカはずいぶんとインフレにあると思います。

日本はデフレで、微妙に物価が上がっているとはいえ
(食料の値段は同じでも、内容量が減ったりしている)
アメリカのそれとは費になりません。

その方は、以前アメリカに13年いらしたらしく、
ボストンとワシントンDCにいらしたのですが、
その頃は、よくスコッチなどのハードリッカーを呑んでいたそうなので、
お酒の物価が大体頭に入っているそうです。
そんな中、昨日リカーショップに入ったら、
特にウイスキーが値上がりしているのに驚いたとか。
10年前と比べて、1.5倍ほどになったそうです。

自分は、お酒は呑みませんが、
映画が好きでよく見に行くので、
映画の値段が一つの基準です。

11年前、自分が留学した年の2002年は、
映画は大人が6.5ドルから7ドルだった気がしますが、
2005年ころにかけて、段々とあがってきて、
高いところでは、8ドルから9ドルくらいだった気がします。
それでも「たけえなあ」と思っていましたが、
この前、こっちに来て初めて見に行った「The Heat」を見たNYの映画館は、
10ドルちょうどでした。

「たかいなあ」と思いながら、
その後、メリーランド州で「This is the End」を見たときは、
なんと、11.5ドルでした。
今は1ドルが大体100円としても、これでは1150円です。
日本でレイトショーを見るのと全然変わらないじゃないかと、
大分ショックです。

今日も、本当は今日から公開の「Grown Up 2」(俺の好きなアダム・サンドラー主演)が公開しているので、見に行こうかと思いましたが、
近くにある映画館の値段を調べたら、やっぱり11.5ドル。
1150円出してみるような映画かな、と、ちょっと躊躇してしまいます。

7ドルくらいなら、もっと気楽にいけるのにね。
本当に、アメリカの良いところは、映画が安いくらいだったのに、
それも駄目になったなんて、どうしたらいいんでしょうか。

*****

ちなみに、今日、シカゴのダウンタウンには、Bon Joviがライブに来ています。
さっき夕方のニュースを見ていたら、
「Bon Jovi is in the town」と言っていて、それで気付きました。
結構なんだかんだいって、彼らって人気があるね。


ちなみに、その開発のYさんと話をしていたんだけど、
こうやって、アメリカの物価が上がっているのも、
そのモノの値段自体があがっているのではなくて、
結局は、裏でつり上げたり、市場操作しているのが大きいんだろうね、と。

ガスプライス(ガソリンの値段)も、今はアメリカでの平均値はガロン3.5ドルくらいらしいですが、
2002年くらいまでは、ガロン1ドルに満たないくらいでした。
それが、俺が運転しだした2004年ころから、2ドルを越したくらいになってきて、
どんどん上がり、
俺がアメリカを去る2008年春には、高いところはガロン4.5ドルに達していました。

原油価格(Crude Oil)が、1バレルあたり、2005年ごろは、40ドル台だったのが、
今では、100ドルを超えています。

しかしこれも、原油がなくなってきている、というよりは、
エタノールなどのバイオ燃料の需要を上げることで、
コーンなどの穀物の値段を吊り上げて、
そうすると、アメリカは穀物を大量に輸出しているわけで、
一般市民はガソリン代が上がってひいひい言うものの、
アメリカ全体で考えると、ガソリン代を上げて、その代わりにバイオ燃料の需要を上げて穀物の値段を吊り上げた方が、アメリカとしては儲かる、ということで、
これらも行われているわけです。

そして、二酸化炭素の問題にしてもそう。
地球が温暖化しているかどうかは置いておいても、
それが、二酸化炭素のせいで無いことは、色々なデータを調べれば分かる。
しかし、地球温暖化を正当化する際に、
その理由付けとして、いくつか考えられる理由の中で一番そのとき妥当であった「二酸化炭素の排出量の増加」というものを理由にして、
今はそれがまかり通っている。

Yさんは元々、光合成をテーマに大学で学んでいらしたので、
植物や生物についてもかなり詳しいのですが(今は博士号を持っている)、
実際、植物にとっては、今の地球には二酸化炭素の量は少ないそうです。
むしろ、植物は二酸化炭素を取り入れて、それを原油として蓄えていくわけで、
そして、今は二酸化炭素の量が少なくなってきているから、
少ない二酸化炭素でもやっていけるように進化したC4植物(その代表がコーン=トウモロコシ)などがある。
しかし、植物全体にとっては、二酸化炭素がもっと増えた方が良い。

日本を含めた、世界の半分ほどの数の国は、
京都プロトコルで二酸化炭素排出量の減少にサインをして、
何年までに何%カットするとやっているわけですが、
それも、二酸化炭素排出量の売買権が絡んできて、
結局は、それがビジネスになるからこそ、
金融機関が裏で動き、それらの取り決めをした。

日本の25倍の土地があるアメリカは、京都には参加せず、
今でも、冷房を必要以上にかけまくっています。
いくら日本で、「冷房は28℃設定」とやっていても、それで職場が暑すぎるなどの理由から、企業全体の仕事の効率が落ちたら、意味が無い。
そもそも、「28℃設定」の根拠もなく、
もともと、誰かがたまたま「28℃」と言ったのが、きっかけになったに過ぎない。
(そして、仮に現在京都プロトコルにサインをした国が全て目標を達成しても、それは、地球の気温の上昇を食い止めることにはほぼならない。)

結局は、金融社会の天辺を支配する少数の白人社会が裏でこの世界を牛耳っていて、
全ては、「エコロジー」といいながら、結局は、「エコノミー」のために、
全ては回っているということ。
そして、その「エコノミー=ビジネス」のために、
今は、「エコロジー」というのを題目にして、
人々の購入意欲をそそっている、ということ。
新しく購買意欲を促して、人々がお金を使うことで、
世の中のお金回りを良くするために、それをしている、と言うなら良いが、
「全ては地球環境のために」などの理由をつけながら、
本当の目的は、購買意欲を促すこと。
その手法が、いかんだろうと、そういう結論に達しました。

今から数年後〜数十年後には必ず、
「2010年代前後というのは、二酸化炭素が地球温暖化を促すという理論のもとに、誰もが二酸化炭素排出量を減らそうとしていたんだよ。そして、それを理由に一般市民が、マスコミや企業に踊らされていた時代があったんだ」
と言われる日が必ずくるわけで。

********

ということなどを、食後、
気温と風の吹き加減がちょうどいい、ホテルの前で、
立ちながら話をしていました。

空港の近くなので、数分に一回は頭上を飛行機が飛び、
あとは、シャトルバスがホテルの前にとまったり、
車が前につけてきたり、
後は、アメリカ人がでかい声で話をしていて、
とにかく騒々しかった。
(思うけど、アメリカというのは、日本に比べて、格段に全ての音がでかいと思う。
人の話し声なんて、ものすごくでかい。
でも、恐らく、日本が静か過ぎるんだと思う。他国に比べて。)

*****

こういうことを書くと、色んな方向から、批判の意見が飛んできそうですね。

2013/07/12  23:33



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July 11, 2013

2013/07/10 23:15-

さあ、今日はインディアナポリスです。
今朝は5時おきで、8時半くらいの飛行機で、
ワシントンDCのレーガンナショナルエアポートから、
ここ、インディアナポリスへ飛んできました。
その後、ホテルへ移動し、
20分後の11時半にうちが取引をしているアメリカの商社とホテルで会い、
そこからインディアナポリスの顧客先へ移動しました。
12時半に着き、
そこから5時まで、簡単なランチを含めてのMTGです。

相手は、世界でも有名な大手製薬会社ですが、
本社はここにあります。
中はめちゃくちゃ広く、
今日自分たちが行ったのは、この町にあるキャンパスの中の一つだそうです。
(たしか、全部で3つキャンパスがあるとか?)

中に入ってその広さにたまげました。
まるで、大学のようでした。
銀行はあるし、プール台(ビリヤード)はあるし、
フィットネスはあるし、カフェテリアはもちろんあるし、
完全に大学でした。

そして、相手はとても皆フレンドリーで、
「良い雰囲気だなあ」と強く感じました。
相手側のリーダーは、今まであってきた中で一番好感が持てる人でした。
俺もこんな人になりたいなと思える人でした。

5時に終わった後は、いったんホテルに戻り、
5時45分に再度ホテルロビーで待ち合わせ、
ダウンタウンへ車で出て、
そこで、待ち合わせのモロッコ料理の店の向かい側のバーでいっぱいやり、
そこから6時半にモロッコ料理屋へ集合し、
9時前まで食べました。
自分たちを入れて、全部で8人。
とても楽しい席でした。


ちなみに、生まれて初めてのモロッコ料理はなかなかおいしかったですが、
ボリュームがありすぎ。
ラム肉のハニー和えを食べましたが、
もう、お腹がはちきれそうです。
これは思いっきり筋トレと運動をしないと、
マジで腰周りが太るね。
でも、アメリカの料理はプロテインを取りまくるので、
筋トレをすると一気に筋肉へと変わります。


ということで、
帰ってきて、9時から11時前までメールチェックを行い、
もうヘロヘロです。
明日はまた5時に起きて、今度は8時20分の便でシカゴへ飛びます。
明日も午前と午後に2社と会うので、
ちょっと辛いですが、
明日を乗り越えたら、その後は楽なので、体調を崩さないようにがんばります。

以上。

2013/07/10 23:23



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July 09, 2013

This_Is_the_End_Poster

さあ、先日さやかさんに薦めてもらった”This is the End” 観てきました!!
最高に面白かった!!

すべての俳優が、実名で登場しています。
そして、もう本当に最高です。
これは観るしかありません。


※ネタばれがあるのでこれから見たい人は読まないでね


This-Is-The-End-Rogen-Franco-Hilcbl


劇場は笑いの渦につつまれていました。
一番最後は、天国にみんな行くわけですが、
そこで、「Make your wish, buddy!」と言われたJay Baruchelが思い浮かべて出てきたのは、
Backstreet Boys。そして5人が"Everybody (Backstreet's Back)"を歌いながら踊るのを観て、会場からは拍手が沸き起こりました。
あれは、今は既に古くなったBackstreet Boysに対する皮肉なのでしょうか。
(ちなみに、先日妻と話していたときに、
やっぱりBackstreet Boysは本当に歌がうまいから、あそこまで世界で成功したんだねと言っていました)

Seth Rogenも良い味を出していたし、
Jonah Hillもとても良かった。
(Jonah Hillは何回見ても友達のノアみたいで、噴出してしまう。雰囲気や体型も似ているし、声や話し方もそっくり。)

映画の最初の方、James Francoの家でのパーティーのシーンでは、
“Superbad”の3人(Christopher Mintz-Plasse、Michael Cera、Jonah Hill)が画面に集まって、
3人であのときのようにやりあっていました。
ああいうところも狙っているんだろうね。
(それにしても、ジェームズフランコは本当に面白い俳優ですね。シリアスな役もできるし、かっこいい役もできるけど、何より彼はこういうコメディを演じられるのがいいと思う。そして、人間的な賢さがにじみ出ているよね。コメディをやって、その上で、あれだけ人の魅力が出ているというのは、相当に賢くてかっこよい人なんだと思います。道理で妻が大好きなはずです。)


*****

本当にくだらないけれど、まさにカリフォルニア・ハリウッドの今の旬を映し出しているようで、そして、中にたくさんの皮肉がちりばめられていて、本当に面白かった。
(家に閉じこもってみんなで映画の続編をかんたんなフィルムで撮ってみるシーンがあるけれど、「今のハリウッド映画はこんな風にどれも手法が決まっていて簡単に撮れるんだよ」と皮肉っているようだった。

ジェームズフランコとDanny McBrideの家の中での言い合いのシーンでは、みんな爆笑でした。
内容は思いっきりR指定ですが。

*****

さて、日本ではどのように公開されるのでしょうか。
たぶんされないでDVDスルーされるのかな。

2013/07/08  22:15

this-is-the-end_01


PS.最初、空港でJay Baruchelをセス・ローガンがピックアップするところで、
パパラッチみたいな男がビデオ撮影をしながら、
「Hey man, you’ve been acting totally the same guy in all of your films!」みたいなことを言っていた。ああいう皮肉がいいよね。

あと、ハリーポッターのエマ・ワトソンがすごくかわいかった。
彼女が斧を振り回して、みんなの食料を持っていったあと、
Danny McBrideがビデオ撮影で、” Hermione just stole all of our food”.
みんな爆笑していた。


このトレイらーで映画がほぼ全て分かります




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映画 Review 

July 07, 2013

2013/07/07 22:41-

今日はワシントンDCに行ってきた。
今泊まっているホテルはメリーランド。
このホテルから車で10分くらい行ったところにMetroの駅があり(Shady Grove)
そこから30分ほど乗ると、ワシントンDCの真ん中に着く。

Metro Centerで降りて、
その近くのSUBWAYで5ドルでBLTフットロングを食べ(安くていいですね)、
その後歩いて、今日の目的地、
National Garally of Artに行って来た。

ここは、数年前に日本にワシントンナショナルギャラリー展の名で作品がいくつか来ていたけれど、その本拠地。

たぶん、俺は初めて行ったと思うんだけど、
ものすごい数の作品数と、広さで、
3時間近くいたけれど、頭が痛くなって足が疲れた。

もちろん、パリのルーヴル美術館とかに比べたら小さいけれど、
それでも、ものすごい広さです。
そして、建物が良く出来ている。
建築が素晴らしく、建物の中に入って、思わず
「Wow…!! すごいな・・・!!」と声が出てしまった。

そして何より素晴らしいのは、入場料が無料なこと。

今まで行って来た美術館で、作品数の素晴らしさにも関わらず入場料が無料だったのは、
イギリス・ロンドンの美術館と、
LAのGetty Museumくらいだったけれど、
ここも素晴らしかった。

作品は、ボッティチェリに、ダヴィンチに、
ティツィアーノに、デガ、モネ、ピカソ、モジリアーニ、
ゴッホにカンディンスキーと、クラシックから近代まで何でもあった。

そして、あまりこんでいないのがいいですね。
日本でそのワシントンナショナルギャラリー展を見たときは、
少しの作品数で、ものすごく込んでいたけれど、
今日は、たとえゴッホの肖像画の前でも、
ほとんど人はおらず、
貸切みたいな感じでよかった。
(でも、アメリカ人はあまり絵画をAppreciateしている人は少ない気がする。
もちろん、ものすごく詳しい人もいるけれど、
ただの観光で来て、あまり興味なさそうに、ふらふらと見ている人も多い。
でも、このアメリカの国が持っているコレクションの数と、そのGenerosityには感謝です。)

*********

帰りは、16歳高校二年生の夏以来、
13年ぶりに、ホワイトハウスを見てきた。
(前回、2005年21歳の夏に来たときは、
ワシントンDCはあまりにも暑くて、ホワイトハウスをちっとも見に行く気が起きなかった。
確かそのときは、ナショナルミュージアムかどこかで、
3Dの映像を見ただけだった気がする。
ちなみに、今日の気温は、実質の気温が33℃、
体感温度は37℃だったらしい。
もう、太陽の光は日本の日にはならない。
頭が焼けるよう。
そして、空気が本当に熱い。
あれは、帽子を被らずに太陽の光の下を15分歩くと、
体力がどんどん飛んでいってしまうのが分かる。)

前回、16歳のときにここを見たことはあまり覚えていないんだけど、
今回ホワイトハウスを真正面から見てみて、
ああ、ここにバラク・オバマとミシェル・オバマと娘二人が住んでいるのか、
という感じだった。

つい先週末には、「ホワイトハウス・ブレイクダウン」という映画も公開されているので、
せっかくここにいる間に、見てみたいですね。
チャニングテイタムとジェイミーフォックス、として監督はローランドエメリッヒ。

******

前置きはどうでも良いんですが、
何を書こうとしていたかというと、
今朝、NBCで、司会者の男性一人と、
色々な新聞社のコラムニストや評論家、BBCのアンカーなどが集まり、
最近のアメリカについて話し合っていたんだけれど、
それが凄く面白かった。

要するに、この10年間で、
アメリカはかなり変わってしまったということ。
(俺が昨日の日記の最後で触れたことをそのまま話していた。)

きっかけはやはり2001年9月11日のテロ。
それが起きたとき、ここワシントンDC(この番組はDCで撮影されていた)では、
誰もが恐怖を覚え、次に何が起こるかを怖がっていた。
そして、すぐに、当時の大統領であるブッシュは、
イラク戦争に突入することを決めた。

しかし、必ずしも、アメリカ全土が、ここワシントンDCと同じように感じていたわけではなかった、ということ。
ワシントンDCおよびNYでは、攻撃を直接されたからこそ、
誰もが怖がり、そこに位置する大統領も、やはりその中での考えで動いていたが、
アメリカの他の土地では、
そもそも、イラク戦争に突入することに疑問を感じている人も多かったのではないか、と。

BBCのアンカーである女性が面白いことを言っていた。
2001年9月12日の新聞では、
「アメリカは攻撃をしかけた国に反撃をする」と銘打ち、
それが称えられていたが、
その1年後、
2002年9月11日の新聞では、
「Why world don’t like us?」(なぜ私たちは世界に嫌われているのか?)だった、と。

つまり、テロの直後にブッシュが決めた行動は、
それが正しいと思えたものの、
実際には、攻撃をくらったことに対して、
戦争に突入して反撃するしかない、という考えと行動自体に、
世界が反対をしていたのだ、と。

そして、アメリカ人である私たちは、それを疑うことなく、
というよりも、そのときには誰もの心に恐怖しかなかったから、
NYCのワールドトレードセンターの残骸の横で消防士と一緒にメガホンを使ってみんなに話しかけたブッシュの姿は、ヒーローにしか見えなかったものの、
その一年後には、「本当にブッシュの行動は合っていたのか?」と。

(先日の新聞では、
今はオバマと前大統領のジョージ・ブッシュがたまたま同時期にアフリカを訪れているわけだけれど、
ブッシュのことを、「自分の国では評価されていない人間が、ここアフリカでは、非常に評価されている」と書いてあった。その記事を見て、「え?あんなに戦争に入るころには、その決断をしたブッシュをみんなサポートしていたくせに、今となっては、戦争が長引いて全ての不況が起きた理由をブッシュに擦り付けて、彼は悪者になってしまったの?都合がいいなあ」という感じだった。アメリカの新聞が、前大統領を「今は自国では嫌われている人間」と書いてあることにビックリした。)


「We didn’t think. There was just an action.」
(我々は考えるということをする前に、ただ行動を取ってしまった)と。

そして、それをきっかけに、
アメリカ人は、自分の国を走らせている政府を心から「信用」できなくなってしまった。

また、アメリカ人の中には、
やはり常に、「恐怖」という文字が浮かび上がり、
それがトラウマとなり、
それが、誰もの心に巣食うようになってしまった。

その後の、2008年のリーマンショック。
今度は、経済がうまく行かない。
アメリカが仕掛けた仕組みにより、
世界が大恐慌に陥った。

その後も、テロはどんどん続く。

先日は、ボストンで爆弾事件があった。

2005年の8月は、ハリケーンカトリーナがニューオーリーンズを襲ったが、
政府の行動は遅く、沢山の住民が死んだ。

それらの事件が積み重なり、
「アメリカの人民は、アメリカの政府を心から信用できない」
「常に何か危険なことが起きる」
「経済的にも、安全面でも、安心できることはない」
そういった恐怖が、人々の心に巣食った。

それが、10年。

その10年は、非常に大きい。

実際、この番組で発言していた参加者の大半は、
50代から60代の人が多かったが、
それらの人々はみんな、
「もう今は、50年前の古きよきアメリカではない。
もう、あのアメリカは存在しない」と言っていた。

確かに、ほんの20年前のアメリカであれば、
まだ、人々は自信を持ち、アメリカは自分の国に誇りを持っていたのかもしれない。
揺ぎ無い自信と誇りを。

俺が影響された落合信彦は、1960年代にアメリカへ留学したが、
ジョンFケネディが大統領だったころのアメリカは、
誰もが自分たちに揺ぎ無い自信を持ち、
心に余裕があったという。

それも、JFKが殺され、
その後は、次第にその「絶対的な自信」は崩れ去っていったという。

それでも、2000年に入るまでは、
まだ、今よりもまだ、Optimisticだったんじゃないかと思う。

それが、2001年9月11日を境に、
一気に崩れ去っていった。

今のアメリカには、
疑心暗鬼、
疑い、
恐怖、
そういった言葉が、最初に出てくる気がする。

もちろん、ど田舎の平和な町に行けば、
そういうのもあまりなく、今でも幸せにやっていると思うけれど、
やっぱり、大都市に行けば行くほど(これは、別にアメリカじゃなくても、世界中どこでも大都市は他人を疑いギスギスしているけれど)
この、「他人を疑う」という雰囲気は、
やはり、今のアメリカ人の根本に、存在しているような気がする。

*****

2008年の4月以来、
今回5年ぶりにアメリカに来てみて、
物価が大分上がったなあとか、
ずいぶんとインド人やヒスパニックが増えたなあ、とか、
前は日本の携帯の方が大分上を行っていたのに、今ではアメリカ発のiPhoneや、Samsungの製品ばかり見るなあ、とか、
テレビもHDになって、かなり映像が綺麗になったなあ、とか、
もう、日本の製品を持っているからといっても、それが凄いことには全然ならないなあ、とか、
CD屋がもうほとんど無くなったな、とか、

ずいぶんと色々と感じますが、

やはり、アメリカという国が、
だんだんと、疑心暗鬼の雰囲気を強くしているんじゃないか?という俺が感じたことは、
見事に、朝の番組で代弁していたので、
「ああ、やっぱりそう感じるのか」という感じでした。

***********


2013/07/07  23:28




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July 06, 2013

2013/07/06 22:13

今は、Gaithersburg(ゲイザースバーグ)のホテル。
メリーランド州モンゴメリー郡の中心部に位置する都市。

この州は、たぶん初めてきた。
2005年の夏の旅の際に、ワシントンDCも列車で着て降りたけど、
たぶんこの州には降りてはいないと思う。


ホテルは、町の端っこというか、
高速を降りたところのちょっと走ったところにあり、
「いかにも東部のアメリカ」という感じで、
周りは、車で走らないと何にもない。

さっきも、歩いて近くのモールまで行き、
中を見て、
その後、その近くにある小さなコンプレックスにあるTrader Joe’sで5年ぶりに懐かしいなあと喜んで買い物をしてきたけど、
そこまで行くのに、かなり遠かった。

帰り道は、ひたすら歩いたが、
結構早く歩いてるのに、25分くらいかかった。
(今道のりをマップで調べたら、どうやら最短距離でちょうど1マイル=1.6キロだから、たぶん遠回りして歩いてきたから、片道2キロは歩いたと思う。歩きすぎ)

こっちは、本当に土地が広くて、
モールの駐車場も、まるで何かの特別な場所ですか、というくらい、
本当にバカでかい。
バカなんじゃないかと思う。
歩いても歩いても、ぜんぜん着かない。
そして、景色が同じように続き、信号から信号までがかなり長いので、
一瞬見た目は結構近そうに見えつつも、実は、ものすごく遠かったりする。

(今、日本の実家から最寄り駅までを調べたら、距離が2.8キロになっていたけど、
要するに、今日は往復で絶対に4キロは歩いているから、
自宅から駅まで行って、またちょっと歩いたくらいを歩いたわけだからね。
信じられないね)

こっちは、みんな車に乗っている。
だーれも、歩いてなんかいやしない。

思えば、2005年の夏に、アメリカを野宿で一周して回ったなんて。
よくやったなといまさらながら思う。
結構東部は暑いし(西部と違って湿度が高いので汗をかく)、これだけ広いアメリカを、足で歩き回ったなんて、よくやったなと思う。
言ってみれば、日本の25倍近くの面積がある国を、回ったわけで、
そりゃあ、途中で嫌になるよなと思った。
ホテルにも泊まらず、赤の他人に話しかけて、家に泊まらせてもらうなんて、
よくやったよね。
(自画自賛というより、向こう見ずだったなと思う)

*****

過去のことはどうでも良いんですが、
それにしても、アメリカはでかいね。

そして、この町(というか、俺が今日行ってきたモールとコンプレックス)には、
インディアン、ヒスパニックばかりだった。
アジア人も少々見たけど、あまりいない。
白人もそんなにいなかった。
きっと、この周辺が、そういう人種が集まる傾向があるのかもしれないけれど、
こうやってアメリカの色々な場所に足を踏み入れていると、
ずいぶんと、白人だけがいる町というのは少なくて、
インディアンやヒスパニック系が、増えているなと感じる。

モールを歩いていても、見事に、目にする人種が全員違った。

そして、みんな見事に太っている。

ヒスパニック系(要するにメキシカン)、黒人、ネイティブアメリカンは、
太り方が半端ないですね。
そして、もちろん白人も。

俺がこの前4月末にドイツ・フランクフルトの空港と、
フランス、スイスに行った際には、
同じ白人でも、みんな綺麗に痩せていて、
男はシェイプアップしてかっこよく、
女は細くてとても綺麗だった。

生まれて初めて、あれだけ多くの白人が集まっている中で、
誰もがきちんと痩せていて、
「あ、痩せている白人って存在したんだ」と思った。

それくらい、アメリカの人民はひどい。

どこに行っても、ハンバーガー、ピザ、ステーキしか選択肢がないし、
飲み物のチョイスは、8種類あっても、
6種類がコークで、残りは甘味料いりのアイスティーと、甘味料+ソーダ入りのオレンジジュースという。

ばかじゃないかと思う。


アメリカっていう国は、
というか、アメリカ人というのは、
みんな周りが太っているから、
自分のお腹が出てきていることに気付いているようで気付いていないんだろうけれど、
本当に、すごい民族だなと思う。

2013/07/06 22:31


追記;
ちなみに、今朝までモントリオールにいて、
その前は二日間、トロントにいたんだけど、
やっぱり、カナダは人が親切でよかった。
まず、結構みんなフレンドリーで、笑顔がすぐに出る。

思うけど、アメリカ人って、目があったら、一応習慣でにこりとするけれど、
決して目は笑っていない。
そして、固い顔をしている人が多い。

でも、カナダ人は、けっこうみんな、気楽な感じで、
笑顔も自然な人が多かった。

どちらの国も、同じように人種が混ざっているのに、
アメリカでは、人種同士で固まり、
「人種は関係なく仲良くしている」という光景をあまりみない。

でもカナダは、
普通にアジア人と白人の子たちが一緒に遊んでいたり、
黒人だろうが、白人だろうが、ヒスパニックだろうが、パキスタン人だろうが、
まったく関係なくみんな仲良くやっていた。

トロントであったお客さんのパキスタン系カナダ人の女性は、
「こういう文化なのは、
カナダが大変な歴史を乗り越えてきたからこそなのよ」
と言っていたけれど、
本当に、すごいなと思った。

アメリカはもしかしたら、
2001年のテロ以降、
テロ事件が相次ぎ、やはり心のどこかでは、
他の人種を警戒するマインドが働くのかもしれない。
何しろ、みんな心のどこかに、
他人を警戒するバリヤーを張っている気がするから。

**********

以上。





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Thoughts-思ったこと | My Work-仕事
2013/07/03 9:33am

今はNYのNewark空港。
これからトロントへ向かう。

NYCには、結局最初の一晩+6泊で、合計7泊した。
NYを拠点に、NC(Charlotte)、TN(Chatanooga)、NJのオフィスなどを回った。

昨日は、NYCのPenn Clubという場所で、顧客の一人と会った。
ここは、University of Pennsylvaniaの卒業生が使える場所らしく、Annual feeはかかるものの(そして、卒業したての頃は安いが、毎年年齢を重ねるごとに使用料が上がるとの事)、中にはホテルやレストラン、会議室にDeskもあり、何名もの人間がここを使っていた。
この近くには、Stanfordや他の学校の卒業生用のこういった場所があるらしい。
かっこいいなと思った。

*****

昨日会ったその顧客は、上に書いたようにUniversity of Pennsylvania卒業。

・・・と、上まで書いて、今日は2013/07/06 12:14pm. 今はカナダのモントリオールの空港でワシントンDC行きの飛行機を待っている。

上で書こうと思ったのは、その顧客の男性は、今は35歳、父親は彼の今やっている会社の社長であって、既にリタイア済み。彼は元々JPモルガンでトレーダーを数年やっていたが、今は父親の仕事を引き継いでこの会社の社長をやっているということ。

聞くと、リーマンショックの2008年、一気に土地代が下がり、銀行がアメリカ中の土地や家を一度に売っている時に、ユタの方の山奥の土地と家を、元々の70%OFFの値段で買ったらしい。(そして今は値段が元に戻ったとか)
よって、夏休みは家族とそこでいつも過ごすそうな。No Humid、Coolで、とてもすごしやすいと言っていた。

彼の立ち居振る舞いを見ていて感じたのは、典型的なアメリカのエリート白人だな、ということ。
University Of Pennsylvaniaがどれ位のレベルかは知らないけれど、NYCのど真ん中に卒業生専用の場所を作るくらいだから、優秀な大学なんだろうと思う。
そして、一流証券会社でトレーダーを数年やり、今は社長。

今回、東海岸を主に回っているが、やはり、東と西は全然違うなと思った。
西海岸は、やっぱりカリフォルニアに代表されるように、「遊び」というイメージ、要素が大きい。
俺は、Cal State Long Beach卒業だが、「どこの大学?」と聞かれて「ロングビーチ、カリフォルニア」と答えると、「Oh, that’s a nice place!」とは言われるけれど、「Oh, that’s a good school!」とは言われない。
やっぱり、西にずっといると、東のほうは遠いから、あまりそっちでのスタンダードや人々が西をどう考えるかは分からないけれど、東に来ると、
なんとなくだが、東の方が西よりももっと歴史があるし、More Prestigeだぜ、という感じがする。

俺は落合信彦にかなり学生時代に影響されてアメリカに飛び立ったわけだけれど、彼もPensylvaniaのオルブライト大学で、やはり東の学生。
そのままアメリカに残らず、すぐに日本に帰って就職するなら、アメリカのどこの大学を卒業しているかはあまり影響しないけれど(そして、日本の企業の人事担当者は、アメリカの大学のレベルや知名度をほぼ知らない)、こうしてアメリカに残り、企業で働くなり、そこでキャリアアップをしていくとなると、東の大学(もちろんレベルの高い大学であることが前提)に行っている学生のほうが、よりビジネスマインドを持っているし、キャリア志向が強い気がする。
要するに、俺が落合の本を読んでいて感じていた、「アメリカ社会でビジネスをバリバリやっていくエリートアメリカ人」というのは、こういうところに集まり、そこで学び、社会に出て行くだろうな、というのを感じた。

******

大学は、そこで何を学ぶかよりも、
そこでどんな人間と交流を持ち、ネットワークを作るかであるという人もいる。

自分がいくら勉学に励み、上流に入り込みたいと思っても、
自分の属する世界が、そういうレベルの世界ではない場合には、
その中で自分の希望とする道にフォーカスするのは難しい。

しかし、最初から自分の欲する世界に自分を入れてしまえば、
後は、その流れに乗っていけば、うまく行ける、ということがこの世の中では起きる。

海と一緒で、海に入る前に、
どのスポットに入るかをきちんと見極めないと、
たとえ技術があっても、沖に出る前に波に飲まれまくって、体力を消耗してしまう。

しかし、たとえそんなに技術がなくても、
最初から良いスポットを選べば、簡単に沖に出られて、
良い波をつかまえられるもので。

******

俺は、今までの人生で、
例えばそこに二択の選択肢があった場合、
大きいものよりも小さいもの、
上流のものよりも下流のもの、
大衆が好むものよりも少数の人間が好むもの、

そういったものを、選んできたと思う。

メイジャーを選ぶよりは、
マイナーを選んできたと思う。

しかし、やはり、メイジャー、でかいものを選んだほうが、
そこから選べる選択肢は広がり、
仮に、自分がマイナーに最初に足を踏み入れた後に、
「あ、やっぱりメイジャーの道に行きたい」と思っても、
マイナー→メイジャーは、無理な場合が多い。

しかし、メイジャー→マイナーは、簡単に出来る。

*****

俺は、今まで転職を二回行い、
日本の社会では、決して、評価されない道をたどって来た。

アメリカもそれが強いだろうが、
日本も、社会が評するステータス、学歴、
そういったものを評価する傾向が強いと思う。

それは、どこの国でも同じかもしれない。

そして、その国の評価基準、人々の考え方が、
そこの国で過ごす時間が長ければ長いほど、
自分の中には、浸透していく。

俺は、18歳から24歳を、アメリカで過ごして、
その間は、アメリカの考え方が基準となった。
日本の考え方は「遠いもの」となり、
日本の大学生がやるような就職活動はしなかった。
よって、企業面接を受ける際にも、
日本で言えば誰もが知るような企業の名前を、全く知らなかった。
(先週末、NYCで留学一年目の同期の友達と会ったが、その子は今、NYCにある、日本国内の広告を全て牛耳っているような大企業のNY支店で働いていますが、彼女も、学生時代、そこの会社でインターンをはじめる前に面接を受けにいったとき、その企業が何の会社なのか、全く知らなかったという。俺も、その会社がLAの企業フォーラムに来ていたんだけど、ぜんぜん知らなかった。むしろ、ダサい名前だなあなんて思っていた。)

そうやって、日本に帰ってきて、
大企業よりもベンチャーのほうが良い、というアメリカのマインドで働き出して、
じきに、大企業の持つ特権の大きさに気づいていく。

はっきり言って、大企業で働く方が、
福利厚生も、給与も、全て、条件はずっと良い。
(大企業といっても、きちんとした優良企業で、かつ、その業界が儲かっているところ。)

俺も、若いころ(要するに25歳〜27歳くらい)は、ベンチャーのような低給与でもやっていけたけど、
ある程度年を取り、結婚するようになったり、
数年日本社会で働いて、ある程度、仕事の「やりがい」というものだけでは、やっていけないことに気づいたときに、
はっと、「やっぱり、大企業の方がずっと生活しやすいじゃないか」ということに気づいたわけで。

**********

完全な起業マインドを持つ人は、そういう、ベンチャーだからとか大企業だからとかは関係ないんだろうが、
俺は、別に起業をするタイプではない。
やっぱり、ビジネスにも、そんなに興味があるとは思えないし。
それよりは、自分をどのように成長させて、
どれだけ、自分が望む人生に持っていくか、
そのことにしか興味がないような気がする。
(そして、趣味としてアートに触れられていれば良い。)


*****

長くなってきて何を言いたいのか分からなくなってきたけど、
要するに、

・その自分の属する社会が支持する評価基準に自分の人生を合わせていては、そこの社会を飛び出したときに、「あ、自分って、その道を本当に進みたいと思っていたんじゃなく、その道に行くことによって、みんなからすごいねと賞賛されることを求めていたんだ」ということに気づき、虚しくなるということ。

・周りと比べてばかりいると、(自分の価値基準の中で)自分より下と思える人と比べていれば、優越感は得られるかもしれなけれど、そうやって得られる満足感というものは非常に虚しいし、すぐに消えるし、第一、自分の心が貧しくなり、人間として惨めな人間になる。
逆に、上のレベルの人間と比べると、それは上はいくらでもいるもので、給料で比べると、800万よりも1000万、1000万よりも1500万・・・となるし、
アメリカのNYCでの一流エリートたちの価値観で言えば、どこに家を持っているか、世界に何件家を持っているか、家+ジェット機を持っているか、そのジェット機はどれ位のサイズか・・・・と、いくらでもきりが無い(そのことは、NYCで会ったその友達に聞いた。アメリカも日本に負けずどころか、日本以上にステータスに拘る社会だよと。)

**********

よって、自分の人生を、自分が今属する社会の価値観に合わせていては、
結局、それに振り回される人生を送ることになり、
その社会を出たときに、自分の軸がなかったことに気付く、ということ。

人は、周りの目を気にして生きる動物であり、
周りの目を全く気にせずに生きていくには、相当の精神力が必要とされる。

そして、自分の人生は、一度しかない。
歳は毎年必ずとっていく。
「あとでやればいいや」と思っていては、結局気付いたときには、それをできずに終わってしまう。

そして、「まだ若いからいいや」という考えは、
20代前半から、26歳くらいまでで終わってしまうことに、
27歳を迎えたころに、はっと気付く。


10代の頃は、「若い」といわれることに抵抗を覚え、
はやく年をとりたい、
はやく、一人前の大人として扱われたいと思っていたのに、

25歳を過ぎたあたりから、
急に、21歳くらいの子を見て、
「まだ若くていいなあ」と感じている自分がいることに気付くこと。

******


長い回想でした。

2013/07/06 13:00pm @ Montreal Pierre Elliott Airport




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My Work-仕事 | Thoughts-思ったこと
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2013/07/05 18:20-

一昨日の2013/07/03は、ブルーノ・マーズのライブ コンサートに行ってきました!



ちょうど、この北米出張でNYに着いたときに、週末は何かやっていないかなと調べたら、Bruno MarsさんがNYCでライブを土曜日(2013/06/29)にやっていることを発見!

場所はBlooklynで、危なくないかなと調べていたら、日曜日に会うことになった留学時代の仲間で、今はNYにすんでいる子が、「全然あぶなくないよ」と。
むしろ、その子は友達が音楽関係らしく、チケットを無料でもらったから行くというので、俺も行きたいなと思い、調べましたが、なんとチケットが180ドル近くすることに気づき、断念・・・

普通、アメリカは、音楽のチケットは高くても100ドル前後のはずですが、やはりBruno Marsさんは今が旬だからでしょうか、どの席もべらぼうに高い。
結局、土曜日は、NYCで遊んだにも関わらず、そこからすぐ近くでやっていた彼のライブに行けずに、涙を呑むことに。

そしてその二日後の2013/07/01は、Newarkでライブをやっていたのですが、これまた、俺の泊まっていたホテルから車で20分の距離!
しかし、そこまで行くのは交通の便が悪く、しかも周りは治安が悪かったので、バスで行くのもなんだかな・・・と諦めました。

結局、なにか煮え切らない中、よくよく調べると、
自分がこれから行くカナダのトロントと、モントリオールで、
なんと、俺がそれぞれの町に泊まる日に、ちょうど彼も、同じ日程でライブをやることが判明!!
これは、彼が俺をストーカーしているとしか思えず、
「神様がここまでしてチャンスを与えてやるから行けよと言ってくれてるんだろう」と、行くことにしました。

そしてなんと、トロントのショーを調べると、チケットが、一番後ろの芝生席だと、カナダドル80ドル前後で帰ることが判明!要するにNYCの半額です。

チケット数もまだ余っているみたいだったので、当日まで買わずにおきました。

そして、当日、トロントに午後2時ごろ着き、コンサート会場に電話して聞いてみると、
「もう全部SOLD OUTです。Sorry!」と言われて、「なに?」と一瞬あせりました。

そこから、本気を出して調べまくると、Ticketmasterで、何とかチケットを発見。
しかし、その瞬間はチケットがあると出るくせに、それを買う手続きをすると、
「この瞬間に他の人にチケットが取られました。Sorry」とコメントが出ること5回。

もう諦めてやろうかと思いましたが、ダフ屋から買うのも嫌なので、
諦めずにトライし続け、ついに、ステージからかなり近い席が、芝生席の+20ドルの合計100ドルほどで、なんと取れました!超ラッキーー!
(その席は、ようするに前に抑えた人が売り出したか何かで、コンサートの直前に売り出される瞬間をうまく狙って買えたらしい。しかもかなり安く。本当にラッキーだった。
後で会場のWillcallのところで、「ちなみにチケットはまだあまってるの?」と聞くと、俺が座る席の近くの席が、165ドルほどで売られていた。
もうチケットは無いわよと言っていたのはなんだったんだと思いつつも、安く取れてラッキーだった。)

*****

そんなわけで、彼のライブにやっと行ってきました!!

彼は、あまり日本ではライブをしないみたいなので、(今回も主に北アメリカとAU,NZなどしか回らないらしい)自分がこの瞬間に彼のライブをやる場所に4日間も近く、偶然いられて、しかもチケットを取れたことは、本当にラッキーでした。
(何しろ、どの会場も全部SOLD OUTだし、たとえ裏の手を使って手に入れても、かなり高い値段で売られている。)


初めて見る生の彼は、背はかなり小さく、頭が大きく、足が短く(すいませんね)
Lenny Kravitzを生で見るたびに受ける衝撃と似たものがありましたが、
しかし、その歌のうまさは本物でした。

今まで色々なバンドを見てきた中で、
唯一生のほうがCDよりもうまいのは、
Lenny Kravitz, Aerosmithくらいでした。
(John Mayerは、もちろんギターの演奏はアドリブが入るので生の方がうまかった。歌のうまさは、CDと一緒、という感じだった。彼は別に歌で聞かせるわけではないので。)

Maroon 5は、生では声がかき消されるし、Black Eyed Peasは、ライブではただのラップみたいになってしまうし、
やっぱり、本番で「CDより断然いい!!」というアーティストは、あまりいない。

でも、Bruno Mars君は、その本物の部類の一人でした。

やっぱり、彼は本当に才能があるんだなと思った。
ギターも弾くし、ドラムもたたくし、
歌は声が決してかれないし、音を絶対はずさないし、
聞いていて、すごく安定感があって、
本当に良かった。

そして、ファンの声援が、これまたすさまじかった。
女の子は、絶叫するほど叫ぶし、
彼が、” Billionaire”で、” Smiling next to Oprah and the Queen”と歌うところで、一回止めて、帽子を深くかぶったんだけど、
そこでは、まさにアメリカンドリームをかなえたというのが反映されていて、
観客から、会場の空気が震えるほどの大歓声。

その会場にいる人間、全員があれだけ大きな声で叫び、
その場の空気が震えるという経験は、初めてしました。
あれは、日本では絶対起きないね。

(日本人は律儀なので、絶対に我を忘れてはしゃぎまくるということはしない。しかし、欧米人は、それはもう、サルのように騒ぎ立てるので、これはすごい。だから、ライブはこういう場所で見たほうが絶対楽しい。)

*****

そんなわけで、約1時間半のショーは、あっという間に終わりました。

ちなみに、俺が今回驚いたのは、
ライブは19時半から開始で、前座でEllie Gouldingというイギリスの子がプレイをしたんだけど、俺はそれももちろん見る為に、余裕を持って19時には会場に着くように、片道30分のところを、18時にはホテルを出た。

elliegouldingvancouver2013


しかし、その日の13時半ごろにUnion Stationの近くで大きな事故があったらしく、
一度Subwayに乗って、Union stationでバスの乗り換えるも、バスが全然出発しない。
理由は、事故の後で、道がふさがれて、しかし警察はいなく、車が信号の動かないところを、みんなそろそろと運転していたから。

ということで、結局、6時半ごろにバスに乗り、本当はバスが20分でつくところを、なんと1時間以上バスに閉じ込められ、会場にやっと着いたのは、既に8時を過ぎていました。

「あああ、どうしよう」と俺は最初あせっていたんだけど、
同じバスに乗っているほかの乗客はみんな、「What time is he playing? Is he opening tonight? No? Okay, so he should be playing around 8:30 then and we should be fine」と、
その日は19時半からその女の子が演奏するけど、Bruno Marsはその後だから、どうぜ8時半ごろでしょ、それまでには着くでしょ、と、みんな全然あせらない。
アジア人も、黒人も、白人も、ヒスパニックも、みーんな。
あれには、「俺も、これくらい大きなマインドを持たなきゃな」と教えられました。


そして、バスがやっとついて、みんなについていそいそと会場に向かって歩いていくと、
その時間でも、会場の周りのパーキングに停められず、近くの他のパーキングに停めに行く車に何台も会う。

その後、やっと会場の前につき、チケットをWill Callで引き換えるときも、
周りにはこれから会場に入っていく人ばかりか、
それ以上に、まだ会場に入らずに、会場の前でたむろってる人間ばかり。

もしかしてショーは遅れているのかと、ためしにチケット係の子に聞いてみると、
「いえ、もう19時半にちゃんと始まってますよ」と。
で、Bruno Marsは、20時半の予定です、と。

本当に、会場に入ってからも、ホットドッグやピザ、ビールを買う人ばかりがぞろぞろいて、いったい皆、「19時半開始」という言葉を見ていなかったんですか?という感じで、あまりにもこれから来る人たちが多いので、そのアバウトさにビックリした。

やっと席につき、隣に座っていたカップルに、「前座の子はどうだった?」と聞くと、”She was pretty good!”と。
ちゃんと、前座から聞いていた人がいたことに気づきちょっと安心。
でも、周りを見回すと、会場はけっこう空きの席が半分くらいある。
(俺はEllie Gouldingが誰か全然知らなかったけれど、彼女が今後大スターになったとしたら、惜しいことをしたなと結構残念だった。)

どうなってんねんという感じでしたが、21時近くにもなると、やっと席は大分埋まってきました。でも、それでも、その時間から来る人も多い。
結局、Brunoさんは21時半前にスタートしたのですが、
その直前まで、席は完全に埋まらず、ふらふら歩いていたり、または、21時近くにやっと来る人ばかりで、本当にビックリした。

たしか、アメリカでも、こんなにアバウトじゃなかったんじゃなかったっけ・・・?と、
カナダ人のそのゆるさにビックリしました。
あんなもんなのかしら。

2013/07/05 18:52

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追記:ちなみに、ショーが始まる直前に来た俺の隣の席の人は、なんと、母親一人と、小さな娘(5歳くらい)の二人が、その一つの席に座っていた。
あれ?子供でも、席は一人分買わなきゃいけないんじゃなかったっけ??という感じでしたが、そして、どうやって一枚のチケットで中に入ったのかなぞですが、
結局、その親子は、女の子をひざに乗せて、見ていました。

でも、途中でみんなが立ちだしたので、その女の子は前が見えなくなってしまって(かわいそうに。その子は手作りの「I love Bruno Mars!」の力作ポスターまで持ってきていたのに)、結局その母娘は、途中から席をはずして、どこか他の席へ移ってしまいました。

*****

ちなみに、Bruno Marsは、最新アルバムからの"When I Was Your Man"を歌う前に、
「This is the most difficult song I've ever made"と言った後に歌いだし、
途中で、歌いながら泣いていた。
(本当に泣いていたかどうかは分からないけれど、帽子に顔を隠して、途中でいったん歌がとまるところで、涙をぬぐう仕草をしていた。きっと、それだけ感情を込めて歌っていたんだと思う。)




そして、彼はまた、最高のエンターテイナーでもあります。
"Locked Out of Heaven"の前には、ドラムソロをやり、会場はすごく盛り上がるし、
"Gorilla"は、かなり良かった。






"Just the Way You Are"は、本当に感動した。
涙が出そうになった。



会場の女の子を一人選んで、上まで上がってきなよと誘い、
バンドの他の男たちに、自分の一番のきめ台詞を彼女になげかけて競争しようぜ、とやるシーンもあった。

ある意味、日本でいうとEXILEみたいな、
そんな、男(というか男の子)たちの楽しい世界が見えるようで、見ていてとても面白かった。


アメリカ版EXILE










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 Bruno Mars | 音楽 Review

July 05, 2013

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2013/07/04 22:35

今日はアメリカは独立記念日。
TVでは、NYでのMacy’s 主催の花火と、アーティストたちのライブの様子を生中継していた(一度終わった後、そのすぐ後にまた、短く編集したものが再放送されている)。

マライア・キャリーが出てましたが、彼女は本当に歌がうまいですね。
Heroを歌っていましたが、音程をほぼ全て低く変えて歌っているので、
はたして、高い音程を出すのが辛いからそうやって歌うのか、
それとも、CDと同じように歌ってつまらないからそうするのか分かりませんが、
どちらにしても、音程が全て変わったバージョンでも、すばらしくうまかったです。
さすが歌姫ですね。

"Hero"


"#Beautiful"

なんでマライアキャリーはソファに寝転がっているのか謎ですが、寝ながらでも歌が最高にうまい。
この人ほど”セレブ感”を演出するのがうまい人はこの世の中にはいないと思います。



そして、Cherは今は何歳なのか不明ですが
(俺が15歳のころに、確か60歳くらいだった気がしたのに、それから15年経った今でも見た目が60歳くらいというのは、どういうことだろう)
元気に踊って歌っていました。

そして、テイラー・スウィフトは、なんだかんだいって、やっぱりいい歌を作りますね。
BGMに流すには耳につきすぎてしまう声をしていますが、
でも、いい雰囲気の曲を作ります。

"Everything Has Changed" ft Ed Sheeran


Tim McGrawは、あれ、人気なんですね。アメリカ人の白人女性には。
ピチピチの白いTシャツを着ているくせに、それにカウボーイハットを被って、かっこつけて歌うのはやめて欲しいですね。超レッドネックという感じです。
(ファンに怒られそう)

そして、最後はUsherが監修した音楽と花火が延々と続きますが、
あまりにも長かったので、あきれてしまった。
あれ、20分くらいやってたんじゃないでしょうか。
音楽に合わせているようで、全然合っていなかった気がするけれど(その辺のアバウトさがアメリカ)
でも、観客はわけもわからずキャーと騒いでいました。

*****

何を書こうとしたかというと、
一度目の生中継の際には、CMに入るたびに、色々な人たちにインタビューして、
どれだけ彼らがアメリカを誇りに思うかを延々と語っていたんだけど、
で、その後に、マライア・キャリーのHeroとともに、
ハリケーンSandyの被害の様子や、Bostonの爆破事件の様子の写真などが流されたんだけど、
アメリカというのは、常に、敵をつくって、それに立ち向かう姿を描くことで、
自分たちを正義にして、ヒーローとなり、
そういう状態にいつも自分たちが、そして自分の国がいることを、
誇りに思う、もしくは、思おうとしてる国なんだなあというのを、
見ていて、感じました。

日本でいうなら、
日本は、決して、
災害が起きたり、何か重大な事件がおきても、
その様子を、NHKなどで、感傷的に流すだけだけど、
そして、それが二度とおきないように、どうするかを考える文化だけれど、
(そして、その被害にあったことを、決してポジティブに捉えようとしない)、

アメリカは逆に、
何か事件が起きれば、それを嘆き悲しんだ後、
それを題材にして、それに立ち向かう自分たちの姿を讃え、
それに誇りを持り、前に進んでいこう、とする。
(よく捉えればそうだけど、上に書いたように、
「敵」をつくることで、自分たちが「攻めて行く」姿勢にいつもあることを、肯定する動きがある。)

そこが、日本のような農耕民族と、
アメリカのような肉食民族の違いだと思う。

*****

そして、やはりアメリカという国は、
できてから200年ちょっとしか経っていないわけで、
今回、この数ヶ月で、ヨーロッパ、アメリカ、カナダを訪れたけれど、
やはりアメリカというのは、
できて新しい国だからこそ、
元気もあるが、ケイオス(混乱、混沌)も多々あり、
言ってみれば、一つの国のように見せた、実は、
ただ、色々な人々が好きに集まってできた、一つの巨大なグループのようなものでしかないんじゃないか、と、
そう感じた。

それはなぜかというと、
国というのは、ある程度の歴史を持つと、
その国の文化を形成し、ある程度成熟するので、
決して、その国の中の国民が、「危なっかしい」「モラルがない」という行動を取ることが少ないと思う。
その国がドイツのようにまじめだったり、イタリアのように陽気だったり、
日本のように融通が利かなかったり、中国のようにいい加減であろうと、
ある程度は、その国の中に、一定の「コモンセンス(共通観念)」というものが存在する。


しかし、アメリカの場合には、
その「コモンセンス」が通用しない。
人が100人いたら、100人とも、見事に違う考えを持っているし、
そうやって、人は違うものだ、ということを、
美徳としている。

それはやはり、色々な人間が集まってくるからこそ、
その多様性を認め、「ここに集まってきた人間の尊厳は、必ず認める。だからこそ、全員が違うことを、根底に置こう」という無言の了解の下に、
この国は成り立っている気がする。

******

今から100年後、200年後のアメリカはどうなっているのか。



きっと、あまり変わっていない気がする。

2013/07/04 22:53


追記;
ちなみに、Wikipediaで調べたら、
Cherさんは現在67歳だそうです。
すごいですね。スティーヴンタイラーより年上ですが、
もっと元気に見えます。





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Thoughts-思ったこと | 海外出張

July 03, 2013

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先日、2013/06/29(Sat)は、NYCブロードウェイのFoxwoods Theatreにて、表題のミュージカルを見に行ってきました。

今回は元々NYに出張に行くことが決まって、週末はNYで過ごせると分かっていたので、何か見に行けたらいいなと思っていました。

ちょうど人気なのは”Wicked”だと思うけど、これは人気なのかチケットはかなり高額でした(安くても150ドル前後)。
ちなみに、スパイダーマンの衣装は日本人のデザイナーの方(もう亡くなってしまわれた)が作ったのだと、2011年の冬、ちょうど俺が転職活動をしているときにNHKの番組で見て、それに励まされたのを覚えていたので、ちょっと見てみたいなと思っていました。

チケットを調べると、安いのは90ドル代でありました。
でも、せっかくならいいところで見たいなと色々と調べていると、
ディスカウントコードをうまく見つけて、それを入れて、実際には168ドルの席(2階のFlying Circleと名のつくところ。実際にスパイダーマンがそこに飛んできて着地したり、そこから飛んだりする場面が何回かある。スパイダーマンの役者は、一階の席(オーケストラ席)の席と席の間に着地したり、2階の俺が座ったところの前のところに着地したりするんだけれど、それらの席は値段が上がる)を、50ドル引きの118ドルで手に入れました。


こんな感じで目の前にスパイダーマンが飛んできて着地するのはかなり感動します
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実際にショーを見に行く日の朝に早く起きて(時差ぼけで早く起きてしまって)、そのまま2時間くらい色々調べて、その席を取って、
11:45ホテル発のシャトルバスでNYCへ入り、12:15頃にBroadwayと41st streetに着き、その近くのBAHA FRESHで5年ぶりのブリトーを食べて感激した後、13時半に劇場に入り、14時から17時前まで約2時間半のショーを楽しみました。
(途中で一回15分ほどの休憩が入る。)

*********

まず、見ていて思ったのは、
やっぱり生の劇というのは、映画の数百倍いいな、ということ。

俺の友達のさやかさんという方が今はアメリカ・カリフォルニア州のロングビーチで演劇をずっとやっておられますが、彼女のショーも何度も大学中に見せてもらったけど、やっぱりすごく感動した。

生の劇というのは、目の前で俳優さんたちが演じているわけで、その人たちの息吹、情熱、気持ち、全てがリアルにダイレクトに伝わってくる。

だから、たとえそれは演劇で、シナリオがあるものでも、
その劇の主人公たちにその俳優たちはなりきっているわけだから、
やはり心に響くものがあるし、感動して涙が出たりする。

今回のスパイダーマンも、そんなわけで、主人公のPeter Parkerが、自分の存在を最初は否定しているところから、自分が得た超人的能力を一度認め、有頂天になりつつも、色々な困難がおき、一度はその力を否定しようとするも、最後は自分のことを信じて、悪に立ち向かって行く、という姿をうまく描いていて、
とても感動しました。涙が出るかと思った。

*****

そして次に感じたことは、
やはり、舞台芸術がすごかったこと。

俺は中学のころなんかは、妹尾河童のように、舞台芸術をつくる人になりたいなと思っていたこともあった。
それくらい、からくりとか、工作、ものづくり、ものの仕組みが好き。

2005年の夏に、アメリカ一周野宿の旅をしていたときに、
たまたま出会ったDavid Wolfeに見せてもらった”Fiddler on the Roof”「屋根の上のバイオリンひき」の舞台芸術、舞台装置にも感動したけど、
今回もかなり感動した。

最初は、Peterの通う高校の舞台が、一枚の板から、机の絵が飛び出してきて、
4つの実際の机を運んできた生徒役の俳優たちが、
後ろのその穴から出てきて、いつの間にか机に座る生徒を演じていたり、

Peterが学校から家に帰るまでに、
何枚かのパネルをうまくパタンパタンと折りたたんで、
実際に町を歩いている様子を表現したり、

ショーの最後、
Spider-manとゴブリンが戦うシーンでは、
NYCを上から見下ろしているように、スカイスクレイパーが下からそびえ立っている様子を、
うまく遠近法を使って表現して、
その上を、まるで二人が飛んでいるように見せるなど、
(実際には、ただの空間でしかない場所を、うまく表現を使うことで、NYCの高い空を表現しているところがすばらしいと思った)

そんな風に、見ているほうとしては、
「あ、なるほど」と思うほど、うまく、シンプルな表現方法で、
(つまり、ただの2Dの紙を使い、3D空間を表現している)
それらのアイディアを、誰が、どのように思いつくのかな、と。

で、それを実際に最初は小さなミニチュアで試してみて、
その後に、実際の特大サイズのパネルなどを作って行くのかな、と。

そういう、無からそれらを作り出して、実際にそれをカタチにして、
それをお客さんが高いお金を払ってまで来て、見て、
そしてお客さんが感動するものに作り上げるという、
その一連の工程に、すごく感動してしまう。

ああいう世界を見ると、本当にすごいなあと思うし、
やっぱり、自分の本質の興味って、
そういう、アートの世界にあるんだろうなと、
いつも、ああいう世界を垣間見ると思う。

(今から、まさかそういう世界に行くとは思えないけれど、
もしも、俺が実際にそういう世界に入って、何かをしていたら、
きっと、全然違う人生を歩んでいるんだろうな、と思う。)

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*****

ちなみに、一番最後のそのシーンでは、
ゴブリンが2階の空間をぐるぐると丸く回るところを、
彼についた2本のワイヤーの間を、うまくスパイダーマン役の人が、
その間をすり抜けて飛んでいったりして、
その後、それで更に二人が絡み合ったまま空中で飛んだりしているんだけど、

その空中での動きもかなり複雑だし、
それらのワイヤーは、毎回絡まるようになるわけで、
それらを、よくもあの短時間で、うまく操って、最後は綺麗にまとめるよなあと、
あの、ワイヤーの動きとかを計算して考えて、
これもやはり同じように、ああいう一つの作品に完成させてしまうその人たちの力を、
本当にすごいと思う。

あれは、どうやって計算しているんだろうね。
コンピューターでやっているのか、
それとも、そういうワイヤーの動きとかを計算するプロがいて、
そういう人たちが、アクションシーンを作っているのかな。


こんな感じでゴブリンの上にスパイダーマンが乗って飛んだりする
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そして、そのアクションを実際に演じるアクターたちも、本当にすごいと思う。


結局、Peter役はかっこいい男の子一人だったけど、
それ以外に、彼の高校の悪役たちを演じていた8人くらいの男の子たちが、
全員スパイダーマンのスーツに身を包み、
実際の劇の間には、「あれ?スパイダーマン役が5人くらいいるのかな?」と思っていたけど、
最後のカーテンコールのシーンでは、合計9人のスパイダーマンが出てきて、
「おお、こんなに大勢で演じていたのか」と、これも感心した。

みんな、うまく飛び回り、
空中でも綺麗に演じていて、
あれは相当の筋力がいることと思います。

それから、みんな、腰に見えないような細いワイヤーをつけて、
空中で回ったり、飛んだりするんだけど、
そのワイヤーも、さっきまでは何もつけずにベッドに寝ていたのに、
クモの妖精みたいな役の女性がPeterの上におりてきて、
そのまま、どうにかして彼にワイヤーをつけ、
二人が上まで上がっていき、
その後、二人は360°くるくるとゆっくり回り、
その後、またPeterはベッドに降りていくと、
いつの間にかワイヤーは消えているという、
そういう、すばらしい演出も、見事だなと思いました。


人によっては、俳優さんたちの演技とか、
または、アクションとか、
そういうところに目が行く人も多いと思うけど、
俺はやっぱり、そういう「仕組み」に目がいってしまう。
そして、それらのからくりをうまく作り上げて、
一つの作品まで完成させている人たちの努力を、
本当にすごいと思ってしまう。

******

仕組みのことばかり書いていますが、
とにかく、最後まで飽きずに見れる、すばらしいショーでした。

途中で出てきたそのクモの神様みたいな女性のシーンも、
とても神秘的で、
ああいう、西洋の方にしかない、神秘的な神々しい雰囲気というのは、
やはり、すごいと思ったし、
あれらの雰囲気を作り出すことができること、
そして、それらの雰囲気を、観客である自分が、
もろに体感できることは、
すばらしいことだなと思いました。
(ああいう世界は、自分の生まれた日本にはないはずなのに、どうしてああいう世界を見ると、何か懐かしい感じがするのか。どうして、ああいう神秘的な世界は、なぜか心に触れるのか、それを見ていて、不思議に思った。)


これがクモの神様。とても神秘的だった
SPIDERMAN1-blog480



**********

それと最後に。

悪役のグリーンゴブリンの俳優さんが、
一度休憩が終わって、2幕目のシーンで出てきて、
舞台の上で、「やれやれ・・・」と話し出したときに、
一番前の、その俳優さんの目の前に座っていた男性が席を立ち、
後ろに歩いて行こうとすると、
彼に向かって、
“Where are you going?”と話しかけ、
それに対して、そのどこかのお父さんが、「いや、ただのトイレで・・」みたいなジェスチャーをしたら、
“Huh? Where are you going?”ともう一回話しかけて、
そのやり取りがすごく面白かった。

そのアドリブに、すかざす会場からは笑いと拍手が沸き起こる。

ああいう、俳優さんも、ただ演じているだけではないし、
観客の反応や動きを見て、自分のせりふをちょっと変えたり、
間を変えたりと、
そういうのが、やっぱり生の劇の醍醐味棚と思ったし、
それをうまくできるあの俳優さんも、やっぱり余裕があってうまいんだろうなと、
そう思った。


この右側の緑色のがゴブリンさん
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*****

以上です。
書きすぎて手が痛いです、

ぜひ、NYCに行く機会がある人は見てください。
かなり感動します。

ちなみに、席は、一階席ならオーケストラ席の前のほうか、
または、2階のフライングシートのあたりをお勧めします。
1階の一番後ろは、確かに安いけど、
上空でのバトルシーンが全然見えないので、
バトルシーンを良く見るには、
俺が座った2階席の前のほうがいいのかもね。

(ちなみに、会場案内をしているバイトのあんちゃんたちに聞いたら、
スパイダーマンのショーは、
通常、夜20時の方は込むけれど、
俺が見た14時のほうは比較的すいているので、
しかも、2階のBalcony Box席なんかは、49ドルくらいでチケットを売っているので、
事前に予約できなくても、
当日そのまま行って、受付で聞けば、
大体の席は売ってくれるんだな、と。
しかも、ネットで予約すると、色々なフィーがかかるけど、
直接いけば、それらもかからないから、
そのほうがいいんじゃないかな、と思った。

もう一個のWickedも気になっていたので、
帰り道に劇場に行って、20時のショーの席はあるか聞いたら、
前から4番目の席で、159ドルでありますよ、と教えてくれた。
まあ、俺はそんな余裕は今回はないので見ませんでしたが。)

2013/07/02 20:43





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Art Review | 行ったところReview

July 02, 2013

The_Heat_poster

観てきました。
アメリカでは先週末2013/6/28公開です。
ちょうどこっちにいるので、そして、TVでめちゃくちゃ宣伝してたので、
「お、サンドラブロックだ」と思って見に行きました。
彼女がFBIエージェントという設定からして、”Miss Congeniality”(デンジャラス・ビューティー)を思い出しますが、そんな感じのノリでした。

競演はMelissa McCarthy。彼女は結構有名みたいですが、俺はあまり知りませんでした。

先週の木曜くらいに新聞(USA TODAY)でこの映画について書いてあった記事によると、
今は映画マーケットのコメディが占める率がだいぶ低くなっているそうです。
10年前は30%以上にも上っていたのが、今では10%近いとか。
その理由として、コメディはTVプログラムに対抗できないらしく、
それから、映画のチケット代もあがっているので、せっかく高いお金を払って見に行くなら、家のTVでただで見れるコメディよりも、Specifal Effectsを駆使しているなり、
または、大物俳優(ブラピとか)が出ている映画を見に行くほうが良いと、
観客は選ぶからじゃないかと、その記者は書いてありました。

確かに、今日5年ぶりにアメリカの劇場に入ったら、チケットが10ドルもするのでちょっとビックリしました。今はちょうど1ドル100円くらいだけど、それでも1000円かよ、と。まあ、日本の1800円に比べたら大分安いけどね。

*****

肝心の映画は、かなり面白かったです。
でも、たぶん日本では公開されないんだろうね。
ユーモアのセンスがめちゃくちゃアメリカだし、結構日本では笑えないようなジョーク(パンケーキを喉につまらせた男を助けようと、サンドラブロックが喉にフォークをさして、ストローを挿して空気を通すはずが、血が飛び出るなり、
サンドラブロックの太ももに敵が刺したナイフを、一度抜いて、またそこに刺し戻すなど、みんなゲラゲラ笑ってたけど、あれは絶対日本人にはウケないよね)

そんなジョークが満載で、見ていてなかなか過激に感じる俺は、
大分ジャパナイズしたんだな、と思いました。

でも、観客は大きな劇場に20人くらいしかいなかったと思うけど、
みんなデカイ声でゲラゲラ笑って、
“This is so funny!!”とかいちいち言ってくれるので、
「コメディをアメリカで見る」面白さを体感できて、すごく楽しかった。
日本はコメディを劇場で見ても、誰も声を出して笑わないもんね。
この前TEDを妻と見に行ったときも、俺たちは声を出して笑っても、周りの人は誰も笑っていなかったので、そういうのが日本では面白くない。

*********

でも、日本では、こういう映画にしても、「外国のもの」というものを、
パッケージ化して、綺麗なラップで包んで、それに付加価値をつけて、
実際の値段や価値よりも高く見せて、高く売る、というのが常識になっている国なんだなあ、と、帰り道にふと思った。

それは、例えば映画で言うと、
劇場は確かにアメリカのそれはバカでかいけど、別に画質が綺麗なわけではないし、フィルムのつなぎ目の処理も、結構ぶつっと荒かったりする。
で、映画が終わった瞬間に、誰もエンドロールを見ずに、席を立つ。

俺は今日の映画はエンドロールが結構音楽がかっこよかったから見てたんだけど、
まだ少ししか経っていないのに、ふと回りを見たら、俺以外誰もいなかった。
それに驚いた。

そんな風に、アメリカは映画を、「安い金を出して、そのときだけふっと楽しむもの」として捉えている気がするけど、
日本は、「全米で大ヒット!映画史上に残る名作」みたいな感じでいちいち売り出すし、パンフレットを売るは、グッズは売るわで、一つの映画はものすごい高級そうなもののように売り出す。本場のアメリカでは、パンフレットなんてものは一切売ってないのに。

それと同じで、どんな製品も、(それはたとえ日本発の日本オリジナルのものでも)
その製品のまわりに、過重なくらいにパッケージングをして、
それで、元のそれにたどり着くまでに何重もの価値をつけるように見せて、売り出すんだなあ、と。

だから、アメリカでものを買ったりすると、「なんでこんなに包装が適当なんだ」「なんでこんなに雑なんだ」と感じるけど、
それは逆に、日本が全てにおいて過重包装なのかもね。
それは、モノだけじゃなく、“全て”において。

*****

と、この映画自体のレビューじゃないですが、
5年ぶりのアメリカの映画館で見て、そんなことを思った。

映画は気楽に楽しめてよかった。
サンドラブロックさんは、すごく綺麗ですけど、もう48歳なんですね。
全然見えませんね。
俺は彼女の映画はすごく好きだし、彼女は個人的にも、インドネシアの津波の際に誰よりも早く寄付をしたり、色々な行動をしている人なので、
直接は知らないけれど、人間としてすごく好きな人です。

そんなわけで、大好きなサンドラ・ブルロックさん(発音はこっちに近い)の映画を見れて、よかったです。

以上。

2013/07/01 10:18pm


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追記:
ちなみに、今回映画を見た劇場は、
自分が今泊まっているNorth Bergenという場所にすごく近いところなんだけど、
(とは言っても、車が結構飛ばして走る高速の降り口の横の道を歩いていかなきゃいけないので、もう行きたくない)
そこのショッピングエリアがあまりにもゲトーで、笑えた。

そこにはOLD NAVYやSprint、Staples、Shop Riteなどの店が集まるコンプレックスなんだけど、
いる客は、見事に、メキシカン、チャイニーズ、インディアンの3種類の人種しかいなかった。
メインはメキシカン。
なので、スパニッシュが飛び交うし、
その横で、中国語なまりの英語と、
インドなまりの英語が飛び交っている。

同じヒスパニックでも、
ロングビーチによくいたメキシカンたちとは、また違う雰囲気だった。
どっちかというと、メキシコに近いメキシコ人、という感じがした。
(要するに、カリフォルニアでいうと、サンディエゴをすぐ越えて、
ティファナとかエンセナータとかにいる、地元のメキシカン、ということ。)

どこの大都市も、その下町はゲトーであり、
治安は悪い。

治安が悪い、というか、

車が走っててうるさい、
道がきちんと舗装されておらず、汚い、
白人が歩いていない、
安物の店しか回りに見当たらない

ということが共通する。

そして、そういう場所に自分の身をおくと、
教養のある人間、つまり、他人に対して丁寧に接する、ということをしない人たちばかりの中で自分を自己主張しないと、生きていけないから、
そういう環境に身をおいていると、
だんだんと自分も、周りに辛らつになり、
とげとげしてきて、
心が荒れてくる、
という状況に陥る。

あともう一つ。
ゲトーには、緑がない。
自然がない。

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そんなことを、感じました。





shunsukesekine at 11:19コメント(3)トラックバック(0) 
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