July 2012

July 31, 2012

CNNなどのアメリカの番組を観ていると、
日本のニュース番組との大きな違いに気づく。

まずは、CMに関して。

アメリカのCMは、
例えば、NY Cityの宣伝ならば、
Alicia Keysの"Empire State of Mind"の曲をBGMに、
「私たちは世界で一番最初の鉄道を造った。
世界一高いビルをを作った。
いつも、世界のトレンドを作り続けて来た」
みたいなことをナレーションが言い、
観ている人間に、
「NYに住んでいる俺たちは素晴らしいんだ」
と自信を持たせる作りになっている。


オバマの選挙キャンペーン用CMでは、
ロムニーのことを思い切り批判する。
(彼のビジネスプランは、どうのこうのであると、
思いっきりネガティブなことばかり言いまくる。)

こういうスタンスは、日本のそれには無い。



オリンピックのニュースを見れば、
日本は、例え勝った選手でも、
素直に、「超嬉しい!最高だぜ!」
みたいに選手は言わずに、
「日本の皆さんの期待に応えられて良かったです。
皆さんに感謝致します。」
と、あくまでも
「いかに国に、周りの人に、
自分を取り巻く社会の人に感謝をしているか」
を示し、
自分が純粋に嬉しいと思う感想は、
余り言わないし、言わせない。

(唯一水泳の北島は、
今までのインタビューで、
チョー気持ちいい!のような感想は言っていたが、
それはアメリカのノリでは全然OKだが、
日本で観ると、
「なんだあいつは、常識がないのか」
と観られてしまうし、観ている俺たちもなぜかそう感じてしまう。)


しかし、例えば今回アメリカの100M背泳ぎで
金メダルを取ったMissy Franklinの場合は、
記事からの質問に、
「金メダルはどこにあるの?」
「ポケットの中よ。見る?
ほら、凄く綺麗じゃない?」
の様なノリで、答えたり、
それを記者も喜んで流したりしている。

そしてCNNでは、
彼女が両親と抱き合って喜ぶ姿を映したりしている。

これが日本の場合は、
例え抱き合っても、
どっちかというと、
「感動の涙を誘う」系の作りにさせられるよね。
アメリカは、完全に、
「超嬉しい!やったー!Awesome!!」
というノリですけど。


imageDisplay

Missy Franklin was all smiles after capturing her first gold medal. She won the 100 backstroke final in 58.33 on Monday in London.


******


ということを、
ふと、
日本の社会で4年過ごしながら、
アメリカの番組を「外国人」の目で見て、
気づいた。


日本に帰って来てからは、
「アメリカはどうだった?」
なんて聞かれても、
以外と、アメリカの生活が当たり前になっちゃうと、
日本人の感覚でそれを見ずに、
それにとけ込んじゃうから、
どうも、日本の常識を通してみたときの
アメリカに対する「違った点」
「驚き」「変な点(日本から見て)」
というのが分からなくなってしまう。


でも、こうして日本にずっといると、
やっぱり、気づかない間に、
日本の「常識」に考え方も生き方も染まっているんだなあ、
と思う。

******


でも、さっき思ったけど、
今はこうして、ネットを通してCNNが観れたりする時代なわけだから、
例え「日本」に住んでいようが、
こうして家でアメリカの番組を観て、
アメリカの感覚で過ごしていれば、

「アメリカ大陸の外に位置する、
”日本”という離れ小島にちょっと来ているけど、
アラスカに来ているのと、同じ感覚」

的な感覚で生きられるよなあ、と思った。


つまりは、
日本に住んでいるから、もう、
この「世界」は、日本しかない、
とかではなくて、

日本に住んでいようが、
アメリカに住んでいようが、
上海に住んでいようが、

それぞれの国に住むことがどんなことか、
そこに住む人々はどんな人々か、
そこの人々はどんな考えをして、どんな話を毎日して、
どんな生き方をしているか、

さえ、リアルに自分が、
自分の体験を通して「知って」いれば、

あとは、どこにいようが、
(例えば、俺が今日本にいようが、)

「俺はアメリカにいる」
(俺は○○にいる)

と、自分の好きな様に、マインドを持って行けるよなあ、と
そう思った。

*****


でも結局は、自分の周りを囲む人が、
全員日本人だったら、
日本に住んでいても、アメリカに住んでいても、
そこでの自分の『生活』は、
やっぱり『日本んでの生活』になるし、

日本に住んでいようが、
毎日仕事場で会う人、
働く人が、
みんなアメリカ人だったら、
そこでのその人の『生活』は、
『アメリカでの生活』になるだろうし、


結局は、
その人を取り囲む、
半径5m以内の人間関係なんだろうな、と、

そう思った。

******


だから、
留学をしても、
日本人同士で固まって、
日本語ばかり話して、
日本のテレビばかり観ている奴らは、
結局、
英語も話せないばかりか、
「アメリカでの生活」
をしていない、と同然になるんだろうね。

だから、留学をすることの一番の理由は、
その国の言語が話せる様になる、
ということよりも、
その国の文化を知り、
その国の人々が、
どんな人々で、
どんな考えをしていて、
どんなマインドで、毎日を生きているかを、
リアルに感じ、
それにドップリ浸かって、
そこの住人になること、
なんだろうね。




2012/7/31 23:12



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Thoughts-思ったこと | News Review
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毎度おなじみ、
中谷彰宏氏の本です。

俺はこの人の本を、
8冊くらい持っています。

社会人になって間もない、
25〜26歳の頃、
一時期彼にハマった時期がありました。

彼は、「お前、一体何冊本を出しているんだ?」
と毎回突っ込みたくなる程、
凄まじい数の本を出しています。

彼の本を毎回観るたびに、
後ろの約12ページ程は、
全て彼の本の紹介(しかももの凄い数)
という作りで、笑ってしまいます。

でも、それだけの本を書いているのだから、
凄いもんです。


*****


彼の著作は、
読んだことのある人なら分かるかと思いますが、
非常にシンプルで、
余白を多くとっています。


文字数は少なく、
文字も大きく、
直感的な作りになっています。


しかしそれが、
頭がモヤモヤしたり、
悩んでいる時には、
ふと、
それを別の視点から見る、
いいきっかけとなるのです。


なので、
彼の「センスのある書き方」は、
それ自体が、魅力となっているのだと思います。


だから、彼は自分のスタイルを知って、
それを掴んで使っているし、
それを求める読者がいる以上、
同じような内容の本を、
ちょっとずつ、
色んな視点からみて、
それを書いているのだと思います。


*****


前置きが長くなりましたが、
ダイヤモンド社より2006/12/8に初版発行のこの本では、
タイトル通り、
20代の新入社員、
または、
30歳になる手前にいるであろう、
「入社10年以内」
の若者に対して、書かれています。



*****



彼がこの本で伝えたい考えはこうです。

「若いうちは、
自分の中に、勝手な垣根を作らず、
どんな人でも受け入れて、
色んな人から学ぼう。
どんな人だって、
必ず、自分が学べる『何か』を持っているのだから。

そして、そのためには、
彼らと競い合うのではなく、
彼らをどこか一つでも尊敬し、
自分とは全く別のフィールドにいる人と見なして、
素直に彼らから学ぼう。

そして、彼らに対する気遣いも忘れず、
普段関わらない(自分の会社の受付嬢のような)人でも、
(お土産を渡したりして)
関係を作って行こう」

という本です。


*****


この本の中で、

「ゲイに好かれる人が、
 成功する。」


とありました。

何やら、
ゲイの人は、
その人間を「男・女」として見るのでなく、
その人の人間としての「魅力」を見抜くプロなのだそうです。


だから、
将来伸びる人は、
必ずゲイバーのママに好かれるし、
ゲイに嫌われる人は、
伸びない、と。



俺は昔から、
やたらとゲイに好かれる傾向があるので、
これを読んで、
「俺は必ず成功する」
と確信しました。


クローゼットにだって住んでいたし。
はっはっは。


2012/7/31 21:03




PS.上の話はマジで、
日本にいるころはまだそうでもなかったが、
アメリカにいた頃は、
やたらとゲイに好かれた。

大学のクラスメイト、
バックパックで行ったヴェネツィアで出会ったオジさん、
アメリカ一周旅行で家に泊まる羽目になったオッサン、

などなど。。。

書いていて気持ち悪くなってきた。








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 ビジネス書 | 本 Review
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ソフトバンク クリエイティブより、
2007/3/27初版発行。

******

感想。
ぱっとしない本。

タイトルに惹かれて本を取るや、
中をぱらぱらと捲り、
確かに、頷けるところ、
学べるところはあるが、

この本の問題点は、
「著者自身が、
自分がタイトルを付けたその内容自体に対する、
明確な答えを持っていない」
ということ。

なので、読んでいて、
彼の意見がダラダラと書かれているだけだし、
毎回主張がコロコロと変わるので、

「で、結局あなたの言いたいことは何だったの?」

と聞き返したくなる。

*****

彼はそもそも、
「仕事ができる人は〜〜」
というタイトルで、各章の目次を作っているが、
この本の最後の方では、

「そもそも、仕事ができる人とは、
どんな人か?」
という哲学的な問いかけに内容がシフトチェンジして行く。

そして彼の出す結論は、

『「仕事ができる人」は、
自分のことを、「仕事ができる」とは思っていない。』

同時に、

『「仕事ができるかどうか」は、
自分自身が判断すること。』

という。

そして彼自身は、
『私は、今まで仕事ができる人に憧れて彼らの研究をしてきましたが、
未だに自分は、「仕事ができる人」にもなっていないのです。』
と、本の中で言う。




「仕事ができるかどうか」は、
自らが決める。

で、(本当の意味で)「仕事ができる」人は、
自分のことを、「仕事ができる」と思わない。



???


言いたいことは分かりますが、
そもそも、このタイトルを付けるなら、
シンプルに、
「誰がみても仕事が出来る人とはどんな人か?
そして、そんな人とは、
どんな仕事の仕方をするのか?」

の具体的な例を、挙げて欲しいと思う。

彼がこの本の中で挙げている、
「仕事ができる人」の習慣は、

「直ぐにメールを返す」
「残業をしない」
「異性に優しい」
「交通費請求をまめにする」
「”案外と悪口を言う”」

など、
結局は、他の本でも書かれている様な内容で、
それに対する掘り下げが、浅い。

そして気に入らないのは、
自らの経験ではなく、
他人が書いた本からの言葉を多数引用して、
それであたかも、
”彼が思う”「仕事のできる人たち」は
こうしていますよ、
という、列挙にすぎない、ということ。


*****


もちろん批判だけではなく、
学べるところもあった。

例えば、
仕事ができる人は、
会社にいる時間も全て、
「自分自身の時間」と考え、
「拘束された時間」とは捉えない。


同じ会社の中といえども、
「自分」という人間の周りは全て、
「お客様」と考え、
「自分一人の会社」を運営する自分が、
その中でどう働くか、
という視点でいる。


仕事ができる人は、
何にでも興味を持ち、
全てを知りたがろうとする。
その好奇心が、
その人を成長させる。


仕事が出来る人は、
自分のことを大切にするし、
相手のことも気遣い、
自分が最大限できる、相手に対する誠意を示す、
など。


*****


まあまあの本でした。

2012/7/31 20:40



補足:

俺がこの本を「まあまあの本」と思った理由は、
読み終わった後に、
「ああ、楽しかったぜ!」なり、
「こんなに沢山のことを学んだぜ!」
という爽快感がないから。

本を書く人間は、
自分の書く内容に対する、
明確な「持論」を持っていなければならない、
と俺は思う。

例えその「持論」が間違っていようと、
それはその人の、「考え」であり、
「主張」なのだから。


俺が嫌いな本は、
書いている著者自身が、
そのテーマに対する明確な
「自分なりの」答えを持たず、

「この本では、◯◯さんはこう言っています。
一方、◯◯さんは別の本でこう言っています。」

みたいに、
「どっちの考えもあるぜ」的に、
両方のサイドを見せて、
で最後に、
明確な結論を出さずに、本を終えて行くタイプの著者。


これでは、「哲学の授業か?」と問いたくなる。


なので、こういうスタンスで書かれた本は、
基本読んでいて、イライラして来る。


*****


だから俺は、
例え意見が偏っていても、
その意見が、
「オレはこう思う」とハッキリとした作者を好むんだろうね。

または、完全にその人のオリジナリティが確立している人の作品を読むんだと思う。








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本 Review |  ビジネス書

July 29, 2012

02

最近苫米地氏の本にも飽きて来ました。
そりゃあ、3月くらいからずーっと彼の著作ばかり読んでいたら、
飽きるに決まっています。

しかし、彼の著作は、
毎回50%は同じことを言っているとはいえ、
同時に、毎回新しいアイディアが書かれているので、
「ほう、なるほど」と、
目を開かされるところもあり、
それを求めて、やっぱり読んでしまいます。

*****

同時に、妻は俺が彼の著作に洗脳されないか心配していて、
俺も、「大丈夫だよ」と言っていますが、
やはり、一人の作者の著作ばかりを続けて読むと、
その人の「考え・主張」を、
知らず知らずのうちに、素直に受け入れている自分がいます。

よって、例えば苫米地氏は、
世の中に存在する「常識」たるものを、
疑ってかかり、
なぜそれがそこに存在するかを読者に考えさせるために、
その「常識」の裏をかいていくわけですが、
そういう本ばかり読んでいると、
毎朝新聞を読んだり、ニュースをネットで読む度に、
「本当かよ?」
「このニュースを報道している人物の裏にはこういう魂胆があるんだろう」
と、裏ばかり読んでしまう傾向が出て来ます。

まあ、俺は基本的に、
昔から何でも素直に信じてしまうタイプだったので、
それ位でバランスが取れて丁度いいのかもしれませんが、
しかしながら、
「一人の著作ばかり読み続ける」ということも、
その「考え」=「その作者が持つ”常識”」
に自分をハマらせることなので、

そこでは、

「全く違う視点、または、全く逆の視点を持つ作家の意見も読む」
「自分を逆の視点から批判、注意をしてくれる、
信頼出来る存在を持つ(自分の場合は妻です)」

ということが、必要になってきます。
(俺はそういうわけで、何かにハマると、
すぐに、それ一辺倒になってしまうので、
それに対して、
「それも良いけど、こういう見方もありますよ。
また視野が狭くなっているよ」
と賢く諭してくれるのが、僕の嫁さんなわけです。
そういうわけで、彼女のことをいつも尊敬しているし、
いつも感謝をしています。)


*****


そういうわけで、
前置きが長くなりましたが、
苫米地氏の比較的最新作。
大和書房より2012/7/1初版発行。
図書館でリクエストしてやっと来ました。


*****


この本は、
以前に読んだ
「あなたは常識に洗脳されている」
にスタンスが似ています。

要するに、

「この世の中は、
『正義』という名のもとに、
『この世には絶対的に正しい一つの考えがある』
ということを、利権を狙った権力者が国民に植え付け、
それにより、国民を操っている」

ということを指摘した本です。

そして、その『正義』を作り出す真の理由は、
権力であり、
お金である、
ということです。


*****


例えば、世界のジャイアンことアメリカは、
今では何にでも首を突っ込んで来ますが、
彼らも、様々な手段を使って、
『正義』たるものを理由に、
世界の色んなことに手を突っ込んで来ます。

(これらはアメリカだけの力ではありませんが、
IMF(国際通貨基金)や
BIS(国際決済銀行)のやっていることは、
内部干渉に変わりない、と苫米地氏は指摘します。)

そして、アメリカでの『正義』のジャッジの基準は、
お金でしかない、と。


(ちなみに、日本でいう「正義」は、
英語では"Justice"ですが、
これは本当は、「公平、フェアであること」
という意味である。

よって、ハーバード大学マイケルサンデル教授の
『これからの「正義」の話をしよう』
"Justice : What's the Right Thing to Do?"
の題名の翻訳は、ちょっとずれている、と言っています。)


*****



彼は他にも、
日本国内の「正義」=「常識」
の批判をします。


・制服、及びランドセルは、
それらを作る会社へ利益が流れる仕組みでしかない。
(戦後は国民にお金がなく、着るものが無い人もいたので、
その為に制服ができたが、
今では、制服の方が一般の洋服よりも高いのに、
未だにその制度が廃止されない、と。)



・学校での「掃除」は、
「掃除をしっかりすると、人格が上がる」
「仕事ができるようになる」
と教えられるが、
結局は、掃除業者を雇うよりも、
学生に働かせた方がタダなので、
そうさせているにすぎない。

また、「自分で汚したところは、自分で綺麗にする」
という理由も挙げられるが、
それならば、「自分で汚したところを、そのまま汚いままで放置する」
という選択肢も、学生に選ばせなければならない、と。

(ちなみに、アメリカでは小学校から、
掃除業者が雇われるので、
アメリカの学生は学校の掃除をする習慣がありませんが、
これもやはり問題。
なぜかというと、
「汚したところを自分で掃除することの大変さ」
を知らないから、
アメリカ人は、公共の場の使い方が、本当に汚い。
10年前に留学をしたとき、
学校や寮のトイレの汚さには、
本当に辟易した。
なので、俺は、掃除をさせることには、
賛成です。
日本人は、掃除をする習慣をつけられるから、
その結果、真面目にもなり、
仕事に対する姿勢も、アメリカ人のそれよりも、
より「愚直」になる傾向がある、という利点もあると思う。
愚直すぎるところもあると思うが。)



・日本赤十字社は、
国民の血を、「献血」という名の下に
無料で採集し、
それを、病院に売っている。
それは、日本の血液事業の独占にならない、と。



・日本の相撲の世界は、
日本相撲協会に権力が集中している。
2011年の春場所が、力士による八百長問題で中止されたが、
そもそも、八百長は昔から続く相撲世界の伝統であるし、
また、例えオリンピックや野球で、
選手が八百長(ドーピングなど)をしようが、
その選手は失格になっても、
オリンピックや野球自体は、中止にならない、と。

上の春場所中止の理由は、
利権を握る日本相撲協会の人間ではなく、
外部の人間が起こした八百長であったからこそ、
「お前ら、勝手に入って来るなよ」と、
その利権を日本相撲協会が示す為に、
中止にした、と。



・日本国内の新聞は、
テレビ局と全て繋がり、
そのメディアを支配しているのは、
電通である。

そして、その電通は、
GHQに支配されてできたので、
結局、日本国内の報道も、
全て裏で誰かの都合の良い様に操られている、と。

(彼はこの点は、『電通 洗脳広告代理店』で深く書いています。
それにしても、
彼はこんなに電通を批判して、
バッシングを受けないんでしょうか。


ちなみに、権力に反対する人間(ジャーナリストなど)は、
結局は、「権力」の持つパワーの強さを知っており、
だからこそ、存在する権力に反抗し、
それを覆すことに闘志を燃やす、
と指摘します。)



*****


と、
彼の他の本で触れられている内容も反復して出て来ますが、
こんな内容の本です。


*****


最後に。


苫米地氏の書く内容は、

小さい頃から、日本という国の在り方に疑問を抱かず、
世間で言われていることは当たり前、
という人にとっては、
「何を言っているんだ、コイツは」
という風に映ると思います。


それとは逆に、
世の中のことを、常に「それって本当なの?」
と観ている人間にとっては、
「そうそう、そうなんだよ」
と頷けるところも多いと思います。


なので、彼の著作に対するAmazonなどのレビューを観ると、
必ず、賛成派と反対派の二極に別れます。




彼の著作の内容を読むと、
自ら、「自分の頭で考える」
というクセが付きますが、
同時に、彼が本の中で推薦する、
「世の中の常識を疑って、それに逆らって生きる」
という生き方は、
その郷の中で働く者にとっては、
その郷のルールを外れることであり、
それは、同時に、
「賢くない生き方」でもあります。

(「賢くない」というか、
スニーキーじゃない、抜け目が無くない、
ということ。)



なので、一番いいのは、
彼の著作を読んで、
「なるほど、こういう考え方もあるのか」
と、自分の考え方を広げ、
その上で、
「でも、俺の場合は、どうするんだろう?」
と、自分なりの
「哲学、考え方、判断の基準」
を持つことが大事です。



そして、結局苫米地氏は、
そういうことを、読者に促したいのだと思います。


つまり、

「私の言っていることも、一つの意見にすぎませんよ。
大事なのは、自分の頭で考えることです。
そのためには、世の中に存在する、
「絶対的な正しい答え」=「正義」というものも、
その裏を知って、疑う必要があります。
その上で、自分にとっての「基準」を持つことが大事です」

と。

2012/7/29 8:27





追記:

と、ダラダラ書きましたが、
結局は、
「大量破壊兵器が存在する」との理由を元に、
イラクに攻撃をしかけたアメリカのように、
(そして、その侵攻の本当の理由は、
「石油」と「お金」であったように、)

自国の「正義」なるものを理由に、
他の国にまで攻め入ることは、間違いだ、と。

国が変わったり、
同じ国でも、土地が変わったりする中で、
そこに存在する「常識」や「文化」「ルール」は変わる。

それが人間というものの特質であり、
それをムリヤリに、
一つの「正義=利権」
にまとめようとするのは、
結局、ローマ帝国が統一されたり、
チンギスカンがアジアを占領したり、
徳川家康が天下を取った様に、
「自分が見える範囲の土地を、統一したい」
という、人間が持つ「権力」に対する欲でしかない、と。


その証拠に、
キリスト教も結局は、
イエスキリストが死んだ数百年も後に、
ローマ皇帝にとって有利なものだけを集めて、
作られたものにすぎない、と。



******




また、話は変わりますが、
彼は1ヶ月に300冊の本を読むことを推奨しています。

そんなにどうやって読むっちゅうねん、
という感じですが、
彼は、4分〜6分ほどで一冊の本が読めるそうです。

なので、1時間あれば10冊、
それを30日で300冊だとか。

しかし、一冊6分は流石に大変なので、
ちょっとハードルを下げて、
20分で一冊を読んで欲しい、といいます。

そして、一日にできれば3時間、
少なくとも1時間は最低、
本(活字)を読む習慣をつけ、
その中で、著者の主張に対して、
賛成、反対、または自分なりの意見を
頭の中で理論付けて考え、
そうやって論理的思考の訓練をすることで、
「IQを高める」ことが、
日本の教育に必要であると説きます。

彼がこの本で示すデータによると、
現在日本では、
一ヶ月に一冊も本を読まない人が、
全体の7割に及ぶとか。

つまり、日本国民の3割の人しか、
一ヶ月に一冊以上の本を読まない、ということ。


そして、今はブログが流行っていると言われるが、
実際に、文字だらけのブログは誰も読まなく、
映像や写真が沢山載っているものしか、
人気が出ない、と。

そして、文字のコミュニケーションである
ツイッターに関しても、
使っているのは30代から40代ということで、
20代以下の若者は、
「ツイッター」=「所詮140文字以内とはいえ、文字を使うので拒否」
ということで、ツイッターは使っていないそうな。

(確かに、最近はFacebookが流行っていますが、
あれは、完全に写真を載せて、
そこに一言付け加えるだけでいいので、
余り文章能力は問われません。
むしろ、Facebook上に
こういうブログ的な長い文章なり、
自分の長ったらしい哲学や、ビジネスプランを書いても、
それをしっかり読んで反論してくる人は少ないかもしれない。

まあしかし、
Facebookはもともと、
アメリカの同じ大学で本当に近しい友達どうしが
インフォメーションを共有するためにできたから、
今の「Facebook」の使い方
(=写真だけをアップして、遊ぶ方法)は、
それでいいと思うけれども。)


*****


それと、読書に話題を戻して。

読書に関する主張は、
昔からよくありますが、
俺は基本的に、
本を読もうが、読まなかろうが、
その人の勝手だと思います。

確かに、文字を読み、
自ら論理的思考を行い、
そして自分で文章を書き、アウトプットすることは、
頭を使うけれども、
それはそれで、個人の好き嫌いでいいと思います。


よく、日経新聞の朝刊の新刊広告で、
「できるビジネスマンになるには本を読め!
今はみんな本を読まないから、
あなたが本を月に一冊でも読む時点で、
キミは大半の日本人に勝つ!」
みたいなフレーズがありますが、
あれも、
「いやいや、それは違うでしょ」
と思います。


*****


まあ、色んな「正義」があるから、
仕方ないか。











*******************


補足:(2012/7/31)

MSNの「ぐっどうぃる博士の新感覚★芸能ニュース解説」
より、「正義」に関する面白い記事がありました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

2012年1月27日
第12回 これも一種のジハード!?――紳助の擁護芸人や松ケン大河が叩かれる理由






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本 Review |  苫米地英人
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こういう本は最近は興味がなく避けてましたが、
ふと手に取り、ちょっとページを捲ってみると、
一気に引き込まれ、
1時間弱で全部読んでしまいました。

大学を出た後、
一ヶ月で就職先を辞め、
その後4つの事業に失敗し、
今は、社員のモチベーションアップや、
学生を相手に、講演を行っている著者の作品。

中経出版より2009/2/28に出版。
著者が50歳前後で書いた作品。
株式会社アントレプレナーセンターの取締役。

このおじさん。
061028a



*****


中には、25の題名とともに、
彼の人生の生い立ちを交えて、
彼が大学時代から、今までをどう生きて来たかが書かれています。

また、その中には、
彼が今まで会って来た人たちに聞いたり、
または、彼自身が直接会って体験した人たちの話も、
たくさん盛り込まれています。

それらの話は、非常に心に響き、
読んでいて、ちょっとジワッと来たり、
または、声を出して笑ってしまうところも幾つかありました。

*****


基本的に彼は、

「仕事は、
適正や能力よりも、
”好き嫌い”で決まる」

という考えを通しています。

そしてその中で、

「どんな仕事でも、
その仕事がなぜそこに存在するかを
忘れた瞬間に、その仕事はつまらなくなる。

そして、どんな仕事でも、
自分で楽しもう、
それを極めてみよう、
と自ら考え方を変えるだけで、
一気に仕事は楽しくなる」

ということを説いています。

*****


例えば、あるレストランでの従業員の話。

彼は、シェフになりたくてそのレストランに入ったにも関わらず、
マネージャーから、
ずっと皿洗いばかりさせられていた。

そこで彼は、
最初のうちは腐っていたものの、
途中から、
「どうせやるなら思いっきり極めてやろう」と、
皿洗いをもの凄いスピードと手際の良さで行う様にした。



すると次第にそれが話題になり、
「凄いスピードで皿洗いを芸術のようにするヤツがいる」
と、それだけを見にレストランに来る客も増えた。


直に、彼は他のレストランのマネージャーに、
「うちに来い。そしたら、今の給料の2倍を払う」
と言われる様になる。

しかし彼は、
「それをするには、まず最初に私のマネージャーに言わなければなりません」
と言う。

そして、自分のマネージャーにそれを言いに行くと、
「いや、ならばその2倍の給料の更に倍の給料を
ここで出すから、お前は残れ」
と言われる。

その結果、彼はずっと給料が上がって行く、と。

(まあ、この後彼の希望である、
シェフにいつなれたのかどうかは書いてなかったので、
もしそのまま「お前はうちの皿洗いマスターだ!!」
なんて言われてシェフになれなかったら悲惨ですけど。)


*****


他にも、毎回「感謝」を見つけ、
「感動」を沢山して、
「ありがとう」という対象をどんどん見つけよう、と。


喫茶店に入ってイスがあったら、
「イス、ありがとう」。

コーヒーが運ばれて来たら、
「コーヒー、ありがとう。
店員さん、ありがとう」。

エアコンが付いていたら、
「エアコン、ありがとう」みたいな。

すると、喫茶店を30分の間に出るまでには、
50回以上ありがとうを言っている、みたいな。



まあ、これは例えが極端ですが、
そんな風に、
「自分の心次第で、
自分がどう思い、どう考え、どう行動するかで、
毎日の生活は、一瞬一瞬が幸せになって行く」
ということ。


*****


他にも、
「一度、その目標を絶対にあきらめないと決めたら、
他の人の批判もすべて、ありがたいアドバイスに変わる」
など、

全て、心の持ち方を書いています。


*****

著者もいいますが、
「自分がなぜその仕事をするか」
のようなことは、
はっきり言って、5分ごとに忘れてしまうようなものなので、
その点を意識して、

「徹底的に会社に尽くしてやろう」
「徹底的にお客様に尽くしてやろう」
「徹底的にこの仕事を極めてみせよう」

と、意気込みを変えるだけで、
全てが面白くなっていく。

その点は、いつまでも忘れずにして行きたいと思います。

2012/7:29 16:33



追記:

彼は若い頃、
本を読んだ後に、
必ずA4のレポート一枚に、
その本の概要を纏めていたそうですが、
それは、俺もこのブログの本レビューと同じだな、
と思いました。


彼も言う様に、
ただ本を読むのと、
「読み終わった後に、
その本の感想を書こう」
と決めて読むのとでは、
その読書に対する目的意識も変わってくるし、

また、こうして書くことで、
その本の内容が、
より自分の中に刻まれます。

(と言っても、
最近は記憶力が落ちているのか、
たまーに自分の過去のブログのレビューを読んで、
「あ、そういえば、俺こんな本も読んでたっけ?
あれ?これ何が書いてあったんだっけ?」
みたいに、殆ど覚えていなかったりして。)














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 ビジネス書 | 本 Review
20090113G092

図書館でふとみかけて、
ちょっと読んでみたら、かなり面白く、
借りて来ました。

ソフトバンククリエイティブより、
2009/1/15に発行。

*****

この本のテーマは、

「人生には、土壇場が必ずつきもので、
その土壇場は、『なぜこんなときに?』
と言う時程、凄まじい状態でやってくる。

そして、その土壇場をきちんとやり抜けて行ける人が、
結局はこの世の中で出世をし、
うまく生きて行ける。

よって、
土壇場さんが”こんにちは”とドアを叩いてきたら、
うまく交わして、むしろそれをチャンスにしてしまおう」

ということ。


その土壇場の例を50個程あげ、
一つずつ対処法を解説していく、というもの。


*****

中身がウケる。

「もしも美人の上司と一緒にエレベーターに居合わせている時に、
彼女が屁をこいてしまったら」

「もしも酒の席で、
上司を思いっきり殴ってしまったら」

「もしも振られたくない仕事を
上司に振られたら」

「もしもプレゼン中に自分のカツラが
ずれてしまったら」

「もしも大事な取引先の会議に、
遅れてしまったら」

「もしも、入ったキャバクラの店で
紹介された女の子が自分の娘だったら」

などなど。


*****


一番笑ったのは、
最初に挙げた、
「もしも美人の上司と一緒にエレベーターに居合わせている時に、
彼女が屁をこいてしまったら」
の対処法。


美人上司と自分の他に、
他にも数名の社員が一緒に乗り合わせているシチュエーションの
想定なんだけど、

対象方法は、


,修僚峇屬法大声で思いっきり自分が謝る。
(自ら濡れ衣を着る。
「すいません!昨日食べたイモのせいで、こんな匂いをまき散らして!」
とアピールする。)


⇔戮砲い觴分の後輩に、
「お前、いくら何でも硫黄の匂いはないだろう」
と、肩を叩きながら突っ込む。

(そこで後輩が分からないヤツで、
「え?僕じゃありませんけど」
なんて言って来たら、
「はっはっは、お前な、
若いうちは自ら買ってでも
人前で恥をかいて笑われるるようにしとくもんだぞ!」
と促す。)


すかざず、自分も屁をこく。
そして、「すいません、二発もしてしまいました」
と場を紛らわす。

(しかし、この場合は
他の社員が既に、その上司が本当はしたことに気づいていて、
「何だ、この部署は屁っこき部署か」
なんて突っ込まれると、上司の立場も余計ないので、
危険を伴う。)


など。


*****


というように、とても下らなくて笑えるのですが、
中には本質をついた答えもあり、
とても良かったです。


(「もしも振られたくない仕事を
上司に振られたら」の場合は、
ちょっと間を空けてから、
「・・・う〜〜ん、、
いやあ〜〜、どうかなあ〜、、、」
と言いながら、
髪の毛がぼさぼさになるくらい頭をかきむしり、
その後、机に突っ伏して頭を抑えるとさらに効果的、
みたいな。

そこで様子をみて、
一週間経っても、上司がまた言って来なかったら、
きっと他のヤツに頼んで終わっただろう、みたいな。



あとは、
「もしも大事な取引先の会議に、
遅れてしまったら」
の場合には、

一番妥当なのは、
素直に謝ることだけれど、
バリエーションとして、

「取引先のビルの30メートル前に着いたら、
そこから思いっきり全力疾走でダッシュをして、
会議室に着く頃には、
スーツも全身汗でぐしょぐしょになって、
息も付けない程の状態でいき、
そこで一切良い訳をつけず、
ひたすら謝りつづける。

すると、それを見かねた相手先の上司が、
「まあまあ、それぐらいで。
おい誰か、タオルを持って来てやってくれ」
なんて言ってくれたら、
それで場の緊張感が崩れて、
自分への注目がなくなって終わる、など。笑)


*****


こういうのがウマい人とヘタな人がいますが、
自分は完全にヘタな方なので、
勉強になりました。

2012/7/29 15:34









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本 Review |  思想・哲学・心理学

July 28, 2012

Thor-poster-2

観ました。
邦題は『マイティ・ソー』。
2011年5月6日アメリカ公開。

*****

とても良かったです。
来月に公開される『アベンジャーズ』に備え、
今から残り、
『インクレディブル・ハルク』と
『キャプテン・アメリカ』
を観る予定ですが、
その内の第一弾。

*****

全く期待せずに観ましたが、
ソーのキャラクターが、
人間的に素直で、とても良い性格に描かれていたので、
観ていて好感が持てた。

(最初は自分の欲だけを考える自己中心的なヤツだったのだが、
父親の怒りを買い地球に追放され、
そこでナタリーポートマンと会ってからは、
とても良い子になる。)


いつもは、
こういうヒーローものは、
観つつも、
「結局フィクションじゃん」と
あら探しをしてしまうのだが、
今回のこの映画の場合は、
なぜかそういう気も全く起きず、
純粋に、子供のように楽しめた。

(まあ、中身はまだこどもですけど)



その理由は、
この映画の設定が、
宇宙の彼方のある惑星に住む、
偉大な力を持った者たちと、
現代の地球での登場人物の状況が、
それぞれ別々に描かれ、
そこの間の接点が、
とてもうまく描かれていたからでしょう。


そして、その理由は、
ナタリーポートマンさんにあると思います。

11032603_Thor_03


やはり彼女の演技のうまさと、
その美しさが、
観ているこっちを、
「ケッ、どうせフィクションじゃん」
と思わせない、何かがあるのだと思います。

(『スパイダーマン』シリーズのキルスティン・ダンストといい、
『バットマン』のマギー・ギレンホールといい、
なぜかヒーローもののヒロインは可愛くないことが多いので、
今回はとても嬉しかった。

思うに、『アイアンマン』もかなり良いし、
あれもヒットしてますけど、
同じ様に出演者が良い。

結局、その映画の良さというのは、
出演者の顔ぶれと、その演技のうまさで決まるのでしょうか。)


*****

ということで、
純粋に楽しめる映画です。

外の気温は36℃を回ったここにて、
外はめちゃくちゃ晴れていて、
山と雲を横目に見ながら観たので、

いかにも、「夏休みのこども映画」
という感じでした。


2012/7/28 14:29











補足:
ちなみに、
浅野忠信さんが出ていましたが、
彼は、クオーターだったんですね。

彼の母方のおじいちゃんは、
アメリカ合衆国ミネソタ州ウィノナ生まれの北欧系アメリカ人。
その父親ははオランダ人、
母親ノルウェー人で、
共に北欧の家系であると同時に、
浅野氏のおじいちゃんの住んでいたウィノナはもともと、
アメリカ・インディアンであるスー族の一支族、
ダコタが居住する地域だそうです。

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映画 Review 
3202040844

俺が高1の頃、
1999年の夏に出たアルバム。
当時通っていた高校のある近くのGEOで見つけて、
そのまま買って、ハマった。

今、久しぶりに聴いているけど、
かなりいいね。

俺はこのアルバムを聴いてから、
彼らにハマり、

"2 Zero 0-0" (Released March 13, 2001)
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も良く聴いていた。


(July 25, 2000に出た"Who Let the Dogs Out"は、
丁度高2の夏休みにフィラデルフィアにホームステイをした際に、
近くのモールで見つけて買って聴いたけど、
メインボーカルが思いっきり変わってしまって
テイストが変わってしまったので、
このアルバムは全く聴かなかった。
"You Can Get It"はコナカのスーツのCMに使われていた。)

*****

ということで、
俺は個人的にバハメンがすごく好きなんだけど、
今までの人生で、
「バハメンが好き」という人に一度も会ったことがないなあと、
さっきふと気づいて、
残念に思った。

(バハメンを知っている人すら会ったことがない。)



ちなみに、このアルバムの3曲目の
"(Just a) Sunny Day"は、
レニークラヴィッツが書いた曲。

彼の先祖の出身はバハマなので、
バハマつながりで彼らに曲を提供したらしい。


(基本、AerosmithといいBaha Menといい、
Lenny Kravitzがどちらにも曲を書いたりしていて、
結構自分の好きなアーティストたちは、
繋がったりしている。)


*****

ということで、
非常にグルーヴのある曲が多いアルバムです。

いかにも、「夏」という感じです。

ナッソーの、
7月から9月、という感じがします。

哀愁あふれる曲も多いです。
バハマのチューブ、サザンという感じ。


2012/7/28 14:07






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音楽 Review 
CSULBがこのAT&Tの広告に使われたみたい。

嬉しいですな、我が母校。

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College Life-大学 

July 26, 2012

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著者の名前は、「よしもと よしお」。
まるで、芸名の様な韻を踏んだ名前です。

この本は、2年程前に、
当時住んでいた横浜の自宅近くのツタヤの店頭で見かけてから、
その表紙が強く印象に残っていました。
ダイヤモンド社より、2007/9/14に初版発行。

先日借りて来て読みました。

*****

基本的な経済学の概念を、
私たちの日々の日常のテーマに当てはめて、
分かり易く説明した本です。

例としては、

「なぜ人は、同じ商品(ペットボトルのお茶)を、
方やスーパーの中では98円、
その外の自動販売機では150円で売っているときに、
自動販売機で買う人がいるのか」

なり、

「なぜ、映画のDVDの料金は、
段々と下がって行くのか」

なり、

「なぜ、所得格差は無くならないのか」

など、
身近なテーマに置き換えたものばかりです。

(しかし、表紙のカジュアルさとは裏腹に、
中身は結構文字が詰まっていて読むのに時間がかかる。)


*****


経済学の基本は、
「コスト」の考え方です。

それをする際に、
他の行動で得られたであろう対比のことを考える。

その中で、色々と比べながら、
「自分に一番最適な方法を選ぶ」
ということを、基礎にした学問です。

(しかしながら、
現代の経済学の基礎には、
「人間は自分にとって合理的な行動をとる」
「世の中には完全な情報が存在する」
という二つの暗黙の条件が置かれている。
しかし、人間は必ずしも合理的に動かないし、
アダムスミスやケインズがそれらの考えを作った時代とは、
今は完全に状況が変わって来ている。
「需要と供給により、モノの値段が決まる」との考えが
基本となっているが、
例えばデリバティブなどは、その定義では価格が決定しない。

そのように世の中の状況が当時とは変わって来ているにも関わらず、
未だにその経済学を使うので、
結果として、
実際の経済市場の先を読む際には、
予想が全く当たらないという現実が起こる。)


*****


この本の中で一番面白かったのは、
上にも挙げた、
「なぜ、この世の中から経済格差(所得格差)は無くならないのか」
というテーマ。


例えば、
年収がそれぞれ、
1500万の人、
800万の人、
600万の人、
そして、
400万の人がいる。


その場合、年収1500万の方が、
400万の人よりも、
断然裕福な生活を送っているように見えるが、
実際は、
前者はそれだけ多くの支出が伴い、
(所得税で払う額も上がるし、それだけの収入にはそれだけの支出が伴うことから)
思う程は、違いのある生活をしていない場合が多い、と。

それよりも、年収は200万でも、
貯蓄が沢山あり、
自由に使える貯蓄の額は毎年800万だとしたら、
そちらの方が、より余裕のある生活を送れるものだ、と。

(結局ここで言いたいことは、
年収を与えられるサラリーマンでいる以上、
年収400万だろうが、
1500万だろうが、
余り変わりがない、ということです。
それよりも、別の方法で、
自らの資産を蓄える方に回らないと、
土俵は変わらない、ということ。)


*****


また、ここでは比較優位の考えも出て来ます。

A太郎とB男が一緒に働く場合、
A太郎の方が、B男よりも、
PCを打つ速度も、書類を作るスピードも速かったとしても、
二人のそれぞれの仕事の結果の対比を計算し、
より多くの成果が作られるパターンで二人の仕事を組ませた方が、
結局は、会社の利益に繋がる、という考え。



ここでは、そこから更に掘り下げて、
4人のタイプの仕事人間のことも話されます。


1、仕事も実際にでき、かつ、自信満々で、
「自分は仕事ができる」と自覚しているタイプ。

2、仕事は実際には出来ないけれど、自信過剰で、
「俺は仕事はできる」と勘違いしているタイプ。

3、仕事が本当は出来るけれど、自信が無いので、
「僕は仕事はできない」と勘違いしているタイプ。

4、仕事もできなく、かつ、自信もなく、
「自分は仕事ができない」と自覚しているタイプ。


この中で、4番の人間はダメダメのように見えますが、
実は、自らの力量をきちんと自覚しているので、
1の人間と一緒に組ませれば、
1の人ができない部分を4の人間がしっかりとフォローし、
結果、全体として良い仕事ができる、ということも書かれています。


そして、一番たちが悪いのが、
2のタイプ。

これには、有名な大学を出た人間に多いと著者は説きます。

(著者が実際に働いていた大学では、
東大などの有名な大学を出た人間なども多々いたが、
それらの人の中には、
もちろん本当に優秀な方もたくさんいたが、
それとは逆に、結構多くの人間が、
何かミスを犯したときに、
「いや、この優秀な俺が犯すミスなんだから、
きっと誰もが犯すミスに違いない」
と、全く反省をしなかったり、
または、
「俺は優秀だから、メモなんて取らなくていい」
と言って、メモを一切とらずに、
その結果、たまにもの凄く大きな失態を犯す、と。



(このことはちなみに、
昨日読んだ稲森和夫氏の「生き方」でも、
同じことが書かれていました。

逆に、全く無学であった松下幸之助氏は、
自分が「無学である」ということを自覚し、
その分、生涯に渡って、
誰からでも教えを乞い、
素直に学ぶことを、一生やめなかった、と。

その態度と考え方の違いが、
無学であろうと、有名な大学を出ていようと、
その後の自らの考え方と行動が、
全てを決めて行く、ということを物語っています。)


*****



ここで個人的な話になりますが、
俺は今まで、4年前に日本に帰ってくるまで、
「学歴」というものを一切気にしない人間でした。

いやむしろ、
去年まで、全く気にして来なかったと思います。


しかし、去年の夏以降に、
転職活動をする中で、
自分の出した書類が、
結局は、
出た大学の名前と、今いる会社の名前だけで、
一次選考の書類が通るかどうかは
ほぼ決まってしまう、ということを目の当たりにして、
(中小企業やベンチャーはそうではないが、
名前の知れている大手上場企業ほど、
その傾向が強い。)

それ以来、
ある意味、
「日本内での学歴コンプレックス」
みたいなものを感じている自分がいました。

正直、今も、全くないとは言えません。

(自分は実際、
アメリカの四年制大学を出ており、
そこの学校のレベルも全米では高い方だったので、
俗にいう「高学歴」に入るのだが、
日本では一切関係ない。

日本では、「アメリカの大学を出ました」と言ったら、
ハーバードか、スタンフォードか、バークレーか、
などの様に、
一般の日本人も聴いたことのある様な名前の学校しか、
人事に認識されない傾向がある。)


*****


去年までは、一切「学歴」たるものを気にせず生きて来た自分だったが、
実際に、日本の社会のそのような現状にぶちあたり、
やるせなさを感じたこともしばしば。


だからこそ俺は、
「絶対に有名大学を出た人間には負けたくない」
「大手企業で働いている人間には負けたくない」
という勝手な思いがあります。
心の奥底で、メラメラと燃える、
「なめんなよ」根性のようなものが。


*****


なので、上の内容を、
この本と先日の「生き方」で読んだ時にも、
「やっぱり、一番大事なのは、
社会人になった今、
『どう毎日考えて、行動するか』なんだ」
ということを噛み締め、
絶対に負けてらんねえ、と、
思いを固めたわけです。


*****


さて、個人的な感想文で最後は終わりましたが、
28歳の、今の心情でした。



2012/7/26 21:29





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本 Review |  経済学
ji

タイトル通りの内容の本。
2008/12/24、
かんき出版発行。

*****

こういうタイトルの本は大概、
実際には、「手に取るように」は分からない場合が多い。

ただ、
その分野の情報を、
見開き2ページで一つのテーマにまとめ、
簡潔な説明が下されている場合が多い。

2ページに全ての内容を纏めようとするから、
特に深い記述もないし、
当たり障りのない、個性の無い本となってしまう。

(この傾向は、
「◯◯になる50の方法」
「◯◯の内にしておきたい30のこと」
的なタイトルの本にも多い。
要するに、当たり障りの無い、
教科書的な本となってしまう。)


*****


まあしかしながら、
「日本の銀行とは何か?」
が良く分かる本でした。

2012/7/26 20:52



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本 Review |  金融・会計・投資
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今日、1年ぶりに揖保乃糸を食べました。

今年は、
そうめんの季節が始まったときに、
最初に買ったそうめんが、
1キロ入って300円とかのやつをついつい買ってしまい、
それを、今まで2ヶ月くらい、
コツコツと食べていました。


(本当は揖保乃糸が食べたかったんだけど、
最初にそれを買ってしまったので、
終わるまで待っていた。)



そして今日、
やっと揖保乃糸を買い、
さっき食べました。


いやあ、やっぱり違うね!
去年の日記にも書きましたが、
やはり麺一本いっぽんが光っていました。

茹で終わった後、水で冷やす時も、
こしが全然違う。
絹のよう。
まとまっている。


そして、口にいれたその瞬間。

そのつるつるとした、
まさに絹のような、
コーティングされたかのようなその舌触りに、
感動します。


****


去年、ちなみに彼女が、
去年書いた俺の日記を読んで、
こっそりそれを揖保乃糸の会社に送りましたが、
何も返事は来ませんでした。

しかし、僕は相変らずあなた方を応援しています。

本当に良い仕事をしています。


2012/7/26 20:11





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Thoughts-思ったこと 

July 25, 2012

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素晴らしい本でした。
2004年の7月に出版された本です。

*****

この本は、
僕の彼女が2010年の春に読んでいて、
その時に、「素晴らしい本だよ」と言っていたのを覚えていました。
その時は自分は余り興味がなく、
確か少しだけ読んだと思います。


今回、図書館で見つけて、
何か気になり、
読んでみました。

昨日と今日で、一気に読み終えてしまいました。


*****


この本では、

生きることとは、
仕事とは、
哲学とは、
人生観とは、
宇宙とは、

などと、様々な視点に渡って、
彼の哲学が書かれています。


しかし、その根本にあるのは、
「誠実に生きること」、
そして、
「人間として正しいと思える道を歩むこと」。


この本を読みながら、
今の自分の仕事の仕方を再度見直すとともに、
感謝の気持ちを持つことを、
また最近忘れていたかなと、
自分の心を見つめ直しました。


****


また、彼はこの本の最初の方で、
こんなことを言っています。



「この世の中には、
『知の宝庫』とも言えるべき場所があり、
そこに、今までの全人類が発明したり発見してきた
『知識』『叡智』といえるものが眠っている。

そして、ある物事に心から打ち込み、
朝も夜も、寝ている間でさえも、
そのことを考え、
その人間を切ったら、
血の代わりにその思いがこぼれてくる位まで
何かに打ち込んだ時、
ふとした瞬間、
人間は、その『知の宝庫』に触れる瞬間がある。

そして、宇宙から、
その『叡智』を借りて来ることができる。」

と。



また、彼はこうも言っています。


「この世の中の全てのことは至ってシンプルで、
こんがらがって、一見解決が不可能に見える問題でも、
次元を一つ上げてそれを観れば、
その問題が解決できることが多い。


例えでいうなら、普段二次元で考えている問題を、
一つ次元を上げて、三次元で観てみれば、
その問題の本質はシンプルに解ける。」

と。



この点は、非常に頷けるし、
そうだと強く思いました。


*****



また、彼は、
人間がこの宇宙に生まれて来る究極の理由は、

「自分の魂を、
生まれた時よりも、少しでも上の状態に成長させることである」

と言っています。


この世の中に生まれて来るものは、
それが、人間であれ、動物であれ、
物体であれ、植物であれ、
何にしろ、
必ず、「成長」というものを遂げて、
前よりもより成長した状態になって、
死んで行く、という傾向があります。


宇宙の始まり、
ビッグバンの後も、
ただの素粒子がお互いにぶつかり、
そこから原子ができ、
分子ができ、
それが長い時間をかけて、
生物へと進化をして行った、と。


では、なぜそれらの素粒子は、
そのまま、宇宙に留まっていなかったのか、と。


なぜ、原子は、
原子のままで停滞して、
変化を遂げることを辞めなかったのか、と。



それは全て、
この宇宙に生まれるものは、
必ず、「成長してより良い状態になろう」
という宇宙の力が働くからだ、と。



*****



彼はまた、「働く」ということに関しても、
この本の大半を使って、説きます。



人間は、「労働」を通して、
何よりも一番の喜びを得ることができる。

余暇の時間は、労働の時間が充実しているからこそ
楽しいのであり、
本当に心が震える瞬間、喜びは、
労働を極めてこそ、
味わえるものだ、と。






そしてまた、
人間は、
何かを強く願い、
それを、朝から晩まで思い、
それが起こる様を心から想像し続けると、
あるときから、
「今」の状態から、
その自分が望む「未来」への道のりが、
スパッと、真っ直ぐ「見えて」くる、と。


それも、白黒であったものが、
段々とカラーになり、
何よりも明確に見える瞬間がある、と。



それくらい、人間は自分が望むものを心から思い続け、
それを信じて辞めなければ、
必ず、そこに通じる道は見えて来る、と。


そして、人間が自ら頭の中で想像できる物事は、
かならず、それを叶えることができる、と。




*****



彼はこの本を、2004年に出しているわけですが、
そこには、
その後に世間で流行った、
「引き寄せの法則」なり、
「思考は現実化する」なり、
様々な物事の「本質」たるものが書かれています。


いや、決して彼が早かった、遅かったというわけでもなく、
彼の考えが実は目新しいものでもなく、
それは、人類の歴史の中で、
その道を究めたり、
あるものを極めた人が、
必ず行きつく「真実」なのかもしれません。


そして、彼はそれを、
自分の72年の人生を通して感じた中で、
自らの言葉で、書き記したからこそ、
この本が、読んでいる人間に、
心を震わせるような感動を与えるのだと思います。



*****


この本を読んだ後、
自分の中では、

「今の仕事に感謝をして、利他の思想で、仕事にあたる」

「ものごとを次元を高くして観る」

「自分が望むこと、
成し遂げたいことを、
何よりも強く望み、考え、情熱を持ってあたる」


「自らの欲のみを省みず、
広い視野でこの宇宙をみて、
忘己利他の考えで世の中を見る」


「人として誠実に生きる」


などの大切さを、
噛み締めました。


また、彼はこの本の中で、
自分の利益だけを考えて行ったビジネスは、
一時期はうまく行こうとも、
決して続かない。

正剣を抜いた際には(自分の欲を無くし、広い視野で社会のためを思って行動したときは)、
ものごとはうまく行っても、
邪剣を抜いた際には(つまり、自分の欲が少しでも入っている場合は)、
決して物事はうまくいかない、と。



そして、それを彼は、
自らが興した京セラと、
DDI(現:KDDI)の業績を通して、
確信した、と。


******


この本を読んで、

「努力を続け、
日々、昨日よりも人間として成長するように生きて行くこと。
そして、仕事をして行く上でも、
自らの利益を第一に考えずに、
利他の精神で仕事にあたっていけば、
それは必ずいい結果へと結びついて行くんだ」

ということを、
「それは正しいんだよ」
と背中をどんと押された様で、
読み終わった後に、
感動とともに、
とても清々しくなり、
まるで、何か瞑想体験をした後のような、
思いっきり泣き終えて、心が洗われたような、
そんな、不思議な感覚を持たらしてくれました。



*****


また、定期的に、
心が迷った時には、
また、
自らの心を見直したい時には、
読み返したいと思える本です。


2012/7/25 20:48







追記:
ちなみに、僕と妻は、
将来生まれて来る子供の名前を既に決めていますが、
その内の男の子の名前は、
ある漢字一文字の名前です。


彼女はそれを、
2010年の夏に、
彼女がカナダに留学をしている際に俺に言ってくれたのですが、
さっき電話で話したところ、
実はこの本を読んだ後に、
「これにしよう!」
とインスピレーションが湧いたそうです。



つまり、
僕らの未来の息子は、
この本を元にして名前が付けられた、
ということになります。


それだけの価値を持つ本であると思います。







******




補足:本の中で心に残った言葉。


「徳高き者には高き位を、功績多き者には報奨を」 西郷隆盛
(功績にはお金で報いればいい。人格の高潔なものこそ、高い地位に据えよ)











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本 Review |  思想・哲学・心理学

July 24, 2012

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最近、また立て続けに映画を観ています。
今日はこれを観ました。
『パイレーツ・オブ・カリビアン/生命の泉』。
2011年5月20日公開です。

*****

去年公開された時には、
「絶対つまんねえべ」と思い、
観に行きませんでした。

当時の先輩も、
「これを絶対にIMAXで観なきゃ」と言って観に行ってましたが、
感想を聴くと、
「ペネロペ・クルスの胸が3Dで観れた以外は何も良く無かった」
と嘆いていたので、
「やっぱりな」と思い、
結局観ませんでした。


先日、何かふと気になり、
ペネロペ・クルスの胸が観たくなり、
この映画を借りました。

****

実際に観てみると、
ペネロペ・クルスの胸はほとんどフィーチャーされておらずがっかりでしたが、
その代わり、脇役の方々が大分頑張ってくれたおかげで、
とてもいい雰囲気を持つ映画となっていました。

RootenTomatoesでは36%くらいと
大分低い評価ですが、
正直言って、俺は今までのこのシリーズよりも好きです。

今回は純粋に、
「海賊ものの冒険映画」
という感じが出ていて、
楽しめました。

(今までの3部作は、正直言って、
オーランド・ブルームとキーラ・ナイトレイが
2作目以降は、彼らのキャラが濃すぎて、
映画の中でうまく調和していなかった気がする。

ジョニー・デップ演じるジャック・スパロウのキャラが
余りにも濃いので、
今回の様に、彼の周りは普通の強面のオッサンたちでまとめた方が、
彼のキャラがひと際引き立ち、
良いバランスが取れると思う。

(要するに、今までの3部作だと、
ジョニー・デップ、オーランド・ブルーム、キーラ・ナイトレイ
の3人の主人公がいるようなもので、
それがToo muchという感じが否めなかった。)



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と、偉そうに書きましたが、
今回の映画はそういう意味で、
「純粋な海賊冒険もの」として、
とてもよく撮れていたと思います。


ローリングストーンズのキース・リチャーズが
ジャックスパロウの父親役で出た
あの酒場のシーンなんかも、とてもいい雰囲気が出ていたし、

その後、人魚が出てきたり、
泉を探しに森の奥を歩いたり、
泉を見つける前では、洞窟の中を歩いたりと、

ディズニーランドの『カリブの海賊』
のアトラクションの雰囲気を、良く出していたと思います。

(俺はあのアトラクションとホーンテッドマンションが幼稚園から大好きで、
大きくなったら、ディズニーのアニマトロニクスを作る人になりたいと
高校3年の夏休みまで本気で思っていた。)


それに何より、
バルボッサ役のジェフリー・ラッシュと、
黒ひげ役のイアン・マクシェーンが、
とても良い演技をしていました。


****


ということで、
世間の評価は低いですが、
シリーズの続編ではなく、
一つの単体作品として観れば、
とてもいい作品だと思います。

人魚たちもとてもミステリアスで雰囲気があって良かったし。


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2012/7/24 23:00

shunsukesekine at 23:01コメント(0)トラックバック(0) 
映画 Review 

July 23, 2012

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邦題は『マトリックス・レボリューションズ』。
この世で多分知らない人はいないであろう、
『マトリックス』シリーズ3部作の完結編。

監督と脚本はウォシャウスキー兄弟。

第一作目は1999年3月31日(日本は同じ年の9月)に、
第二作目は2003年5月15日に、
そしてこの第三作目は、
二作目の公開からたった半年後の、
2003年11月5日に公開されました。

(これが公開された頃、
その時住んでいたサラトガやクパティーノを走っていた
バスの車体に、エージェントスミスの顔が大きく載っていたのを
覚えています。
そして、「え?もう公開なの?」
と驚いたのを良く覚えています。)



結局、
二作目は劇場でしっかり観て、
(まだウィードにいた頃に観た)
そのDVDまで買ったにも関わらず、
なぜか完結編のこれは、
観に行きませんでした。

そして、公開から8年が経った今日、
やっと観ました。

(なぜ観に行かなかったのか分からないが、
確か、その時のルームメイトのPhilが、
「観たけど、余り面白くなかったぜ」と言っていたからだった気がする。
違ったりして。)


*****


とにかく、
今日観てみて、驚きました。

まずは、SFXがかなり凄い。

途中で、あの機械のクモみたいなマシーンが、
一気に襲って来ますが、
(設定では25万体らしい)
その映像は、公開から8年経った今でも、
全然古くありませんでした。

むしろ、「これ最近作ったの?」と思うくらい、
中々凄い映像でした。


*****


それと、お決まりのエージェント・スミス役、
ヒューゴ・ウィーヴィングさん(Mr. Hugo Weaving)が、
かなり沢山出て来て、観ていてとても嬉しかったです。



たくさんいます
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(最後のネオとの対決シーンでは、
10万人くらい出て来る。
その前の、アーキテクトを追いかけるシーンでは、
実写で何回も重ねて撮られたであろう彼の姿が、
何十人も出て来る。
シリーズ二作目のメイキング映像では、
「自分のエクストラ役の人間が、
みんな私の髪型を真似て作ったカツラを被っているんだが、
自分の生え際が『そんなに後退したの?』
と嫌というほど見せつけられて、たまらないね!」
とユーモアを交えて話していたのを観てから、
好きになった。)



まだいます
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*****


僕は彼の演技を余り知りませんが、
(これ以外には、
『Vフォー・ヴェンデッタ』
『ロード・オブ・ザ・リング』系以外は観たことが無い。)

でも、実は色んな映画に出ていて、
あの、SFXは素晴らしいのに、いつも駄作の
『トランスフォーマー』 のメガトロン(悪いヤツの方)
の声もしていたみたいです。

やるね。

(声優でいえば、
『ベイブ』のレックス(オスの牧羊犬)の声もしています。
僕の嫁さんは、ベイブが大好きで、
ベイブの「ラ、ラ、ラー♪」と
アヴリルラヴィーンみたいな声で歌うモノマネを、
よくしてくれます。)




ヒューゴおじさんはいつもがんばってたたかってくれます。
ぼくたちのきたいをぜったいにうらぎりません。
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*****


さて、全然映画のストーリーに触れていませんが、
この映画は、やはり何だか深いですね。



一作目のアイディアは、
よく心理学の授業に使われます。

アメリカにいるときも、
大学のコミュニケーションのクラスで、

「この世の中での私たちの人生とは、
パペット(操り人形)が火の前で誰かに操られ、
その後ろの洞窟の壁に浮かび上がる影(虚像)を、
観ているにすぎない。

そして、その真実に気づくかどうかは、
自分次第だ」

というどこかの哲学者のテーマを、
マトリックスの一作目で、
モーフアスがネオに、
「赤のピルを飲むか?青のピルの飲むか?」
と聞くところの映像も合わせて、
その時の教授は講義をしていました。

(ちなみにその教授はかなりホットで、全学生に大人気だった。)


*****


そして、二作目は、
俺はDVDまで買って今まで多分、4回くらい観ているのに、
未だに、その意味が分かっていませんでした。

(多分英語版を買って、日本語の字幕が付いていないので、
哲学的な部分は難しすぎて、何を言ってるのかよく分からなかったからだと思う。)


*****


そして、今日三部作目を観て、
その後に、僕らの味方、
Wikipediaの内容を見て、
「この映画は、やはり深いな」
ということに気づきました。


(ちなみに、二作目のあらすじが余りにも長過ぎて、
読む気がしない。
今度気が向いたら読もう。)



*****


ということで、
一作目が公開されて、それを劇場で高校1年生の頃
(1999年の9月11日に公開)に観てから、
早、13年が経った今、
やっと、3部作が自分の中で完結しました。




この映画は、
映像的にもかなり色々な映画に衝撃と影響を与えましたが、
(この映画が出てからは、
被写体を360度の角度で映して、
それをスローモーションでぐるりと観る、
という手法が多用された。
一作目でネオがエージェントスミスの弾丸を避けるシーンは、
余りにも有名です。)


映像技術以外にも、
その「コンセプト」という段階で、
本当に多くの人々に、衝撃を与えたと思います。

何せ、大学の授業でその映像が流されつつも、
何度も語られるくらいだから。


*****


それぞれ一作品ずつ分けて考えても、
中々凄いスケールの映画ですが、
三部作合わせて考えると、
よくもこんな壮大な映画を作れたなと、
監督たちに感心せずにはいられません。



2012/7/23 22:42




追記:
ちなみに、ランダムに見つけたこの人のブログのコメントが面白い。"Movies I Don't Remember"







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映画 Review 

July 22, 2012

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邦題は『TIME/タイム』。
ジャスティン・ティンバーレイク、
アマンダ・サイフリッド、
キリアン・マーフィーが主演です。


この映画は今年の2月に公開された際に、
彼女と観に行きたいねと言っていましたが、
残念ながら行けませんでした。

その時はその代わりに、
『ものすごくうるさくて、ありえないほど近い』
を観ました。


先日ビデオが出たので、
早速借りて来ました。

*****

感想は、面白かった。

一回目は、字幕なしで観て、
二回目は、字幕付きで分からなかった所を飛ばしながら観ました。

正直、一回目に観た時は、
最初の始まりや、そのアイディアにはしびれるものがあり、
「うおお、これはすげえ」
と興奮しながら観ましたが、
最後に近づくに連れて、
脚本がちょっと甘かったかな、と思います。

雰囲気としては、
"The Island"(邦題:『アイランド』)
に似ています。
The-island



どちらも、近未来で、
かつ、ある一定の地域に住む人間が、
実は、その周りに住む別の人間たちに操られていて、
その真実を知り、
行動を取っていく、という雰囲気が。


*****


とにかく、
この映画のアイディアは素晴らしいと思います。

2161年には、
人類は25歳を迎えた瞬間から、
自分の左腕に示される時計のカウントと共に生き、
何もしなければ、1年しか猶予がない。

しかし、金持ちの人々は、
何百年、何千年、
何万年と生きることができる、
という仕組み。


世界中で、昔からの裕福層のみが永遠に生きられる様に、
ゲトーエリア(スラム街)に生まれた人々から、
税金、及び、
時間を貸す際の利子で、更なる時間を吸い上げ、
それが全て、金持ちの手に渡って行く。



ヨーロッパ系のロスチャイルド家、ロックフェラー家やモルガン家などが世の中の全ての富を吸い上げ、
その下に立つ政府の役人、官僚、
そして汚職に手を回す警官たちが生き残り、
一番弱い立場の人々が、
貧困の中で生きて行く、
という今の金融資本主義を、
うまく描いていると思います。


*****

in time


よく、「時は金なり」と言いますが、
この映画では、本当に「時」が「金」となり、
その金である「時間」が無くなった瞬間に、
人は急に命を落とします。
25歳の外観で。


話の最初の方で、
ジャスティンのお母さん役のオリヴィア・ワイルドが、
これから息子のジャスティンに会いに行く際に、
バスに乗ろうとしたら、
「今日から料金が倍になった」と言われ、
自分の持ち時間は1時間半しかなく、
しかしバスの料金も2時間分で、
ジャスティンの待つバス停は歩いて2時間先の距離で、
結局、走って行くのですが、
ジャスティンにやっと会えたその一瞬手前で、
「時間切れ」となり、
死んでしまいます。

そのシーンは、本当にかわいそうでした。

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(ちなみに、オリヴィア・ワイルドは綺麗ですね。
"Tron: Legacy"にも出ていました。
この映画のヒロインのアマンダ・サイフリッドよりも俺は好きだな。
でも、きっとこの映画の設定からすると、
アマンダ・サイフリッドの方が、
世間知らずのお嬢さん、という感じが出て合うんだろうけれど。)

*****


そして、この世界を操る裕福そうで上層部の人間たちは、
自分たちだけが生き残る「システム」を壊されない様に、
ジャスティンたちが生まれて生活をしていく
「スラム街」の人間には、その真実を決して教えずに、
自らが生き抜くために、多くの人間の命=「時間」を
奪って行きます。




実際に、今の世界でも同じことが起きており、
人々は、より良い生活をするために、
「お金」を手に入れる、
そのために、自分の時間を使って、
仕事をして、「お金」を手に入れるのに、
その「お金」を使う前に、
仕事に忙殺されて、死んでしまったりする。



「自分の時間」=「自分が持つお金」=「自分の命」
と、シンプルに設定されているこの映画を観ると、
今の自分の生き方を、
全く新しい別の視点で見られる様な気がします。

(ジャスティンたちは、
毎日、残り1日分の時間を手にして、
何とか生き延びています。
工場などで働いて。

自分のお母さんも、
25歳になった後、
それから25年も生きて来たのに、
家のローンなどを払い、
更に政府が値段を上げたせいで、
残り数秒のところで、
死んでしまいました。

ジャスティンやこのお母さんにとって、
「時間=お金」は、
自分たちが生きるために必要であって、
それを何のために使うのかといえば、
自分の愛する大事な人たちと、
一緒の時間を過ごす為に必要なわけです。


そんな点が、
「お金とは何なのか」
「お金で私たちは何を手に入れようとしているのか」
というシンプルな問いに、
答えてくれているような気がします。)


*****


ちなみに、ストーリーが弱いと書きましたが、
最後の方では、もうちょっと話を掘り下げて欲しかったな。


上に書いた"The Island"との類似点ですが、
こういう近未来のSF映画は、
設定が今の私たちの暮らす状況とは、
完全に異なるために、
セットとか、
撮影場所、
車の外観、
服装など、
全てを、その映画用に作り上げなければならない。


だからこそ、映画を観た最初の瞬間は、
「おお!なんかすげえ!」
と興奮するのですが、
段々と、それに見慣れて行くと、
それが、「フェイク」に見えて来てしまうのです。


(例えば、そのSFの世界を作り出すために、
撮影をしている風景には、
少数の登場人物しか出ないので、
いかにも、「映画を撮っています」
という雰囲気が出てしまう、など。)


そういう、近未来SF映画が持つ課題を、
うまく克服しながら映画を2時間分作ることは、
相当大変な作業だと思います。


*****


とにかく、色々と考えさせられる映画でした。

そして、ジャスティンがカッコ良かったです。


2012/7/22 20:08







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追記:
ちなみに、タイムキーパーの役は、
完全にミヒャエル・エンデ作の『モモ』に出て来る時間泥棒のオジさんたちにそっくりです。
彼らは、「時間銀行」に勤めていますが、
この映画は、そのアイディアにそっくりです。


以下、『モモ』に対する解釈より(from Wikipedia);
『ストーリーには、忙しさの中で生きることの意味を忘れてしまった人々に対する警鐘が読み取れる。このモモという物語の中では灰色の男たちによって時間が奪われたという設定のため、多くの人々はこの物語は余裕を忘れた現代人に注意を促すことが目的であるとされている。しかし、エンデ本人が世の中に訴えたかったことは、この「時間」を「お金」に変換し、利子が利子を生む現代の経済システムに疑問を抱かせることが目的だったという事が、のちに発行された『エンデの遺言』という書籍に記載されている。なお、この事に最初に気が付き、エンデ本人に確認を取ったのはドイツの経済学者、ヴェルナーオンケンであるとされる。』







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映画 Review |  Justin Timberlake
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菅下 清廣(すがした きよひろ)氏の本です。

彼の本は、
『世界のマネーは東へ動き出した』や、
『2011年の衝撃!』など、
色々な視点から経済予想をした本が面白く、
個人的には結構好きです。
今日本屋に行って見つけて、数十分でささっと読んでしまいました。

2012/4/21、
フォレスト出版より初版発行。


*****


読み終わった正直な感想は、
「拍子抜け」です。

「え?内容それだけ?」みたいな。

本の最初の4割は、
彼が大和証券に勤めてから、
メリルリンチに移り、
その後、NYのWall Streetに移って、
そこで金融界の大物と一緒に働くところまでを回顧した、
完全なる自慢物語。

その自慢ぶりは、
ちょっと落合信彦の本に感じが似て来た。


そして、残り6割で、
この本のタイトルともなる肝心な「方法」が披露されるのですが、
その内容は、至って常識なこと。
または、他のこの手の本でもよく書かれていること。


「ビジネスマンは清潔感が大事だ。
今すぐ量販店のスーツを捨てて、
自分だけの高級スーツをつくれ」

「知的財産という武器で自らを鍛えろ。
本は少しでも興味が持ったらすぐに買え。
図書館でタダで借りるなどと考えている間に、
1億円は逃げて行く」

「未来の経済予想は、
『過去の歴史』+『自分オリジナルの想像力』から創られる。
そのためには、経済や金融の本以外に、
歴史書を読め。
自らの想像力を磨き続けるために、
小説を読んだり、
オペラなどの教養も身につけろ。
ビジネス書ばかりでは人は伸びない。
ジャンルの異なる雑誌や本なども読め。」

「一番大事なのは『人』だ。
良い人脈をつくれ。
自らそのような人物が集まるところへ足を運び、
人脈を太くしろ」

「約束は必ず守れ。
アポイントメントの前日には、
必ずメールか電話で確認の連絡をしろ」

「CNNやBBCなど、
世界から生で伝えられる情報に身を浸せ。
良質の情報を手に入れろ」

「人生で役立つ情報は、
自らが仕入れた情報の1割から2割にしか満たない。
しかし、それを知った上で、
常に情報を手に入れることで、
自分で良質の情報を見極める力がつく」

「誰かの経済予想などを聴く際には、
その人物の意見が正しいかどうかは、
『その人オリジナルの見解、ジャッジする物差し』を
持っているかどうかで見極めろ」


などなど。


*****


とにかく、頷けるところもありますが、
正直言って、
彼なら、もう少し目を開かされるような内容の本を書いて欲しかったと思います。

(個人的な意見ですが、
本は確かに、少しでも興味が湧いたら『読んでみる』ことは大事ですが、
むやみやたらに買うのはどうかと思います。
ハッキリ言って、本は場所を取るし、
むやみやたらに買い続けると、
引っ越しの際に最高に困る。
しかも、一冊1500円前後(最近は定価1800円も増えて来た)というのは、
中々浪費が激しいものだし、
同時に、「この本マジで買わなきゃよかった」
と思う本も、結構あるもので。

結構、この様に「図書館を使うな!ちょっとでも気になったら直ぐに本を買え!」
的な意見が最近多いですけど、
それは完全に、著者と出版社のビジネス戦略でしかないと思います。
図書館をバカにしないで下さい。)



フォレスト出版は、こういう
「短期間でお金を作る!」
的な売り込みが好きですが、
そして、そのフォレスト出版は、
同時に、彼の今までの著作の用に、
中々面白い見解を示す本も多々出していますが、
それでも、今回の内容は、
彼じゃなくても書けたと思います。


だって、最後の結びが、
上に挙げた幾つかの”アドバイス”の後に、
後書きにて、
「どうでしょう?これであなたも、
年収1億円は簡単に稼げる気持ちになったんじゃないでしょうか?」と。


自分の自慢話で読者を、
「いいな、俺もこんな風に成功してえ」と思わせて、
「こんなオッサンでも出来たんだから、俺でもできる」
と鼓舞させ、
後は、他の本に幾らでも書いてあるアドバイスをちょちょっと載せて、
「どう?やる気でたっしょ?」は、
ちょっとセコいよね。

*****

まあ、それでも、
俺の様にそうやって本を手に取る読者がいる以上、
この手の本は無くならないんだろうが。


非常に、落合信彦的な本でした。

2012/7/22 18:03



追記:
本の最初の方に、
「最近の若者は、海外に出て行きたがらない。
もしも私の目の前に今そういう若者がいたら、
すぐにNY行きの格安航空券を手配して、
Wall Streetでアルバイトをしてくる位の意気込みで、
現地に向かわせる。
もしもそれができれば、
彼は、どんな会社でも、
高額の給料を手に入れる器量を身につけるだろう」と。


まあ、俺も21歳の頃に、
アメリカを野宿で一周回りましたけど、
その際の、
「欲しいものがあるなら来いよ。
俺は何も持ってねえぜ」
的な、サバイバル精神を持っていれば、
大抵の仕事はこなして行けると思います。

そして、そういう根性というか、
精神を、自分の魂胆に常に持ち続けることは、
大事だと思います。

心の奥底に眠る、「何くそ根性」的な。
それを、常にギラギラ出してたら、
ウザイだけだけどね。


*****


しかしながら、
「自分の中にヒーローを持ち、
それになりきって土壇場を切り抜けろ。
もしも自分のヒーローが竜馬なら、
誰でも竜馬になれる」

などのメッセージもあり、
要するに彼が伝えたかったことは、

「自分には何でもできると信じ込むことと、
後は、ひたすら目標に向かって勉強すること。
そして、『こうなりたい!』と心から思える理想像を持って、
それに向かって一心不乱に打ち込めば、
必ず誰でも、自分の願いを叶えられますよ」

ということを伝えたかったのだと思う。

なので、一冊の自己啓発本としては、
とても良い雰囲気を持った本だと思います。



************



補足:

ちなみに、2日前の夜、
アメリカ時間20日の夜未明に、
コロラドのAuroaで、
"The Dark Night Rises"の上映中に、
24歳の若者が劇場に押し入って、
12人を殺害、
58人を重軽傷に陥れた事件が発生した。

昨日ニュースをずっと見ていたが、
本当にショッキングな出来事だった。


実際、今でもシリアで、
アサド政権と反体制派の戦闘により、
この2日間だけで約550人が死亡したりと、
世界では別の戦争や事故、災害により、
毎日人が命を落としているが、
それでも、
映画館に人が押し入り、
何の関係もない観客を次々と撃ち殺していくというのは、
ショッキングに他ならない。


戦争も罪のない人の命を奪い、
同じ様に、別のこのような事件でも、
また、同じ「人間」の命が奪われる。

しかし、同じ「人」なのに、
なぜか、このような事件で人が亡くなった場合は、
戦争で亡くなった人の数が何十倍、何百倍であろうが、
それよりも大きく報道される。

(これは、アメリカで起きた事件だから、
よりアメリカのマスコミは大きく報道する、
という影響もあると思うが。)


どちらにせよ、
このニュースは大変ショックであると同時に、
亡くなった方にご冥福をお祈りしたい。


18:14






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本 Review |  金融・会計・投資

July 21, 2012

I_Love_You_Phillip_Morris

2009年1月アメリカ公開の映画です。
スティーヴン・ラッセルという実在の犯罪者(現在もテキサスの刑務所に収監中)と、その男が愛した別の男との、愛情の話。
ゲイコメディ。


俺はこの映画を、いつか借りたまま、
今日までずっと観ずに来ました。
今日は何か軽いノリのコメディが観たくて、
何となくこれを選んで観ました。


*****


ストーリーを全く知らずに観ましたが、
最後の話の展開(スティーブン=ジム・キャリーが、エイズの末期患者で死ぬ、という詐欺をしてまで、自分が愛したフィリップ=ユアン・マクレガーに会いに行く)には、かなり驚きました。

それまでのジムキャリーの演技も中々リアルだったので、
本当に死んだのかと思いきや、
まさかそれも演技だったとは。


*****

それにしても、もの凄いゲイの話です。
しかもそれを、ジムキャリーが見事という程に演じきっているので、
見ていて爆笑です。

初めてフィリップに刑務所の図書館で話しかけた後、
彼を見る感じの目つきとか、
一つ一つのジェスチャーなどがウケます。


後は、途中でスティーブンがフィリップと一緒にいた刑務所から、
別の刑務所に移される所で、
フィリップが走ってそれを追いかけて、
スティーブンが乗る刑務所のバスを、
フェンス越しに走って追いかけるシーンとか、

ああいうどうでも良い感じのアメリカのノリが、
何だか非常にウケました。

(ジムキャリーの映画は、
ああいう、明らかに見え見えのノリというか、
独特の間と、下らなさが必ず入っているので、
見ていて安心して笑える。)


ちなみに、ああいうノリって言うのは、
アメリカの文化に慣れる前には全然面白くないんだけど、
一度向こうのノリや笑いのツボを知ってしまうと、
ああいうノリが、非常におかしくなります。

(ジムキャリーの映画と言えば、
2003年の夏公開の『ブルース・オールマイティー』を劇場で観た際に、
アメリカ人の観客が劇場で死ぬほど爆笑しているのを観て、
「ほう、アメリカ人のツボはここなのか」
と十分学ばされた。)



*****


それから、刑務所にスティーブンが初めて入った後に、
新しいニューフェイスが入って来て、
彼に刑務所でのルールを歩いて教えてやる際に、
毎回、
「これをしてもらうには、
お金を払うか、
もしくは、相手の◯◯をしゃぶれ」
という台詞が4回くらい出て来て、
かなりウケました。


ああいうノリも好きです。


*****


ということで、
こう書くと何の中身もない映画のようですが、
まあ、実は結構感動します。


RottenTomatoesでも71%を示していました。


以前うちの母親がこの映画を観た際に、
「余り面白く無かった」と言っていましたが、
多分アメリカのノリで観ないと、全然面白くないと思います。


2012/7/21 23:02









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映画 Review 
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非常に分かりやすい内容でした。
2011年の講義を元につくられた内容。
先日読んだ「池上彰のやさしい経済学―1 しくみがわかる」
の続編。
日本経済新聞出版社より2012/4/14に初版発行。

*****

今回の内容のテーマは、

・インフレとデフレ
(合成の誤謬:fallacy of composition)
〆眄政策(fiscal policy)
 金融政策(monetary policy)
・日本のバブル景気(Japanese asset price bubble)がどのように起こり、どうはじけたか
・1ドル360円から現在の1ドル70円台までの流れと背景
・年金問題、消費税問題、赤字国債問題
・リーマンショックが起こった背景
・戦後日本経済史

などです。

今まで自分は経済学に疎く、
特に財政政策や金融政策、
バブルの起こった背景や、戦後の日本経済の動きなど、
全く理解せずに生きて来ましたが、
その基礎が良く分かりました。

*****

今回個人的に学んだ内容。

・〆眄政策(fiscal policy)の内容(1. 公共事業 2. 減税)

・金融政策(monetary policy)
  公開市場操作の内容
1、買いオペ=金利を下げる。
  日銀が、銀行が所有する国債を買い、紙幣を刷って銀行の持つお金の量を増やす。するとコール市場でお金を借りたい銀行が出た時に、沢山の銀行がお金を持っているので「供給>需要」となり、金利が下がる。

2、売りオペ=金利を上げる。
  日銀が保有する国債を銀行に売り、銀行の持つお金の量を減らす。するとコール市場でお金を貸せる銀行が減り、「供給<需要」となり金利が上がる。
 
政策金利(こうして中央銀行(日銀)が政策的に上げたり下げたりする金利のこと)

・バブルが起きた(というか、アメリカが日本を操ってそれを起こし、かつはじけさせた方法と、その)背景
プラザ合意

IMF(国際通貨基金:International Monetary Fund)
及び世界銀行(World Bank、略称:WB)のできた背景
(1944年7月、ニューハープンシャー州にて定まったブレトンウッズ体制により、
ヾ霄環眠澆鬟ぅリスポンドアメリカドルに変更
金1オンス=35ドルに固定
IMF創設
だこΧ箙堊論
の4点が決定した。)

・冷戦、朝鮮戦争、ベトナム戦争の起きた背景

ニクソンショック

・年金制度の仕組みと、現在それが崩壊している理由
(主に官僚が、年金用のお金を株投資で失敗させたことと、グリーンピアに代表される天下り用の施設を作り、経営を失敗させたこと。)

・1952年前後、銀行に不足しているお金を国民から集める為に、政府が「貯金はいいことだ」というマインドコントロールを日本国民に行ったこと

*****

それにしても、年金問題に関しては、
考えれば考えるほど頭に来ます。

どうして、当時の官僚たち、自らの私欲のことしか頭にないオッサンたちが、
国民が年金用に貯めたお金を勝手に使い、
それで破産して、お金をなくしたのに、
そして、それにより、現在借金(赤字国債)が増えているのに、
それの穴埋めを、更に国民がしなければならないのか。


この本では、例えばデンマークの例が取り上げられています。

消費税が25%の代わりに、
医療費は全て無料、
国民の教育費も、大学まで全て無料なので、
国民は、老後の為にお金を貯めておかなければ、
または、子供が生まれた時の教育費の為にお金を貯めておかなければ、
という不安も一切なく、
みんなが安心して自分の所得を使えること。
そして、消費税率が高いと感じることもないこと。

(結局は、日本人が『お金が必要、貯蓄が必要』と考える最大の理由は、
〇匐,龍軌虍顱´現役及び老後の医療費
の二つなわけだから。それが100%保証されていれば、
国民は安心して生きて行けるというもの。)


このような「高福祉高負担」の北欧諸国に比べ、
日本では、「中福祉低負担」であること。

しかし、現在頻繁に話題に取り上げられる消費税増税案にしても、
国民から政府が吸い上げたお金を、
「どのように、何に使うのか」
が明確に示されないからこそ、
日本国民は、その時の感情や、
マスコミの表面的、煽動的な裏のある報道や、
「よく分からないけれど、隣のあの人もこう言ってるから、俺もこう考えよう」
的な、結局は、
「政府の動向、考え」を吟味せずに、
「誰かに踊らされて」、
国の政策が勝手に決まって行くのを、ただニュースを見て知るだけな訳です。


*****


そもそも日本国債とは、
”日本政府の日本国民に対する借金”である。

『日本の場合一般に国債=借金というイメージが強い。もしくは、その様に報道されるため強くなってしまっている。 一部に国債=株券、国債金利=配当が実情に近いと主張するものもいるが、国債金利は赤字財政でも強制的に支払う義務があり、その意味で”国債は国の借金”という言い方は当を得ている。 しかし、日本国債の場合、その借金の相手は日本国民であり、外国に対して借金があるわけではないため、”日本国債は日本政府の日本国民に対する借金”とするのがより正確な表現である。』
(Wikipedia「国債」のページより引用)



なぜ、自分勝手なオッサンたちが勝手に人のお金を使ったあげくに、
そのオッサンたちのツケを、さらに国民が払わなければならないのか。

日本国債は、約1000兆円のうちの内94%は、
国内で消化されている。
つまりは、国民が銀行に預金したお金で、
銀行が政府から国債を買うか、
または、個人が政府から国債を買っている。
そして国民は、国債を買った分、
その分の消費(その分のお金を使うこと)を我慢しなければならないという仕組み。

つまり、
「国が、国民から借りたお金(国債)に対する利子を払う為に、
更に増税をして、国民からお金を吸い上げて、
それで国民に借りたお金の利子を、国民に返そう」としている。

その点を「おかしい」と指摘する人もいるが、
世間一般では、特に指摘がされない。

なので、これは「おかしい」とする言い分が正しいのか、
それとも、マスコミが一般的に流す意見(国債の借金を返すのに、国民から税を取ってそれで返済する、という主張)が正しいのか。
明らかに後者の主張は矛盾が入っているが。

そして、その矛盾が起きていることに対して、
世間では一切批判がなされない挙げ句に、
「国民1人あたり400万円の赤字」
「このままではギリシャの様に国家が破綻する。デフォルトが起きる。(←実際には日本政府が日本国民から日本円で借金をしており、海外から海外の通貨でお金を借りているわけではないので、デフォルトしようが無い。)」
などのようなフレーズだけが言われることにも、
自分は理解ができない。



『現代においては、国家への融資であることから(国債は)比較的安全な投資であるとされる。 2000年にアルゼンチンがデフォルト(債務不履行)を宣言している例がある。 これはアルゼンチンがアメリカから、アメリカ・ドル建てで借りていた債務(公的対外債務)が 支払い不可能に陥ったためにデフォルトを宣言する事態になったのであって、 日本のように自国民から自国通貨建てで借金している場合は形式上デフォルトはありえない(ハイパーインフレによる事実上のデフォルトはありえる)。 国家が債務不履行に陥るのは、外国から外国通貨建てで借金している場合である。』
(Wikipedia「国債」のページより引用)




『よく使われる喩えに、年収420万円のサラリーマンが4500万円の住宅ローンでマンションを買ったものの、生活費が足りず年間 360万の借金をして暮らしている窮状のようなものというのがあるが、この喩えは「日本国政府」に対する例えであって、「日本国」に対するものではないことに注意する必要がある。』
(Wikipedia「日本国債」のページより引用)


*****


更には、肝心な点として、
「じゃあどうしたら良いのか?」の対策方法も、
よく分からない。


仮に、消費税が増税され、
10%に引き上げられました、と仮定する。

しかし、それでも、
今の日本の赤字国債により積み上げられた借金を返すことはできない。
それに、借金を返してばかりではなく、
増税により、更に所得の減る国民に対する還元方法を、
どうするのかも、よく分からない。

政府(野田首相)は、
「社会保障と税の一体改革」と言うが、
その内容が、全然よく分からない。

どうして、日々のニュースで、
色んな新聞やネット上でのニュースに目を通そうが、
そんなシンプルな問いに対する答えが、
書いてないのか。
すぐに分からないのか。

それが自分には理解できない。

政府は、
「私たちは、あなたたちからこれだけの額のお金を取ります。
そのお金を、これとこれに使います。
そして、社会保障とは、これとこれを指します。
つまり、増税をしたら、
これらの点を、こうやって改善するのです。

そして同時に、あなたたちが私たちを信頼しないのは、
私たちが、あなたたちから頂いたお金を、
不正に使っていると思っているからでしょう。

私たちの給与は、いくらで、
誰々は、いくら貰っています。
その給与に対する見返りとして、
私たちはこんな仕事を、毎日しています。
今年の結果はこうでした。
前年度に対して、何%の目標達成です。
それにより、国の経営は、良くなりました(or 傾きました)。

成功をした原因はこうです。
失敗をした原因はこうです。
それを改善、もしくは来年は更に良い方向に変えて行く為に、
こんな政策を立てています。」

と、どうして、こう分かり易く、
国民に話ができないのか?

だから、政治家は信頼できないし、
「あなたたちはバカですか?」
と言いたくなってしまうわけであって。

*****


とにかく、自分の所属する会社(日本)の幹部たち(政治家、官僚)
の考えていること、及び経営方針が、
社員たち(国民)に理解できなかったから、
社員は動きようがない。

そして、その会社の経営方針に幾ら腹を立てて、
それを改善しようとしても、
上の方にいる幹部が全く動こうとしなかったり、
または、自分の会社の経営を変える為には、
幹部になるしかなかったとしたら、

そして、幹部になる方法は、
既に子供の頃から、レールが決まっているとしたら。

その場合、段々と社員は、
「もう、会社の経営方針なんてどうでもいいや。
とにかく、俺は明日の我が身だけが大事だ」と、
会社の経営に全く興味を示さなくなる。


そして、興味を示し、動こうとしても、
それがどうにもならない場合、
結局社員は、段々とやる気を無くして、抜け殻のようになって行く。

*****

そんな日本国株式会社の現状が、
見えて来る本です。

そして、全ては第二次世界大戦後、
ジャイアンの様なアメリカが自分の国に利益が出るように、
自分勝手に経済政策を行った結果、
周りの国は翻弄されまくっているだけじゃないか、
という実態も見えて来ます。


結局、この世の中は「お金」を中心に回っており、
それに群がる人間たちが、
いかに自分に利益が出るかを考えて、
政治も、戦争も、会社の経営も行われている。

そんな実態が見えて来ます。

*****

今までは「歴史」を見る際に、
余りその中心に基づく「経済」の観点から
それを見て来ませんでしたが、
こうして、「経済」の考えと流れを理解しながら、
その上でこの100年前後の世界の動きと、
その歴史を見ると、
なぜ、それがそのタイミングで起きたのか、
ということがよく見えて来ます。


自分は今まで驚く程にそういったことに興味がなかったのですが、
最近はこの点を知りたいという欲が非常に強くなっています。

そんな、初心者な人間には非常にお勧めの本です。


2012/7/21 12:08


追記:
そして同時に、
この世の中は全て、「経済」を中心に回っていることから、
それを理解せずに、
ただ「政治が今後どうなるのかが良く分からない」
「景気がどうなるかが良く分からない」などの
無知から来る不安ばかり抱えて生きることほど、
虚しいこともないと思います。

この世の中を動かすルールをきちんと理解して、
その上で自分の行動の選択を取るように、
したいと思います。

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 経済学 | 本 Review

July 20, 2012

2012/7/20 22:19-

今日は会社で16時から、
インドのある会社と電話会議を行った。

俺は通訳として呼ばれて、
うちの会社からは営業が1人、
研究開発から4人、
品質管理部から2人の、
俺を含めて計8人が参加した。

相手側は、4人だった。

*****

何より驚いたのは、
相手側の英語の発音が、
本当に酷いこと。

司会をしてくれた方の英語はまだ良かったが、
(しかしこの人も典型的なインド英語。
コーヒーをコピ(”コ”にアクセント)という感じ。)

そして、相手側の、
研究開発(R&D)の男性の訛りは、
本当に酷かった・・・

一回聴いて分からず、
二回聴いても分からず、
三回聴いても、まだ分からないという。

今まで英語にずっと接して来て、
「相手の言っている単語が理解できない」
というのは、ほぼ無かったけれど、
(聴き取れない、ということは普通無く、
聴き取れても、その単語の意味を知らないことはあるが、)

今回はまさに、
聴き取れる以前の問題で、
一体それが英語なのかどうか、
理解不可能、という状態。


しかも、話している内容も、
科学の世界なので、
それに使われる単語も専門用語で、
それが理解できない、ということもある。
(通訳の前に予想される単語、用語は勉強して行ったが。)


それと、更には、
日本語でそれを話しても、
俺がその内容を理解出来ないことには、
通訳をする意味が無い。
(今回は、うちが提供しているある原料の話だったが、
それの規格-specificationsなり、
米国薬局方-USPなりと、
それらの話も沢山出て来る。

更には、収率-yieldの話、
試験表の記載値に対して、実際に取れる原料の効能-potencyの話など、
その背景を理解していないと分からない内容も多かった。)

*****

とにかく、約45分の通訳が終わって、
申し訳なかったのは、
俺がそういった背景的知識が足りない為に、
通訳も満足の行く状態にできなかったこと。

また、相手のインド訛りの英語が聴き取れずに、
一カ所、良く分からずに通してしまったこと。

(結局その部分は、こちら側の指揮を執っていた営業の人も、
そこは流して次の話に行こう、
という指示だったので、それは結果的には問題はなかったが、
やはり、俺は英語の能力で採用をされている所も大きい為、
それがきちんと出来ないのは、申し訳ない思いがある。)

*****

また、わざわざそれぞれの部署から、
多くの方が時間を取って参加をしたにも関わらず、
その電話会議の内容が、
「これって、一人がE-mail、または電話で
ちょっと話せば、すぐに解決出来たんじゃないか?」
という程の内容の発展にしか行きつかなかったこと。

(その理由としては、
お互いの言い分が相手に理解されないが故に、
結局は、『じゃあ実際の品と試験表を送って』
で終わらせるしか方法が無かったことにも由来する。
背景として、うちの会社の立ち位置と、
相手の会社の立ち位置も、
同じ業界とは言え、
ちょっと異なる立場にいる、というのも大きい。)

*****


どちらにしろ、
俺としては、

・もっと自分の会社が扱っている製品に対する背景、
知識をしっかり付けること。
(科学、化学などの知識を特に必要とする。)

・相手側の英語が今日の様に理解不可能だった場合、
それでも、
「恐縮ですが、理解しがたいため、別の方に言い直して頂けますか?」
の様な返しをしながら、しっかりと理解をすること。

が必要。


最終的には、
言語よりも、
その分野の知識が、まず第一となる。

英語は、ある程度のレベエルさえあれば、正直困ることはないし、
この業界では、その単語は英語のままで、
そのままカタカナで日本語になっている場合も多い。
それに、実際の担当者たちは、
英語の単語をそのまま言っても、理解できる場合が多い。

一番問題なのは、
通訳をする自分が、
その知識が足りない為に、
例え相手の言っていることが全て聴き取れても、
その言っている”内容”が理解出来ないが故に、
それを、”訳せない”こと。

それほど、不甲斐ないことは無い。

*****

ということで、
もっと勉強しようと強く思った一日でした。


2012/7/20 22:39


ま、でも、
初めての電話会議の相手があんなんだったから、
次はもう楽勝だけどね。

大抵、俺の人生において、
どんな経験も最初のときに、
ワーストが来る。
なので、その後は何が来ても恐く無い、
という傾向にある。




*****


追記:

ちなみに話は全然変わるけど、
Googleの「Google Translation」「Google翻訳」は、
かなり良い。

俺は結構、会社で
「この文章を英語に訳してよ」
とか、
「この英語を日本語に訳してよ」
などの依頼が舞い込むんだけど、
それをする際に、
一々ゼロから考えるよりも、
このGoogle翻訳に文章をいれて、
それを訳してもらい、
(そしてその訳はやはりちょっとおかしいので)
それを自分なりにちょちょいとアレンジした方が、
時間と労力のコストカットに繋がる。


昔の俺なら、
「いや、そんなのは負けだ。ずるだ」
なんてストイックにやってたと思うけど、
正直言って、テクノロジーが進化した今、
それを使わない手はないですからね。

しかもタダだし。


今は凄いよ本当に。
Wikipediaで何でも調べられるし、
それを英語で調べたら、日本語のページを押せば、
「ほうほう、日本語ではこうなるのか」
とも同時に学べるし、
その逆も然り。


また、上のGoogle翻訳も、
ただの辞書として使うことも可能。

俺は普段、英語の辞書を使う時は、
Alc.co.jpの「英辞郎onTheWeb」を使うけど、
今日試してみたら、Google翻訳を辞書として使うのも悪く無い。
色んな単語のオプションも観られるし。

それに、何かの英語の文章をいれた結果、
それがきちんとした日本語になるように、
どこのセンテンスを変えたらいいのかと、
ちょっと英語をいじってみることで、
「なるほど、ここにtheを入れると、文章はこう変わるのか」
などと分かることも、いい勉強に繋がる。

(ちなみにこのGoogle翻訳は、
音声表記も付いていて、
英語の文章の発音などは、殆ど自然に聴こえるからすごい。
日本語の方はかなり不気味に聴こえますが。
それでも、全体の文章を通して、
一定のイントネーションが貫かれたりするので、
これを開発した人たちは本当に凄いなと思う。)

****


とにかく、今はGmailなどを使うと、
完全にその内容はGoogleに監視されますから、
プライベートもへったくれもないですが、
それは、うまく利用して、
いまこの世の中にあるテクノロジーを最大限に使った方が、
人生は効率が良くなるし、
仕事のスピードもあがるし、
何より、楽しい。



以上。





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My Work-仕事 

July 18, 2012

Dark_Knight

観ました。
昨日の『バットマン ビギンズ』に引き続き、
二夜連続。
今日は、仕事中にこれを観るのが楽しみで、
一日これを楽しみにして過ごしました。

*****

この映画を観るのは今日で恐らく3回目です。
一回目は2008年の夏公開時に、
劇場で観ました。

2回目は多分、去年くらい。
DVDを借りて観ました。

で、今回が3回目。

*****

3回目ですが、
昨日一作目の『バットマン ビギンズ』を観たせいもあり、
繋がりが良く見えて、また別の視点から見られました。

しかし、非常に暗い映画です。
救いがない、というのがこの映画の雰囲気です。
(唯一救いがあったのは、
船の上に乗った乗客たちに、
ジョーカーが爆弾のスイッチを渡して、
どちらかが相手を爆発させるか、
または、0時にジョーカーが爆発させるのを待つか、
というシーンで、
結局、どちらの人たちも爆発をさせなかったことくらい。
囚人のジレンマの話にちょっと似ています。)

*****

しかし、この映画用に役作りをしたヒース・レジャーの不気味さは、
何回観ても鳥肌が立ちます。

"Why so serious? Lets put a smile on that face."
heath_ledger_joker7orc


あの、独特の話し方と、
笑い方。
あれは、ホテルに一人で一ヶ月籠り、
クランクインする前に作り上げたそうです。

この映画を最後に、彼は亡くなってしまいました。
まだ28歳だったんですね。
今の自分と同じ年齢と知って、びっくりしました。
才能のある惜しい人を亡くしたものです。


*****


そして、この映画には、
沢山の有名な俳優陣が出ています。

まず、ハービー・デント/トゥーフェイス役の
アーロン・エッカート。
彼のあのSFXでの顔が半分焼けた表情は、
何回観ても、最初にあの顔を見るシーンでは驚かされます。

Two-face_before_and_after


そして、市長役に、
LOSTのリチャード(ネスター・カーボネル)が出ていました。
彼はキューバ系アメリカ人だったんですね。
相変らず眉毛と目の周りが濃かったです。

よく見ると、Maroon 5のアダムレヴィーンを超濃くした感じに似ている。
なぜアダムレヴィーンの方は人気が出るのに、
彼は人気が出ないのでしょう。
彼に"Payphone"とかを歌ってほしいです。
超高い声で。
yALf2koeUAc2UNoT5o0hQO6Akzn

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****

そして、レイチェル役のマギー・ギレンホール。
なぜあの子を役に抜擢したんでしょうか。
ビギンズと同じケイティ・ホームズがやるのがベストでしたが、
いくら彼女が降板したからと言っても、
残念なキャスティングです。

先日テレビでこの映画がやった際に、
同僚の子が、
「いやあ、でもヒロイン役が”おばさん”ですからね」
と嘆いていました。
「いや、”おばさん”じゃないでしょ」とツッコんでいましたが、
今日観たら、たしかに・・・・

(しかしこの映画が撮影されたとき、
彼女はまだ29歳ほどだったはずですが、
どうしてもおばさんに見えてしまいます。
残念です。


ちなみに、ケイティ・ホームズのために
"Jump the couch"という言葉まで辞書に載せてしまったトムクルーズでしたが、
先日離婚をしました。

"A defining moment when you know someone has gone off the deep end. Inspired by Tom Cruise's recent behavior on Oprah. " from Urban Dictionary

jumpthecouch-42392


*****


それにしても、
スペシャルイフェクツがカッコ良すぎます。

バットマンの乗ったタンクが壊れて、
そこからバイクに変わる瞬間。

そことかカッコ良すぎです。

その後、バイクの前輪が横に回転して、
ジョーカーが待つストリートに出てくるところ。

あの登場のシーンと、
バイクの音の感じが、
もうカッコ良すぎます。

思わずDVDを停めて。
5回くらい観てしまいました。

dark-knight-bike_l



それと、ジョーカーの乗ったトラックが、
もろに前に回転して倒れるところ。

あとは、ジョーカーが総合病院を爆破するところ。

Dark_Knight_joker_hospital-1


あれなんかは、Special Effectsを嫌うノーラン監督が、
わざわざ本物の建物を爆破させたりしたらしいです。

そのスケールの大きさが凄すぎます。


*****


しかし、本当に良くできた映画です。

観終わった後、当分の間は観たく無いですが、
また一年もすると、
「そういや、あの暗い感じが観たいな」
と思ってしまう映画です。

村上さんの小説に似ています。

映画で言うと、"V for Vendetta"的な。

*****

以上、ヒロイン役の重要性を感じた映画でした。

2012/7/18 23:44










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映画 Review 

July 17, 2012

Batman_begins

観ました。
もの凄く面白かったです。
アメリカでは2005年6月15日公開の映画。

*****

先日『メメント』を観て、
クリストファー・ノーラン監督の才能に凄さに再度惹かれ、
早速これを借りました。

この映画は、果たして劇場で観たのか、
それとも、DVDで初めて観たのか、
全く覚えていません。

どっちにしろ、
「なんかよく分からないつまらない、暗い映画」
という印象しか持っていませんでした。

(でも、渡辺謙が結構早く死んだな、
というのを劇場で思っていた気がするので、
多分映画館で観たんだと思う。

しかし驚いたのは、
結構多くのシーンを覚えていなかったこと。

記憶に強く残っていたのは、
映画の最初、ヒマラヤの雪山で鍛えるシーンや、
ブルーウ・ウェインがレストランをホテルごと買収するところ、
レイチェルがクスリで気を失った時に、
「レイチェーール!!」と叫んで、
滝の下の秘密の抜け道をタンクで突っ込むところなど。

それに対して、最初の子供時代のシーンや、
映画の最後で、リーアム・ニーソンがパーティーの最中に再度出て来るシーン、
最後のモノレールの暴走のシーンなどは、
本当に初めて観た様でした。

もしかして劇場で寝ていたんでしょうか。)


*****

しかし、今日、字幕付きで観てみて、
本当に面白く、
ずっと画面に引き込まれていました。

正直言って、
この映画では登場人物の皆さんも台詞をぼそぼそ言ったり、
または、言い回しが難しかったりと、
字幕無しでは内容が全く分かっていなかったのが、
これを最初に観た時に面白くないと感じた原因だったようです。

今日は字幕付きでとても分かり易く、
「ああ、そういうことだったのか!!」と、
非常に納得して観られました。


(映画の途中でクスリが撒かれるシーンで、
バットマンが飛んでいるのを下から観た人たちが、
バットマンの目や口が光っているのを観るシーンがあるけれど、
これも、最初に観た時は、意味が分からなかった。)


*****


それにしても、
バットマンであるブルース・ウェインが、
なぜ、幼き子供からあの様なことをする人間になるのかが、
無理なく描かれていました。

唯一、ヒマラヤ山脈の奥地に
なぜか忍者の集団が住んでいて、
そいつらが1920年代の大恐慌や、
16世紀のペストの大流行、
現代の不況も招いた、
という設定がよく分からなかったけど。

(しかもその長であるラーズ・アル・グールの最初の姿を、
渡辺謙が演じている。
彼の英語の発音はちょっと頑張っていた感がありました。
目を見開いて語る様が異様でした。
彼にはもう少し登場して欲しかった。)




ちなみに、
クリストファー・ノーラン監督の映画では、
同じ俳優さんが何回も使われますね。

渡辺謙も、『インセプション』で出ていたし、
今回出ていたスケア・クロウ役のキリアン・マーフィーも、『インセプション』に出ていたし、
その『インセプション』に出ていたジョゼフ・ゴードン=レヴィット(『(500)日のサマー』の彼)は、
来週から公開される『ダークナイトライジング』にも出ている。

また、先日観た『メメント』に出ていた、
モーテルのオーナー役のあのひげ面のデブのおっちゃんも、
今回の『バットマンビギンズ』では、
汚職警部補として出ていた。

それと、今回主役を張っていたクリスチャン・ベールは、
同じくノーラン監督の『プレステージ』にも出ている。
(そこにはバットマンシリーズ、及び『インセプション』にも出て来る、
マイケル・ケインも必ず出て来る。)


*****


それにしても、本当に良く出来た面白い映画でした。
非常に重厚感があり、
フィルムの質感も良いし、
影の使い方、光の使い方もうまいし、
映画全体を通しての世界観が、非常に統一されています。

Liが観終わった後に、
"This is such a good movie"と何度も言っていた理由がやっと判りました。




ちなみに、渡辺謙がいたあの山奥の小屋は、
『インセプション』でも出て来るあのアジア風のセットとソックリです。
ノーラン監督は、日本のそういう雰囲気が好きなのでしょうか。
雪山、という設定も、『インセプション』そっくりです。




さて、『ダークナイトライジング』が楽しみです。

そして、クリスチャン・ベールは毎回舌足らずに話すので、
ちょっとアホに見えてしまう、という。

(彼はこの映画のために、前役用にガリガリに痩せていたところから、
数ヶ月間で45キロ以上体重をつけて、
鍛えたそうです。すごいですね。)


2012/7/17 23:07








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映画 Review 

July 15, 2012

Memento_poster

遂に見ました。

完全に、I was blown awayという感じです。
ぶったまげました。
丁度、『インセプション』を観たときと同じ感覚です。
クリストファー・ノーラン、やってくれます。

*****

もうこれは、観るしかありません。

この映画のテーマは、

「人の”現実”とは、
その人間の持つ”記憶”が創るものであり、
それは、例え実際に起きたこととは違えど、
その人間が、それを”真実”であると信じれば、
その瞬間から、それは真実になってしまう」

ということ。

そして、

「人間の”記憶”というものが、
いかに不安定で、
かつ、それが失われてしまったとき、
”自らが何を過去にしたかが分からない”という状態というのは、
いかに怖いものか」

が描かれています。


*****


彼の作品は、非常に深い。

2006年の『プレステージ』も、観終わった後に度肝を抜かれたし、
2010年の『インセプション』は、もってのほかです。
(これは自分は余りにも感動して、IMAXシアターで二回も観てしまった。)

それから、バットマンシリーズの
2008年『ダークナイト』。
これも、やはり人間の心理的な恐さを突いた作品でした。
観終わった後に、人間の心の奥底をさされたような、
イヤな感覚が残ります。
しかし、また何度でも観たくなってしまう作品です。

2005年の『バットマン ビギンズ』は、
余り覚えていません。

そして、7月28日から、
『ダークナイト ライジング』が公開されますね。
今自分が住んでいる近くには劇場がないので、
『アメイジング・スパイダーマン』も観れていませんが、
これもぜひ観たい。

(それと、『アべンジャーズ』も観たい。
今日はまた『アイアンマン』を観てしまった。
もう4回以上観ていて、彼女に呆れられた。)

*****


ということで、
アメリカンコミックの映画ばかりの話となりましたが、
クリストファー・ノーラン監督には本当にやられました。



きっと彼は、
村上さんが描く様な、
「人間の心の奥底の部分」
「無意識の部分」
を突くからこそ、
「恐い」と感じると同時に、
「でも、また観たい」
と思う作品を創るのでしょう。



才能のある監督です。
まだ41歳。


2012/7/15 21:09










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映画 Review 
4117fWf2O8L

タイトル通りの内容です。
2009/12/22初版発行。
角川春樹事務所より。

*****

はっきり言って、
難しすぎて、何を言っているのかよく分かりません。
2回読み返しましたが、
途中で数学だの物理だの哲学だのが入り交じって来て、
完全に概念の世界に話がぶっ飛んでいます。

大枠の考えとしては、
「この宇宙とは、物理的な宇宙以外に、
情報的な宇宙も存在する。
そして、その情報的な宇宙にも、幾つもの層が存在することから、
この宇宙を一括りにして、
”目に見える物理的宇宙空間”だけで、
この宇宙が存在する理由を突き止めようとしても、
意味がない。

結論を言うと、
この宇宙とは、未来の我々人類が作り出したものであり、
ビッグバンは、
我々の概念が作り出したもの。
そして、これからの未来で完全なる情報空間で生きるであろう私たちは、
その中で他人との触れ合いが全くないことに寂しさを感じることから、
今存在する物理的宇宙を作り上げた。
よって、ビッグバンの前は、
私たちの未来と繋がっている。」

という、かなりぶっ飛んだ発想。

*****

まあ、彼の他の著作を読んでいるので、
彼がこの本で伝えたいことも、その要点は分かりましたが、
それにしても、本当に難しい本だった。

方程式に置ける最後の答えは分かるが、
そこに至るまでの途中の数式がよう分からん、
という感じ。

初めて、彼の本を読んで、
「よく分からねえな」
と感じた本でした。

*****

またいつか、気が向いたときに、
再度読んでみたいと思います。

2012/7/15 18:04




追記:
彼はこの本の中で締めていますが、
結局、「幸せ」になるには、
「今、この瞬間が幸せ」と自ら感じること、だと言う。

人が不幸せになるのは、
他人のモノサシで自らの幸せを測っている時であり、
かつ、
今の自分の判断に、これでいいのかという
確信が持てないときだという。


その時には、
今自分がいる状況を、
「自らの自由意志で選んだ」と信じ込み、
確信を持って、今の自分の状態を幸せだと確信することから、
全てが始まるという。


これは、彼の他の著作でのメッセージとも同じ。

最後は、やはりこのメッセージに結びつけていた。







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本 Review |  思想・哲学・心理学
メーガンとザックの写真。6月10日のもの。
二人とも本当に大きくなりました。
ザックがお姉ちゃんよりこんなに大きくなって、姉貴を抱きしめているのが何だか信じられません。
ザックは本当に良い男になったな。

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俺が彼らに初めて会ったのは、丁度10年前、
メーガンが13歳で、ザックが8歳だったので、
まるで自分の子供の成長を見るようです。

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こっちはメーガンのフォトシュート。
やっぱりメーガンは凄い美人です。
アメリカの友達も、みんな美人だと言っています。

勝手にここに載せて怒られるかな。
まあいいや、綺麗だから。


2012/7/15 9:24


これは9年前、2003年の写真。
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Special People-特別な人たち 

July 14, 2012

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前回読んだ
「汗をかかずにトップを奪え!『ドラゴン桜』流ビジネス突破塾」の著者、
三田紀房による著作第一作目。
2006/11/17の初版発行。

読み物としては、上の「汗をかかずに〜」の方が、
ドラゴン桜の主人公に自分を置いて、
割り切って書いているので、
読み易いし、面白い。

こっちの本は、初の著作というのもあるせいか、
まだ中途半端な感じが残り、
ちょっと煮え切らない。
よって、「汗をかかずに〜」の方がおお薦め。
この本では、メッセージが弱く、
ダラダラした感じも否めない。


*****


この本では、
「型にはまる」ことの重要性を説いている。


要するに、

この「日本」という社会は、
昔からの伝統が残る、
ガチガチなタテ社会であり、
かつ、
学歴の高いヤツほど、将来選べる道の選択肢も広がるし、
給料も変わるのだから、
変に「個性を出せ」なんて考えずに、
日本が持つ「型」に思いっきりハマってみろ。
そうすれば、全てがラクにうまく行く。


というメッセージ。

*****

彼はこの本の中で言う。

良く、数学が苦手な中学生ほど、
「方程式が何の役に立つの?」と理論じみて言うが、
そんな問いには、
「数学ができれば、よりレベルの高い高校に入り、
東大に入ることができる。
そうすればどんな職業も選べるし、
給料も高くなる」とありのままを言っておけ、と。

それを、「それも大事なんだよ」
と教師が濁していうから、
けっきょく感受性の鋭い子供は、
親のその理論に含まれるウソを見抜き、
よけい反抗して、勉強をしなくなるのだ、と。


*****

また、彼は大相撲のタテ社会に見られる、
日本独特の社会構成を説明する。

大相撲の世界では、「関取」以上の力士にならないと、
給料も出ない。

しかし、先輩力士の世話をして、
料理、掃除などの仕事をしておけば、
衣食住の分は面倒を見てもらえる、と。

結局、日本の団体スポーツに見られる体育会系の社会も、
それができており、
日本の会社もそうだ、と。

仕事のできる上司が、全く仕事のできない新人の部下の分の給与も稼ぐ。
その代わりに、部下は上司の言ったことに一切楯突かず、
言われたことは全て素直に行う。

そこに師弟関係が生まれる。


それを、欧米化した変な成果主義を入れてしまうと、
その日本独自の居心地の良さも無くなり、
下の者は、本当に食って行けなくなるし、
上の者も、いつ給料が下がるか分からず、
安心して仕事ができない。

その結果、その「会社」という組織に対する愛着心が芽生えない、と。

*****

彼は、2006年甲子園のハンカチ王子の例を出して言う。

大人は、子供たちに個性を出せと言うが、
結局は、彼の様に、
頭を丸坊主にして、素直で、
「高校野球」という独自の「型」にハマった若者を見ると、
安心するのだ、と。

上の人間は、決して下の人間に「自主性や自由」は求めていない。
必要なのは、言うことを素直に聞く、
従順な若者なのだ、と。


*****

ということで、まとめとして、
また最初に書いたことに戻るけど、

「日本」という社会は、
・タテ社会
・完全学歴主義
で、それらの中でうまくやって行けるかによって
自分の人生の選択肢、及び給料も変わるのだから、
ヘタな個性を伸ばすゆとり教育などに手を染めず、
とにかくその「型」にはまれ、と。

そして、以外とその「型」は、
中にいると居心地が良いものだ。

なぜなら、日本人のDNAには、
結局は「型にハマりたい」
「型にハマると気持ちいい」
という本能が眠っているのだから、と。

(だから、社会に反発して
不良になる若者も、
結局は「族」「不良グループ」という
タテ社会バリバリの「型」にガッツリはまって行く、と。)


*****


ここからは俺の意見になるが、
この本の著者である三田紀房の考えは、

「日本という社会の中で生きる以上、
その仕組み(型)に反抗しようが、
結局はそれは覆せないのだから、
その仕組みにドップリ染まって、
その中でうまくやって行ったほうが、
人生は全く持ってラクだし、楽しいぜ」

という主張。
言わば、
「(日本という)郷に入れば郷に従え」
というメッセージ。




それに対して、
俺が中学生の頃から高校までハマっていた
落合信彦は、

「日本は、もっとアメリカっぽくなれ」

という主張。

これは、落合は1960年代にアメリカに渡り、
そこで20歳前後から30代半ばまでを過ごしたことで、
完全にアメリカナイズされた考えによる。

つまり、
「日本の型よりも、
アメリカのそれの方が、クールだぜ」

という考え。


そして、俺がここ数ヶ月でハマっている
苫米地英人の場合。


彼も、落合信彦に近い。

「アメリカでは、こう考える。
でも、日本はこうだ。
でも、アメリカの方が、もっと良い。
だから、日本はアメリカナイズしろ」と。


*****


超極端に言うと、
こんな感じ。

三田紀房=「日本社会で生きるなら、つべこべ言わずに日本の『型』にハマれ」

落合信彦、苫米地英人=「日本はもっとアメリカナイズしろ」



三田氏は、
この本の最後の方でこう言う。

「日本人は結局、
本音と建前ばかりの社会で、
その文化を悪いと言う人も最近はいるが、
本音ばかりの会話ほど、労力を使うものもない。
日本というこんなに狭い土地に、これだけの人間が収まっているからこそ、
お互いに建前を駆使しないと、
このわずらわしい人間関係の中でやっていけないし、
だからこそ、日本の「建前」の文化は生まれた」と。


また、上のハンカチ王子の話にも戻るが、

「結局は、高校球児がロン毛でピアスをして、
間違った判断を下した審判に楯突いていたら、
大人は見ていて面白く無い。
例え間に合わなくても必ずヘッドスライディングをして、
誤審を下した審判にも素直に従い、
負けたら泣いて、甲子園の土を持って帰れ。

そこで、型にハマらないヤツが何を言おうと、
それが正論であろうと、
大人は耳を貸さないのだ。

最近騒がれる『品格』とは、
要するに、上のものが決めた『型』を
踏まえているかどうかなのだ」と。


*****


以前、苫米地氏の本では、

「全世界に存在する『伝統』や『マナー』は、
結局はその国が作った『洗脳』(苫米地氏が良く使うこの言葉を、
三田氏の言葉で置き換えると、『型』となる)であり、
そんなものは、上の人間が下の人間に強要しているだけであり、
捨ててしまえ」

とあった。
「テレビは見てはいけない」より。)



しかし、苫米地氏の意見は、論理的にはあっているものの、
それをいざ実行すると、
多くの反対意見を喰らうし、
また、非常に「生きにくい」。

そして、周りの人間は、
「あいつは何を考えているか分からないし、
一々楯突いてくるから、
面倒くさいから放っておこう」
となり、結果、孤立することとなる。



それが、苫米地や落合が、
結局は、
バリバリの日本社会からは煙たがられる所以である。

(彼らは、理論的には正しいことを言っているが、
結局は、上のものに取っては、
「面倒くさい」存在でしかない。)



そして、この本と前回の本で三田氏は、

「若者よ。
アメリカナイズ、欧米化などせずに、
日本社会で生きて行く以上は、
つべこべ言わずに日本の型にはまっておけ。
それが、一番ラクにトップを狙える生き方だ」と。



*****


以前の(20代前半までの)自分、
特に、留学中、または留学から帰って来た直後の自分であれば、
三田氏のこの本での主張は、
素直に受け入れられなかったと思う。

しかし、実際に日本社会で働いてみると、
いかに彼の意見が正しいかを実感する。

結局は、「川の流れに乗った方が、人生はラクだぜ」
ということ。

ここでいう「ラク」とは、
「効率が良い」ということ。



落合は、日本という川の流れを批判し、
その流れを、よりアメリカの流れに近づけよう、とするタイプ。

なので、もの凄いパワーを使うし、
相当我が強くないと、
やってられない。


そして、苫米地は、
一人、
川の外に立って、
どんな国の川の流れも、
”その川”の流れという”洗脳”があるので、
一度、全ての川から完全に出てみて、
その”流れ”がない状態の「水」というものを観察してみなさい、
という主張。

なので、
常に彼の視点は、宇宙からこの世の中を見ている。
なので、現実味がない。


****


若い頃は、
目の前にある「川」というものの流れに逆らうことが、
カッコいいと思う。

なので、とりあえずそれに反抗してみる。

そして、
大人になるにつれて、
つまり、社会に出て、お金を稼ぎゃなきゃならない状態になるに従い、
その「流れ」が「世の中」なのだから、
その流れの中で、いかにうまくやるかが、
結局は大事なんだ、

そうじゃないと、
お金が稼げない、
食って行けない、
ということに気づく。


*****


ちなみに、
俺の妻は、
どちからというと、三田氏の考えに近い。

「人生は、いかに効率よく、
ムダな労力を使わずに、
楽しく生きていけるか」

であると考えている。

彼女は、「面倒くさいこと」が一番嫌い。

だから、どうしたら効率がいいかを考えるし、
その為に、頭を使うので、
結果、非常に頭が良い。賢い。
なので俺は彼女を尊敬する。



また、俺の高校時代の親友のSも、
その考えに近い。

高校時代の口ぐせは、
「ま、いいんじゃない。俺じゃねーし」笑

つまり、
自分がちゃんと利益を得られていれば、
あとは、周りがどうであろうと、特に関係ないよ、
というスタンス。

(こう書くと冷酷に聴こえますが、
彼はとても友達思いで、
その上で、上のことをユーモアを交えて言います。
自分の欲が満たされることがまず大事、
というスタンスをきちんと表に出すので、
非常に付き合い易い。)



そして俺はずっと、
暑苦しい落合節で生きてきた。

しかし、20代後半になり、
日本社会に出て4年が経ち、
自分の考えも変わったのでしょう。


要するに、一つの考え方しかできなかった状態に、
幅が加わったのだと思います。


「結局、何を言おうが、
現実的にいかに賢く生きて行けるかが
一番大事だろ」

ということ。


これを社会では、
「お前も世の中というものを分かる様になったな」
と言います。


*****


さて、ダラダラと取り留めの無い文章となりましたが、

結局は、この世の中は、
既に決められた「型」がバリバリ存在する世界なので
(それはどこの国に行こうと)、
その「型」にハマって、
「賢く」生きた方が、
ラクだし、楽しめますよ、

ということ。





ちなみに、三田氏の経歴を見ると、
大学を出た後、
親の家業を継いだ跡、
父親が亡くなり、借金にも追われ、
苦しい生活をした結果、
30歳のときに、賞金稼ぎのために、
マンガを描き始めたらしい。


要するに、彼はお金で苦労をして、
「この世の中は、どんなに綺麗ごとを言おうと、
食って行けなかったら意味が無いし、
結局は、この世の中の給料は、
学歴で全部決まってるじゃねーか。」
ということに気づいたのでしょう。


その結果が、
彼がドラゴン桜を生み出すきっかけとなり、
このような本を書くに至ったであるかだと思います。


苫米地氏は、
親が財閥系であり、
お金に苦労をしたことがないから、
常に宇宙からものごとを見ていられるのだと思います。
フェラーリに乗りながら。



そして、落合氏は、
小学生の頃から、
夜逃げを13回も経験し、
お金に困って来たからこそ、
そして、その後にアメリカに渡り、
そこで日本のそれとは全く違う生活を送ったことから、
「戦後の日本」=「貧乏な上に腐ってる」
「ジョン・F・ケネディ時代のアメリカ」=「裕福で素晴らしい」
となり、
「まずは、日本人よ、目を覚ませ!!」となったのでしょう。





少なくともこの3人に共通しているのは、
「日本という社会を外の視点から一度見て、
その上で、それに対して意見を言っていること」です。


*****

長過ぎて疲れた。

2012/7/14 18:15











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本 Review |  ビジネス書


やっと出ました。
このミュージックビデオが「来週に出ます」とアナウンスされてから、一ヶ月以上経ったという。

Youtubeのコメント欄には、
「エアロスミスのバンドは数を数えられないんじゃないか」
「彼らの”一週間”と俺たちの”一週間”は長さが違うにちがいない」
との書き込みが沢山ありました。


俺も、気が向いたらほぼ毎日のように、
Youtubeにアップされていないか見る始末。
本当に長い”一週間”だったぜ。

*****

最初のテロップの内容と、
この意味のない映画仕立てのストーリーも、
彼ららしくて笑えます。

"They've overcome the trends, the bends, the zens"では笑いました。
"Bad sushi"とか、どうでも良い笑いでは必ず日本のものが対象になります。

*****

それにしても、全然ビデオが公開されないので、
イライラしたりもしたけど、
やはりこうしてその姿をいざ見ると、
圧倒的に彼らの勢いに打ちのめされてしまいます。
それほど、存在感のあるバンドです。



来月のアルバム発売日が本当に楽しみです。

2012/7/14 8:46am


・・・と上に書きましたが、
アルバム発売日は11月6日に延期とのこと。

いやあ、残念すぎます。






shunsukesekine at 08:48コメント(0)トラックバック(0) 
 Aerosmith | 音楽 Review

July 11, 2012

Maroon5's interview maybe back in 2004 or so (original drum player Ryan Dusick is in it, too). They are very humble as they express themselves so (especially Jesse shows it the most in the last part of the video and I was moved), and now I know why they've been so successful until now since they started their band 10 yrs ago. I really think they are great band.

マルーン5のインタビューの様子。恐らく2004年辺りのもの。オリジナルメンバーのライアンもいる。彼らはとても謙虚で、それが如何に彼らが今までずっと良い音楽をつくって来れているかを見せている。(ビデオの最後でジェシーがカメラに向かって御礼を言うシーンでは、感動した。)本当に良いバンドだと思う。





shunsukesekine at 20:44コメント(0)トラックバック(0) 
 Maroon 5 | 音楽 Review

July 08, 2012

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かなり面白い本でした。
20時半頃に読み出して、
22時に読み終わりました。

まるでマンガを読んでいる様な感じで、
ところどころその文章の絶妙さに吹き出しながら、
「マジでこれおもしれえ」と言いながらあっという間に読み終わりました。
良い本です。

2007/11/16の初版発行。大和書房。

(去年くらいに本屋で見つけて、「面白そうだな」と思っていて、今日図書館で見つけた。)

*****

この本を捲ると、
最初の表紙の裏に、

「仕事なんてのは
しょせん
ヒマつぶしだ」


とありますが、
まさにそうだと思います。
言い得て妙というか、
究極的に言えば、そうなんだよ、
という感じです。


もちろん彼は、だから、適当にやれ、
と言っているわけではなく、
良い意味で、「適宜に、適当に、うまくやり抜けろよ」
と言っているわけです。


****

彼が本の最初で、こう述べます。

「この世の中は、正直者はバカを見ると言われるが、
それは、全く世の中を疑わない”正直者”=”何も自分で考えないヤツ”
がいけないんだ。
この世の中は、しょせん自分の利権を考えた
どこかのオッサンたちが、
自分の欲を満たすために創った会社と、政治の中で、
そのオッサンたちのために回っているんだ。
だから、まずはその実態を知れ」と。

正にその通りです。


彼はその上で、
今の世の中は、「給与カット」をするために、
今既に会社にいる、昔から苦労を共にしてきた「見える位置にいる」オッサンたちを切るよりも、
「新卒採用見送り」という、
要するに、若者が最初からリストラされているようなもんだ、と。

また、今は正社員で採用することを控えるけれども、
人件費が一番低く、かつ沢山働いてくれる若者は必要だから、
それらの人材を契約社員、つまり「非正社員」で雇う。

そのために、「夢を追いかけよう」「自分だけの価値を」
などという社会的テーマが90年代後半から世間ではやけに流行りだし、
それまでは社会的立場が狭かった人間が、
今では「フリーター」「非正社員」などの名称により、
社会的に胸を張れる状況が作り出されている、と。

で、会社側としては、いつまでも非正社員の安い給料で働いてくれながら、
夢を追いかけてほしいし、
いざとなったら、代わりはいくらでもいるから、好都合である、と。

(また、会社がその頃に導入した「完全成果主義」との名の元の、
若手社員に対する昇級廃止、
ボーナス及び残業代カットの実態にも触れている。)


*****


このような時代の中でどうしたら良いかを、
「転職をしたい、独立をしたい、などと思ったら、恐らくはまず”今の仕事を辞めたい”と思っているはずだから、まずは自分が今抱えているストレスの元を洗い出せ」
など、
20代の半ばから後半にかけての、入社してから数年後の若手が陥るであろう問題から、
(これは俺は既に入社してすぐに経験して、これまでに二回転職をして来て今は落ち着いているので、まるで3〜4年前の自分を思い出すようであった)

今いる会社の中で、どううまく立ち回るかまでを、
ユーモアを交えながら、ズバズバと言い切って行きます。
それが読んでいて壮快です。


*****


「社内、及び社外から”指名”されるようになるには、
とりあえず大声で笑っておけ」というのも
まさに真実を言っていると思います。

とりあえず先輩社員や上司が何か言ったら、
「ハハハハハ、そうですか!」と。

ハッキリ言って、一緒にいて暗いヤツ、
気分が落ち込むヤツとは誰も仕事をしたくないわけで、
とりあえず自分の話を聴いて、
大声で笑ってくれるヤツの方が、
「こいつといるとなんか楽しいから、あれも頼もう」
となるわけです。

(ちなみに、先週一週間は、俺は「発送場」といって、
うちで製造した製品を最終的に段ボールなどに詰めて、
物流で出来た送り状をくっつけて、
運送会社に持って行ってもらう職場で研修をしていたのだが、
ここでも「笑い」は重要だった。

一日中、単調な仕事、
及び、重労働をするので、
働くメンバーは、一日中下らない中学生レベルの話をわざとして、
笑いながら仕事をする。
まあ、この本で言う「とりあえず笑っておけ」のシチュエーションとはちょっとずれるけど、
でも、笑いは大事なんですよ、ということ。)


*****



とにかく、
「会社」の中でうまくやって行くには、


タテ・ヨコ・ナナメの人間関係を幅広くつくり、
上司や先輩に可愛がられ、
「あいつは仕事ができるヤツだ」(注:下記)と思われ、
「あいつといると楽しい」と思われ、
声をかけられる存在になること。



(注:決して、「あいつは俺より賢い」と思われずに、
「あいつは頼んだらすぐに仕事を終わらしてくれる。だから次も頼もう」
と思われること。
自分の”賢さ”なんてものを出すのは、愚の骨頂。
自分の”知識”なんてのは、上司や先輩に比べたら対したことはないし、
「こいつムカつく」「なんか扱いにくいな」と思われて終わり。
ということも、この本でしっかりと言っています。)


あとは、人間は「理解不能なもの」
「よくわからないもの」に嫌悪感と拒否反応を示すことから、
「あいつはよく分からん」と思われるよりも、
「おお、あいつはこんなヤツか」と分からせるために、
周りに自分をオープンにした方がいいことも触れています。

自分を隠して、相手に知られようという努力をせず、
「誰も俺のことをちゃんと評価してくれない」なんてのは、
ガキの発想だ、と。

自分はどういう考えをするのか、
どういう人間なのかを、
オープンに出して行けよ。
その努力をするのは自分自身だ、と。



あとは、
「本当に頭のいい人、コミュニケーション力のある人は、
難しい話などしない」ということ。

上司に好かれるには、
バカを演じろ、と。

間違っても、上司が日経から持って来た内容を
あたかも自分の意見の様に語っている時に、
「あ、それ日経に出てましたよね」なんて言って水を差すな、と。

日経なんか読んだこともない、という顔で感心して頷き、
そして、自分からはスポーツ新聞レベルの話題しか出すな、と。

「賢いヤツだと思われる必要はない。
面白いヤツだと思われればそれでいいのだ」


「日経新聞の話を、スポーツ新聞の言葉で語る。
学術書の知識を、お笑いタレントの言葉で語る。
文豪の言葉を、コラムニストの言葉で語る。

それができるようになったとき、
初めてその知識は自分のものになったと言える」

とのくだりは、まさにそうだなと思いました。


****


あと、もう一個面白かったのは、

「予定を立てる際には、
楽しいこと、やりたいことから先に入れること。
まずは休暇の予定を入れ、
その次にどうしてもやりたい仕事をいれ、
次に、まあまあやりたい仕事をいれ、
最後に、どうしてもやりたくない仕事をいれろ」と。

で、もしも「やりたい仕事」と「やりたくない仕事」がバッティングしたら、
「やりたい仕事」を真っ先に選び、
後者はなるべく先延ばしにしろ、と。

人間は予定にイヤなことが入っていると、
まず気分ものらないし、
かつ、動き出す最初に一番のパワーを使うのだから、
最初にイヤなことから手をつける程、効率の悪いものはない、と。


そして、吹き出したのが、
「そもそも、そうやって先延ばしにしていると、
大概の仕事は、自然消滅していくものだ」と。笑


知らないうちに誰かが片付けていたり、
ブームが過ぎ去ってそのニーズが消えたり、
「また近いうちに」と言ってその雰囲気でそれが消えたり、
または上司が忘れていたりと、
そんな風に、不思議なことにそうやって消えて行くのだ。と。


まさにその通りなので、
笑いました。

*****


ということで、
非常に気持ちのいい本です。
そして、「会社」という中で働くことの、
真理を言い当てています。


「会社内での政治が一番」
「俺は人生をこの会社にかける」

そんな風に気張っていると、必ず途中で疲れるもので。


そんな風に意気込むよりも、
「しょせん仕事は、ヒマつぶしだ」
と捉え、
その「ヒマつぶし」=「10%のクリエイティビティと90%の作業」
の組み合わせを、どう「楽しくやるか」を、
極めること、

それが、仕事を楽しくさせるコツなわけで。

で、その仕事をする環境は、
結局は人の集まりで、
その半径5メートル以内の人間関係が、
毎日の気分を決めるのだから、
そこで如何に楽しく、うまくやって行くかという。


で、もしもムカつくこと、
気に入らないことがあれば、
大声で笑い飛ばし、
それでも頭に来たら、
「ま、しょせんヒマつぶしの延長だし」と、
ちょっと高い所から見て、
ムカついている自分をも、
地上にいる小さな一人の人間、
と客観的に見ること。

それが大事です。

(前職の別の部署の上司で、
「ムカついたら上から目線」
と言う人がいた。
まさに名言。)


*****

以上。

2012/7/8 22:34





追記:
この本では、どうして日本人が、
休みの日でも常に仕事が気になってしまうのかに関しても触れている。

せっかくの休み。
今日は一切仕事のことを忘れて、
奥さんと子供のために家族旅行に来た、と。

それでも、会社の携帯が気になってしょうがない。
鳴ってもないのに、何度も見てしまう。

で、あげくの果てには、
「どうして俺は、こんな時にも仕事のことを考えてしまうんだ」
と自己嫌悪に陥り、
妻と子供にも、
「こんなときくらい、仕事のことくらい忘れてよ!」
と言われ、
「そもそもなあ、俺だってお前らのために頑張ってんだ!」
と言い返し、暗い雰囲気に・・・。



そこで彼は言う。

何を言っているんだ。
常に仕事のことを考えるなんて、
それほど仕事熱心な証拠じゃないか。
何を勝手に一人でイライラしているんだ。と。

むしろ、西欧人が夏休みを3ヶ月間も取るのは、
彼らは狩猟民族で、
一度大きな獲物を穫ったら、
それがなくなるまでは、一切動かないDNAがあるからだと。
そんなメンタリティだから、
貯金なんかしない。
穫った獲物は無くなるまでしっかり食い、
それが無くなったら、また狩りにでかける。
だから、貯金をするくらいなら、
投資というハンティングに興じる、と。



それに比べて日本人は、
農耕民族であり、
常に田んぼを耕して来た。

目の前にある田んぼに毎日目をかけ、
旅行なども行かずに、24時間、常に田畑のことが頭にある。

そして、穫った米や野菜も、
決して一気には食わず、
来年のために貯蓄し、
野菜は漬け物に、魚は干物にする。

だから、日本人は貯金が好きなのだ、と。


そして、そんなメンタリティが残っているから、
例え休みをとろうとしても、
長期の旅行に出たとしても、
結局は、
「目の前の田んぼが気になってしょうがないのだ」と。笑


*****


だから日本人は、休みと仕事で、ONとOFFを切り替えるのではなく、
常にHighとLowで、
休みの日でも、パソコンで言えばスリープモードにして、
常に起動できる状態にしておけ、と。


で、休みの日も、午前に15分、
午後に15分くらい、
仕事のことを考える。


すると、休みの状態で、
全く別の場所や環境で仕事を考えることで、
いつもとは違った発想が生まれ、いい結果に繋がる、と。


****


これも、非常にうまいことを言っているなあと、
感心しました。


2012/7/10 19:18











shunsukesekine at 22:10コメント(0)トラックバック(0) 
本 Review |  ビジネス書
絵を描いているとき、
音楽を聴くと、
音楽の細部までが聴こえる。


普段は聴こえない、
音のすき間、
間が聴こえる。

まるで、顕微鏡で、
音を細かく見て、分割しているみたいな感じ。

スローになって、音と音の間が伸ばされて、
そこに隠されていた音が、
完全に聴こえる。
そんな状態になる。

絵を描きながら、音楽を聴くと。

*****

多分、
絵を描く時は、
右脳のアーティストの部分を使ってるから、
きっと、
その時に音楽を聴くと、
そのアートの部分をフルに使って、
普段よりも、もっと音に対する感覚が鋭くなって、
それで、そう聴こえるのかな?と思う。


とにかくその感覚は、
とても気持ちよく、
完全にトリップしている状態になる。

俺が好きなことは、
音楽を聴くこと、
絵を描くこと、
感覚の世界に浸ること、
の三つだから、
それが3つ同時に出来るので、
だから、絵を描きながら、
自分の大好きなバンドの音楽を大音量で流しながら聴くことは、
かなり幸せ。


*****

あと、純粋に、
気分が良くなるよね。
そうすると。




せっかく生きてるんだから、
「これをやってどうなるの?」的な効率ばっかり求めてないで、
自分が気持ちよく、心地よく、
幸せに、楽しく生きられる方法を探した方が、
ずっといい。と思う。



2012/7/8 19:19



上に書き忘れたけど、
絵を描きながら音楽を聴くと、
文字通り、体に音楽が「しみ込む」。


完全に、体にしみ込んでくるんですよ。
音が。



追記:

あと、もう一個。


普段、本を読んだり、映画を観たり、
誰かが作り出したものや作品ばかりを
「受ける」状態にばかりいると、
頭がパンクしそうになるよね。

特に、本ばっかり読んでると、
頭がカチンコチンになった気がする。


そんな時、
無性に、絵でも書いて、
頭がバランスを取りたがっている気がする。


運動をして体を動かしても、気持ちはよくなるけど、
それは、一時の発散、という感じで、
絵を描くことのように、
自らが何か、「カタチ」を作り出す、
というのとは、ちょっと違う。



本を読んで、知識を詰め込んだら、
その分、
絵を描いたりして、
自ら、何かを「作り出す」状態になって、
自分のアウトプットの量も、バランス良くしたくなる。

無性に。








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 My Drawing-絵 | Thoughts-思ったこと
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4月にレビューを書いた『「空腹」が人を健康にする』に対するアクセス数が、それ以来、毎回上位に来ています。
一時期はずっと一位で、今でも二位辺りを占めています。

最近は近所のスーパーで、上記の本の写真付き図解版を見て、「ずいぶんと騒がれているんだな」と感じました。
(しかしその本の写真が胡散臭い。彼の格好が若作り過ぎて拒否反応を覚えるのは自分だけか。)

その彼が、上記の本を出す前、
2011/10/21に出版した本が、この表題の本です。

中の内容は、最初の半分は、主に近代の日本人が持つ成人病などに関する解説と、なぜそれが起こるかに関する説明。

後半の半分は、上記の本で解説してあることに、さらりと触れた程度。

よって、この本を出した後に、更に後半部分の、「では、いつまでも若くいる為には具体的にどうしたら良いのか?」をより分かり易く、大きな文字で、そういう系の本が好きなサンマーク出版から出したのが、上記の本、という感じ。

*****

この本では確かに、人の体に起きる「病気」が、
”なぜ”起きるのか、
それをきちんと解説していて、とても勉強になる。

喫煙をして、
暴飲暴食を続け、
睡眠をきちんと取らず、
コンビニの弁当や袋菓子ばかりを食べ、
独身生活を長く続けることは、
極度に人生の寿命を縮める、
というデータが立証されている。

(最後の理由に関しては、
異性とのスキンシップを取ることで、人間は若さが保たれるから、らしい。
特にそれは男性の方が女性よりも傾向が強く出るとのこと。
だからいつまでも女好きのスティーブンタイラーなんかは、いつまでも若いんでしょうか。)

*****

彼はこの本で、上記の本でも触れていた、

「魚は丸ごと食べる」
「果物、野菜の皮はそのまま食べる」
「小食に抑える(一日一食)」
「睡眠は夜の10時から朝の2時の4時間の間に必ず取り、理想は6時間の睡眠」

などに関して説明する。
それから、彼が好きなごぼう茶の良さもしっかりとアピール。

*****

健康で長く生きることはいいんですが、
「長生きの為に肉は食べない」
「運動はしない」
などの主張を読むと、
「そこまでして長生きして、楽しいの?」
とも思ってしまう。

人の価値観はそれぞれであり、
より長く生きることが人生の楽しみであればそれでも良いが、
「人間が一生で打つ心臓の鼓動は決まっている」との理由から、
「スポーツをすると早死にする」との結論により、
一切スポーツを避ける、というのは、
どういうものか。

(彼はそういうことで、たまに新幹線に乗り遅れそうになり、
ホームに向けて階段を駆け上がると、
東京駅から横浜駅までの数十分の間、動悸が乱れ、気持ち悪さが止まらないそうな。
そんなことでいたら、
いざという時に家族が危険な目に合い、体を張って自分の大事な人たちを助けなきゃ行けない時に、どうするんでしょうか。
彼の場合は、あくまでも都市部での生活で、一切重労働をしなくていい人に対する話だよね。)

*****

自分が彼の主張に対して拒否感を感じてしまうのは、
一番最初に触れた、図解版『「空腹」が人を健康にする』の彼のファッションが、
「年相応」では無かったからでしょう。

50代なのに、20代のヤンキーのアンちゃんがするようなチャラチャラした格好をしていても、余りカッコいいとは思えないな。
俺は、50代なら、50代の男の年輪が出た格好が似合う人がカッコいいと思うけれど。
(スティーブンタイラーの様なロックスターは別ですが。)

*****

と、彼のファッションセンスの批判になりましたが、
一つの科学的データを知ることで、
自分の生活習慣を見直すには、もってこいの本です。

また、彼の本を読んだあと、
自分もしっかりと、
「なるべく夜10時から朝の2時には寝る」
「魚は頭ごと食べる」
などを実行しています。


一番大事なことは、
自分が心身ともに「健康」と思える生き方で、
パートナーと、幸せに楽しく、
一生を過ごすことです。


2012/7/8 17:18





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本 Review |  医学・薬学・スポーツ
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また苫米地氏の本です。
2011/7/29初版発行。

*****

この本は、三部構成となっている。
第一部は苫米地氏が語る、地球環境を考えた今後の世界が取るべき対策方法について。
第二部は フィデル・カストロ・ディアスバラールトが語る、地球環境の変化に関して。
そして最後の第三部は、二人の対談による、今後日本とキューバを初めとした国がするべき対策に関して。

ちなみに フィデル・カストロ・ディアスバラールトはカストロ議長ことフィデル・カストロの長男。


*****

第一部で苫米地氏が語る内容は、
金融資本主義(「資本主義」ではなく、金融を主とした世界構成の「金融資本主義」)がもたらす陰に関してや、
地球温暖化に関する真相に関してなど。
現在はCO2を減らさんとばかりに、CO2本位制などが敷かれているが、むしろそれは一部の投資家や資産家の金儲けの為の決まり事であり、余分なCO2を増やしてばかりだと批判する。
(中国は「発展途上国」との定義により、CO2を抑える規定がないため、中国の分を他の国々が買い取って、その分のCO2を出している。よって、それにより必要以上のCO2が更に地球に増えることになる。)
そもそも、問題なのはCO2が増えていることではなく、O2とCO2のバランスが壊れていることなので、今後はCO2を出した分、O2を作る義務を人類に課すことを提唱する。

また、日本は原発の停止などもあることから、今後は風力を使った風力発電を日本全国に持ち込み、エネルギー生産をそれで間に合わすことも推奨。
(日本の海岸沿いに風力発電機を建てれば、東北の海岸沿いだけで日本中に必要な電力はまかなわれる事を提案。)

*****

それに対し、第二部では、カストロ氏が、科学的データと根拠により、地球温暖化は確実に起きていることを主張。

*****

そして最後の部で、二人は、キューバと日本が持つそれぞれの良い所をもっと世界に発信し、それを世界のスタンダードの改善に役立てる事を話し合う。

(例えば、キューバは医療水準が非常に高いこと。また、文化やスポーツが盛んで、お金をかけずに余暇を楽しむ方法を人々が知っていること。
また、日本は戦後少ない資源で世界でもトップ3の位置に瞬く間に成長した基盤と力、人材力があること。
(GDP上では現在第3位だが、2位の中国のGDPを国民数で割ると、日本のそれの方が断然高い。)

*****

この本で面白いと思ったのは、いつも苫米地氏一人の本では、彼の主張だけでもちろん本が終わってしまうので、一見すると、彼の言う事が全て正しいかの様に感じてしまうが、
この本では、彼の主張に対して全く反対の事を、カストロ氏が真っ向から主張していること。よって、双方の意見を聞いて、より広い視野でこの本で取り上げている問題点を考えることができる。

(第一部では苫米地氏が、「そもそも地球温暖化が起きているかどうかさえ、NASAのデータが間違っていたと公式に発表されている事から、温暖化を正確に示すデータは存在しない」と言っている。彼はこの主張を他の数冊の本でもしている。
それに対して第二部でカストロ氏が、「地球温暖化は確実に起きており、海面の水位も数十センチの単位で上がっていると示す科学的データがあります」と堂々と言っている。)


偉いなと思ったのは、
それぞれの言い分をきちんと示して、その上で、二人がそこから考えられる対策を第三部できちんと話し合っていること。

*****

以上、キューバに関しても深く知ることができる本となっています。

2012/7/8 16:51




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本 Review |  苫米地英人

July 04, 2012

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Maroon5の2枚目のスタジオアルバムです。
2007年5月に発売されました。
5月16日ということで、僕と妻が付き合い出した日です。
あれから5年が経ちました。

*****

このアルバムは、1枚目のアルバムが余りにも印象が強かった為に、
賛否両論あったと思います。
僕が買った際には、ロングビーチのTARGETで買って、
車の中で聴いて、がっかりした覚えがあります。
「なんじゃこれは?」と。
一枚目のアルバムのイメージをしていたものにとっては、
音の作りが全く違ったわけです。
なので、これは「裏切られた」と勝手に思っていました。

でも、そんなのは聴き手の勝手な意見なわけです。
アーティストというものは、必ずや、
変化をして行くものです。

そして、このアルバムも、
彼らに取っては、ステップの一つに過ぎなかった訳です。

*****

僕はこのアルバムを2007年に買って、
それから、2008年の終わりまで、
一切聴きませんでした。

(2007年には、一度彼女とサンクスギヴィングの旅をしている時に、
車の中で、
「ちょっと、このアルバム買ったけど全然聴いてなくて勿体無いから、
聴いてみようか」とかけましたが、
全ての曲の出だしだけを聴いて、
「はいダメ、はいダメ」とスキップして、
結局一曲も聴かずに終わった、という思い出があります。
それほど、このアルバムの持つポップさが気に入らなかった。)


そして、実際にこのアルバムを聴き込んだのは、
2009年の夏です。

しかしその時も、
(つまり、2008年の冬も、2009年の夏も)
仕事で随分と悩んだ時期だったので、
このアルバムを聴くと、当時の辛い思いが蘇ってしまって、
まるで、すごく苦いものを食べる様な、
そんなイメージが先行してしまうアルバムでした。

*****

しかし、ここ数日は、このアルバムを聴きまくっています。
最初にこのアルバムのファーストシングルカットの
"Makes Me Wonder"を聴いた際には、
「なんじゃこりゃ」の次元でしたが、
今聴くと、非常にカッコいい曲に聴こえます。

それは恐らく、当時の俺は、
「一枚目のアルバムのマルーン5のイメージを期待して」
聴いていたから、その余りにも違うこの雰囲気に、
最初から拒否反応を示して聴いていたわけですが、
今は、
彼らも、3枚目、4枚目と、
毎回違う色でアルバムを出して来て、
「ああ、Maroon5っていうのは、決して、
一枚目の印象だけで決めつけてはいけないバンドだったんだな」
と、ようやくこっちも、そのDiversityさを認められてきたようで、
その上で聴くと、非常に良くできたアルバム、
ということです。

(実際に、この曲やこのアルバムの音源が載ったYoutubeの映像なり、
この曲についての解説のページなどを見ると、
多くのファンが、
「すごくいい」というパターンと、
「これはマルーン5じゃない。一枚目のアルバムに戻って!」
というファンの二層に別れます。(国に関係なく。)

そういう声は、これまでの全てのアルバムに対して、
必ず出る意見です。
それだけ、彼らは、
「ファーストアルバムの印象が強過ぎた」わけだし、
同時に、
「4枚のアルバムとも、全部違う印象」
というわけです。

去年の夏に出て流行った"Moves Like Jaggar"や、
最新アルバムのファーストシングルの"Payphone"などは、
それらの曲で初めてファンになったTeenagerのキッズや新しいファン層もいる分、
「こんなのはマルーン5じゃないわ!ファーストアルバムを思い出して」
としつこく懇願する昔からのファンがいるのも事実です。)

*****

一つ確かに言えるのは、
マルーン5というのは、
非常に才能のある、優れたバンドということです。

彼らの作る曲は非常に耳に残るし、
とにかく、メロディがしっかりしています。

アダムレヴィーンの甲高い声は、
最近のアルバムに近づく程、
一枚目のアルバムに入っていた彼のしゃがれ声は無くなり、
綺麗な甲高い声の一本調子になって行きます。
(それは、彼が唄い方を変えたり、
または、鍛えて、高い声を一定して出せる様になった、
というのもあるでしょう。)

一枚目のアルバムではそのように、高音を出そうとすると、
しゃがれ声になってしまったからこそ、
ちょっとブルージーな雰囲気もあっただろうし、
逆に、最近は、甲高い声だけなので、
「ちょっとね。ポップすぎない?」と感じる人もいると思いますが、
この後に触れるファーストアルバムのデモ曲を聴いてみると、
当時から、多くの楽曲が、
その甲高い声で通すスタイルだった、
よって、特に最近、その曲の傾向が思いっきり変わったわけではない、
ということに気づかされます。


とにかく、彼らのアルバムは毎回非常に良くできていて、
後は、毎回雰囲気が異なる、というだけです。


*****

今回、彼らのデビュー10周年を記念して、
一枚目のアルバムの記念版、
"Songs About Jane 10th Anniversary Edition"
たるものが発売されました。

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2枚組の内の、
2枚目のCDには、
全ての曲のデモバージョンが付いています。
(さっきiTunesで視聴したら、
以前に俺がアメリカにいる時、
Maroon5の大ファンだというある友達から2005年にもらった、
その子がどこかから音源を集めたMaroon5のオリジナルのCDの中に入っていた曲と、
今回発売された音源が、殆ど一緒だった。
今回初めて発売される"Woman"なども、そこには入っていた。
その子は、どこでその音源を手に入れたのやら。)


それをさっき聴いていて思いましたが、
あれだけ売れた彼らのファーストアルバムの楽曲も、
演奏の仕方を変えたり、
楽器の使い方を少し換えるだけで、
同じ曲でも、雰囲気がガラリと変わる、ということです。

(それを聴いていて、彼らが、
ファーストアルバムをあのクオリティで出してくれて、
本当に良かったなあ、と思った。
もし、彼らが今回発売されたDemoの状態であのアルバムを出していたら、
もしかしたら、今のマルーン5はなかったかもしれない。)

*****

よって、
例えば、2枚目のアルバム、及び今回の4枚目のアルバムは、
非常にPopな作りになっており、
音がきれいに纏まりすぎている気がしますが、
それも、もしもファーストアルバムのような、
あくまでもシンプルな伴奏にしていたら、
アルバムの雰囲気自体は、
1枚目のそれと、余り変わらないんじゃないか?
ということです。

(なぜなら、2枚目にしろ、4枚目にしろ、
または、3枚目にしろ、
彼らの”楽曲”という意味では、
どの曲も非常にメロディがしっかりしているから。
まあ、1枚目が持つ雰囲気は、ピカ一すぎますが。


ちなみに、最新アルバムが先日発売されたにも関わらず、
既にそのアルバムではなく、前のこのアルバムに戻って聴いているのは、
最新アルバムを聴いて、
「ああ、またポップ路線かよ」という感想とともに、
「1枚目&3枚目=ロック路線」(俺の好み)
「2枚目&4枚目=ポップ路線」(俺の苦手とするタイプ)
という傾向を体験して、
「じゃあ、ポップのMaroon5もそろそろ受け入れるしかねえか」
という心境の変化が、自分の中にあった、
という理由があります。)


*****


ということで、
何が言いたかったかと言うと、

「Maroon5は、毎回進化をしていて、
『このアルバムがMaroon5!!』と決めつけることは出来ない程、
多様性に富んだバンドである」

「今まで出している4枚のアルバムとも、
全てテイストが違うので、
『前はこうだった〜』とか、
『今回のはイヤだ〜』とか言わずに、
全ての既成概念を払って聴けば、
全てのアルバムの良さが非常に良く分かる」

「今まで出した4枚のアルバムとも、
非常に良く出来ていて、捨てアルバムがない。
そして、彼らはまだ33歳前後であり、
これから長い間の活動が期待でき、
非常に嬉しい」

そして、

「他人を変えようとしたり、
『こうあってほしい』と願って、
その人が自分の希望通りに行かない事にストレスを感じるよりも、
その人自体を受け入れて、
その人全てを受け入れれば、
その人の昔、及び現在から未来への変化も全て含めて、
その人全てを愛せる様になる。
そして、その方が人生は楽しい」

ということ。

*****

ちなみに、表題にしたこの2枚目のアルバムの中で、
好きな曲は、

"Won't Go Home Without You"


"Makes Me Wonder"



*****

あと、一枚目のアルバムは好きな曲だらけですが、
最近その良さを改めて感じたのが、
"The Sun"


歌詞が非常に良い。

"The Sun"

After school
Walking home
Fresh dirt under my fingernails
And I can smell hot asphalt
Cars screech to a halt to let me pass
And I cannot remember
What life was like through photographs
Trying to recreate images life gives us from our past

And sometimes it's a sad song

But I cannot forget
Refuse to regret
So glad I met you
Take my breath away
Make everyday
Worth all of the pain that I have
Gone through
And mama I've been cryin'
Cause things ain't how they used to be
She said the battles almost won
And we're only several miles from the sun

Moving on down my street
I see people I won't ever meet
Think of her, take a breath
Feel the beat in the rhythm of my steps
And sometimes it's a sad song

But I cannot forget
Refuse to regret
So glad I met you
Take my breath away
Make everyday
Worth all of the pain that I have
Gone through
And mama I've been cryin'
Cause things ain't how they used to be
She said the battles almost won
And we're only several miles from the sun

The rhythm of her conversation
The perfection of her creation
The sex she slipped into my coffee
The way she felt when she first saw me
Hate to love and love to hate her
Like a broken record player
Back and forth and here and gone
And on and on and on and on

But I cannot forget
Refuse to regret
So glad I met you
Take my breath away
Make everyday
Worth all of the pain that I have
Gone through
And mama I've been cryin'
Cause things ain't how they used to be
She said the battles almost won
And we're only several miles...
She said the battles almost won
And we're only several miles from the sun




******


2012/7/4 22:09




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 Maroon 5 | 音楽 Review

July 02, 2012

Chris Anderson, TED’s curator, was on NHK tonight. He was talking about how TED inspires us and how it helps us to come up with new ideas by watching those presentations by those with great ideas and passions. He was also pointing out that it is individuals, not politicians, who changes this world to a better one. Politicians think their own benefits first and they never think about the issues without national boundaries, but nowadays we can connect to the Internet individually and we can get new ideas and share them to the world without any boundaries, so each individuals can really change the world if we want to. It’s just a matter of if we, each individuals want to do it or not.
The commentator was asking him if it’s not too idealistic,and of course he admitted that, but at the same time he said we got to take advantage of the power of Internet and we should explore this world through it. I was inspired by him and I think we should think like that. Good program.

さっきNHKのクローズアップ現代で、TED代表のクリス・アンダーソン氏が話をしていた。彼曰く、TEDのプレゼンテーションを見ることは、私たちが新しいアイディアを生み出すのにとても良い方法だと。TEDには数々の著名人や、優れたアイディアを持った人々が参加し、それを今私たちは、オンラインでほぼフリーで見る事ができる。それによって、色々な分野のアイディアが話されているのを見ることで、「ああ、こんな事も出来るかもしれない!」と、全く違うアイディアが生まれる事もある。
また、彼はこうも言っていた。「これからの時代は、政治家ではなく、個人が世界を変えて行く時代だ」と。政治家は自分の利権や自分の国のことしか基本考えないが、今の時代はこうして個人がインターネットを使ってアイディアを広めたり、または世界の別の所にいる人々のアイディアを聞けることから、国の垣根を越えて、この世の中を良くしようと思う「個人」が、個々的に変化を起こして行くことができる、と。

解説者の女性は、彼に、「あなたは理想主義者と言われませんか?」と訪ねていた。彼は、「もちろんそう言われます。ただ、今はインターネットという素晴らしいアドバンテージが私たちにはあるのですから、うまくその道具を使って、より良いアイディアを得たり、世界をより良くしてく方行にそれを使って行くべきだと思うのです」と答えていた。
俺は彼のコメントを見てすごく感化されたし、素晴らしいと思った。
彼のようなヴィジョンを持った人が、実際にTEDのような良識なものをこの世界に出している事、そして、そういう考えを持つ人が、テレビを使ってコメントしていることを、嬉しく思う。

2012/7/2 21:23




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TV Review 

July 01, 2012


昔、2005年の7月、
アメリカ一周の旅をしているとき。


アムトラックの列車に乗り、
列車の中で、寝泊まりをしていた。


確か、ユタ州か、コロラド州の辺りを走っているとき。


その時、俺の横には、
初老の女性が乗っていて、
その人と、色々と話をしていた。



俺は、日記帳を持っていて、
やる事はそれに自分の気持ちを書くことしかなかったので、
ひたすら書いていると、
大体の人は、
「何を書いているの?」と話しかけてくれた。

彼女も、その内の1人だった。


*****


彼女に、「あなたはところで、何をしているの?」
と聴かれたので、
自分は、日本からの留学生で、
今は留学して3年が終わったところで、
まだカリフォルニアしか見ていないので、
アメリカ全体を見たいと思って、
こうして旅をしている、と告げた。



すると彼女は、こう聞いた。


「ところで、あなたは幾つ?」



21歳です、と答えると、

「このような形の一人旅をするには、
ちょっと若すぎるんじゃないの?」

と言われた。



確かに、一人で、
ただひたすら、
列車の外の景色を眺めて、
自分の過去のことなどに思いを馳せているヤツなんていうのは、
普通、21歳ではいなかった。


俺の周りには、
彼女の様に、
そろそろ定年で、リタイアをしたばかりの人たちばかりしか、
旅をしていなかったから。


*****


その彼女が、ある朝、
俺に何かのフルーツをくれながら、
こう話してくれた。



「若い頃はね、
きらびやかなもの、
豪華なもの、
派手なもの、

そういったものに、
感動したり、心を奪われたりするんだけど、

私のように歳をとると、
自然の中にある、
何でもないような、素朴な景色を、
なによりも綺麗だと、思う様になるのよ。」



そういって彼女が指した窓の外には、
まだ朝もやがかかり、
先ほどやっと出て来た太陽の光に照らされて、
薄緑色に輝く、
何の変哲もない、草が生えた畑が広がっていた。




*****



その時の彼女の台詞と、
その窓の外の光景は、

未だに、ふとした瞬間に、
よく思い出す。





*****



さっき、母親に、誕生日のお祝いの電話をして、
少し話をして、

その後、自分の部屋から見える、
外の景色を眺めていたら、

そして、外に広がる、
山にかかった薄紫の雲、
その切れ目から除く、黄金色に光った夕日、

そして、目の前に広がる田んぼと、
その横を流れる、水路の水の音、
遠くで鳴く、虫の声などを聞き、


7月頭の、この、
涼しい、気持ちいい風を肌に感じていたら、




あの時の、その女性の言葉と、
その光景と、

その、「雰囲気」を、思い出した。




*****




こういう、「瞬間」を味わうとき、

俺は、人生は、
かけがえのないものであると思う。




2012/7/1 18:28











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旅から学んだ大事なこと | My Life-人生
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彼女が、俺の家に残していった本。
きっと、「きつくなったらこれを読んでね」とのメッセージだと思う。


さっき、ちらりと読んでみた。

*****


松下さんの言葉は、
読んでいて非常に落ち着く。
人間は、真っ直ぐ、堅実に、
自らの力量をいつも確かめて、
真面目に生きて行く生き方でいいんだと、
温かく見守られている様な気になる。


この本には、
目先の利益ばかり追い求めて、
腰が据わっていない、
最近に良くある軽々しい傾向の本とは、
一線を引くものがある。


*****

22ページに、「自分で自分を」という箇所がある。


「信念とか使命感といったものは、
終止一貫してもち続けることはなかなかむずかしいものである。
たえず自分自身をはげましていなければならない。」



今、心に残った言葉。


2012/7/1 16:41





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本 Review |  思想・哲学・心理学

2012/7/1 0:10am-

先日彼女と話をした際に、
俺の人間としての、レベルの話になった。


曰く、一般の人の人間としてのレベルが、
人生を通して、100まで行くものであるとすれば、
俺の場合は、そのレベルが、
1000くらいまであるらしい。


そして、だからこそ、
俺は常に、「成長したい」という欲が強いし、
だから、常に、
「◯◯さんは若いですね」と言われるのだ、と。


*****


俺は日本に帰って来て、社会人になってからも、
常々、「若い」と言われて来た。

余りにも色々な人に言われるので、
もしかして俺には威厳がないのか、とか、
俺はそんなに弱々しく見えるのかい、
とちょっと嫌に感じた時期もあったが、
どうやら、そうじゃないらしい。

つまり、20代も後半、
(つまり俺の年齢)になると、
社会に幻滅して、
「まあ、どうせこんなもんっしょ」
「どうせ頑張ってもたかが知れてんだから、気楽に行こうぜ〜」
的なノリが、普通は出て来るものだが、
それが俺には無いという事。

正直、自分次第で、いくらでも成長できると思っているし、
日々、進化をしていたいと思う。


先週、神戸でRと会ったが、
ヤツも言っていた。

「未だに、何でもできると思ってるからさ」

俺も、そんなノリに近いものがあると思う。

*****

話を元に戻して。


だから、彼女曰く、
俺の人生を通してのレベルの限界は、
1000まであるからこそ、
他の人が、人生を通して100のレベルなので、
今の時点で50まで行って取りあえず満足していても、
俺の場合は、
「いや、俺的には50だと、全然自分の中で足りねえし」
と、必死になって、焦って、レベルを上げようとしている、と。



そして彼女は言う。

神様が、俺のレベルを1000に設定した理由は、
必ず何かあって、
レベルが1000になる器があるからこそ、
その器で成し遂げる何かがあり、
その目的を知る事が、
俺の人生の真の目的だ、と。



だから間違っても、
レベルを1000まで上げることだけに躍起になっていてはダメで、
それで、目的を見つけずに人生を終わってしまっては、
目的のために手段が存在するのに、
その手段を極めることで終わってしまい、
本末転倒である、と。


*****


俺は、その話を聴いて、
凄く嬉しかった。

ここにこういう事を書くと、
なんか自慢しているみたいでどうかなと思ったけど、
これは俺の日記だし、人生の記録帳であるから、
書く。


*****

俺は人生で何が一番嬉しいかと聞かれれば、
やはり、自分の成長を感じることだと思うし、
それが、自分が生きる、一番の趣味であると思う。



本を読むのも、自分の「知識」「教養」という内面性が磨かれるのが好きだから。

結局は、自分という人間のレベルアップを、
どれだけできるかが、
究極の趣味なんだと思う。


だから、Lenny Kravitzの曲には良く、
"I want to be a better man"とか、
"Got to be strong"とか、
そういう台詞が良く出て来るけれど、
それにも、非常に共感する。


*****


そして、俺がやっぱり、
一番心が震えるのは、
自分の器は、デカい、と自分が思えることだと思うし、
今はその器がデカくなくとも、
デカくする器量があると、感じられることが、
俺が頑張って行ける一番の根拠なんだと思う。


逆に、
俺は大した事無い人間、
俺の器は実は小さい、
と思わされてしまったり、
「そうなのかな?」と感じてしまう時ほど、
恐いものはない。

それは、俺にとって、
自分の希望を壊されるようなものだから。


*****

なので、今まで会って来た人の中でも、
いつか日記に書いた、横浜にある、ある会社の社長との面接で言われた、
「キミは、ザルだ」という話には、
今でも励まされるし、
かつ、そのザルの器を、
自ら小さくすることがないよう、
自分を鍛えて行きたいと思う。


*****


そして俺は、常にそうやって、
自分を心から、一番認めて、励ましてくれる人が、
自分の妻であること。

それは、本当に、
どれだけ感謝してもしきれないくらい、
有り難いことだと思う。



*****

ということで、
俺は、俺のレベルを、
とにかく上げて行く事。


そして、その自分の人生を使い、
自分の目的を、きちんと自覚すること。


それが、俺の人生を通しての課題。


2012/7/1 0:26am








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Thoughts-思ったこと | My Life-人生
2012/6/30 23:51-

さっき、2時間くらいかけて、
俺の昔のメールを読んでいた。
友達に送ったり、家族に送ったもの。

殆どは、20歳から、23歳くらいまでのもの。

俺が、COSを終えて、De Anzaに移った直後から、
CSULBを卒業する位の頃のものまで、
ランダムに。

(普段はGmailを使ってるので、留学3年目の途中まで使っていたHotmailは今は殆ど開かないんだけど、ちょっと過去の先輩へのメールで気になるものがあって調べたら、そこから一気に、色々と読み出してしまった。)

*****

自分の過去のメールを見て、
若いなあ、とも感じたし、

何より、一番感じたのは、
それは、確かに昔の俺なんだけど、
今になって、やっと、
その頃の自分を、「客観的に」見れた、ということ。



当時の俺は、やはり、自分のことしか見えておらず、
自分が周りから見てどのように写るのか、
果たして、「俺」という人間は、どんなものだったのか、というのは、
「俺」という主観でしか、見えていなかったと思う。



もちろん今も、それは変わらないと思う。

歳を重ねるに連れて、
より、昨日よりも、もっと賢くいたいと思い、
そういう術は、少しずつ身につけて来ているとは思うが、

それでもやはり、「今」の自分を、
完全に、客観的に見ることは、
難しいと思う。

なぜならそこには、
自分に対する、希望と、
欲が入るから。

(つまり、今の俺は、実際には「こう」だが、
自分としては、「こう」あってほしい、という欲があり、
その「実態」と「希望」の間には、
必ずギャップが存在する、ということ。)




そして、過去のメール、
つまり、今から8年〜5年ほど前のメールを読んで、
既にその頃の俺は、今の俺の状況とは大分かけ離れているから、
やっと、その頃の自分の「主観」をなくして、
「一人の他人」として、
過去の自分を見れる、ということ。


*****


20歳から23歳の自分は、
年齢的にもちろん若くもあり、
かつ、今の自分にない、
精神的な「若さ」を持っていた。

それは、「未熟さ」とも呼べるかもしれないし、
「ナイーブさ」とも呼べると思う。





*****

それらのメールを読み終わって、
当時の記憶、
そして、当時は確かに経験したが、
長い間呼び覚ましていなかった為に、
忘れていた記憶を思い出し、

言わば、俺の歩いて来た道を、
振り返る事もせず、
その道の軌跡を確かめずに、
毎日、先の事か、もしくは、今日のことしか考えない自分に、

自分が通って来た、その軌跡を確かめさせることで、

自分という人間の幹が、また一段、
固まった、というか、
「ああ、俺は、こういう道のりを経て、
これらの経験を経て、
これらの考えと悩みを経て、
今に至ったんだ」というのが分かり、

妙な達成感と充実感があった。


*****


俺は今、28歳であり、
今年の10月に、29歳になる。


俺にとっては、2005年というのは、
何故か自分の今までの人生の中での節目となっている。

(それは、年号的に切りが良いというのもあるだろうし、
その年は、色々と悩んで、
自分の専攻を変えたり、
住む土地と学校を、ガラリとベイエリアから南カリフォルニアに変えたのもあったし、
とにかく、色々な「変化」が自らの中であったからだと思う。)

その時、21歳だった俺から、
今は、確実に7年が経ち、俺は、今28歳となっている。



俺的には、2005年というのは、ついこの前なわけだが、
確実に毎年、年は過ぎ、
その時は、過去となって行く。


*****

なんかカッコ付けて書いていたら、
ポイントが分からなくなってしまったが、

取りあえず、確実に年は過ぎ、
自分も確実に年齢を重ねて行き、

自分の過去の記憶は、
「最近のもの」から、
「古いもの」へと、変わって行く、ということ。


そして、その中で、
自分にとって「新しい記憶」も、
確実に、「古い記憶」となって行き、
その過程の中で、
普段頻繁に思い出さない思い出以外は、
記憶の隅に、置いて行かれるであろう、ということ。



そして、それらの自分の「過去の軌跡」を、
たまに振り返る事は、

自分に、
「ああ、俺が今、「自分」という人間である所以は、
そこにあるのか」
と、客観的に認識することで、

自分という人間を、少しは、
客観的に見て、評価をすることができ、

それが、自分に対する、自信へと、
繋がるであろう、ということ。


*****


まあ、毎回同じ事を感じるんだけどね。
こうして、過去の日記なり、自分の軌跡を見返すと。



とにかく、常に成長して行きたい。


2012/7/1 0:09am




shunsukesekine at 00:09コメント(0)トラックバック(0) 
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