December 2008

December 28, 2008

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かなり面白かったです。この映画。

スミさんから紹介してもらって見ましたが、
大満足。

笑いあり、涙あり、
映画を見ている間、本当に涙が出てきたり、
笑いすぎてこれまた涙が出たりと、
とても楽しめました。

この映画は、アメリカの家族の
典型的な姿を描いているような気がします。

恐らく、世界中の家族の典型的な姿なのでしょうが、
それでも特に、アメリカ人のノリとか、特有のところとか、
そういうものをうまく取り入れて、
とても自然に話を作っていました。

セリフも面白いし、
話の展開も最高です。

「次はその展開かよ!!」みたいな感じで、
もう全然あきませんでした。


しかも最終的には、数々の紆余曲折を通して、
初めはバラバラだった家族が、一つに繋がるという
とてもいいお話です。

とにかくおすすめ。

12.27.2008



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映画 Review 

December 21, 2008

キツいけど、めちゃくちゃ「生きている!」っていう
実感が湧くこの感覚。
「Hard but Joyful」

この感覚を、忘れてはいけない。

******

毎日、それが本当に辛くて、逃げ出したくなるけど、
何とか自分を鼓舞して、それに立ち向かう勇気。
そして、それを乗り越えたとき、凄まじい達成感がある。

その感覚は、自分の細胞全てが活性化して、
今、「生きている」ことを、「心から」感じられる感覚。

その感覚は、目の前のことが辛ければ辛いほど、
達成した後に、大きくなる。

******

そういう日々は、辛いから、
一度抜け出してしまうと、またそれに戻るのが、億劫になる。
そして、段々と、そういう生き方から、抜け出してしまう。

体は、「あの」感覚を覚えてる。
あの、凄まじい達成感と、生きているって感じる、
見る世界が一気に鮮やかになるような感覚を。

体は、その感覚をまた欲しがっているから、
何とか、それを体験しようと、自分を、
そういう状況に入れようとする。

しかし、頭は、それが辛いと知ってるから、逃げ出したくなる。
でも、そこで決心して、一歩踏み入れれば、
最初は辛くて辛くて、逃げ出したくなるけど、
次第に、その達成感、生きているって感覚を思い出し、
やめられなくなる。

そして、そうなっている時の自分が、
一番輝いているし、
一番、「生きている」。

******

毎日、「生きていない」日々は、余りにも退屈で、
人生の一瞬一瞬を、無駄遣いしているようなもの。

心が「ワクワク」しない生き方は、つまらない。

心の奥から、自分の体の中から、
パワーがみなぎって来る感覚。
「ワクワク」が、ドンドン大きくなってくる感覚。

この感覚は、自分の心に従って、
自らが行動を起こしている、
そう、「動いている」ときにのみ、感じられる。

自分が求めるゴールが、余りにも遠く感じて、
まるで、そこに行くのが、不可能のように思えるとき。

自分の可能性が信じられなくなって、「やる気」が生まれないとき。
「情熱」が、生まれないとき。

そんなときは、辛いけど、そこで、自分を信じることを、
絶対に辞めてはいけない。

いくら、周りの人が、「お前は凄い可能性を秘めているから」
そうやって100万回励ましてくれても、
自分自身が、自分の可能性を、少しでも疑ったり、
否定しだしたりしたら、
自分のその「可能性」は、瞬く間に潰れてしまう。

目の前の庭に、花が今咲いていないからと言って、
そこに、芽すら出ていないからと言って、
そこに、種が埋まっていることを、疑ってはいけない。

その土に、水をやることは、
自分を、信じること。
自分の可能性を、絶対に、疑わないこと。

そして、少しずつでもいいから、
全然結果が出なくてもいいから、
それでも、行動を起こし続けること。

「自分の可能性を信じること」
「行動」
これのみが、自分の種が埋まっている土に、
水をかけ、肥料をやることになる。

******

自分の心が活きていないと、
どんな音楽を聴いても、感動しない。
心に響く音楽を作り出すアーティストは、
それだけ、心を豊かにして生きている。
自分の心の感受性が、常に豊かでいられる「生き方」
を、自ら、実行している。

「若いころは、毎日聞く音楽にも、すごく感動したけど、
 歳を取った今は、あれほど感動しなくなった」

それは、言い訳。
歳は関係ない。
自分の心を、いつまでも豊かに、
感受性が豊かに生きていくのは、
自分次第。

******

毎日、ワクワクして生きる。
ワクワク出来るように、生きていく。
それが、自分に、パワーと、内なる勇気をくれる。

ワクワクを失くした人生は、死んでいるに等しい。
目の輝きがなくなる。
毎日、「生きている」ことを忘れてしまう。

自らが設定した目標に向かって、歩き続ける。
そして、ずっと辛くて、先がないように見えても、
それでも、歩くことを辞めない。

すると、気づいたとき、
目的地点に達している自分がいる。

そういう生き方が、一番楽しい。

2008.12.21

shunsukesekine at 13:10コメント(0)トラックバック(0) 
Thoughts-思ったこと 

December 20, 2008

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やっと見ました、この映画。

一言。最高でした。

まずは、とても豪華な出演女優たち。

まず初めに、僕のとーっても大好きなノラ・ジョーンズ
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そして、これまた昔から凄く大好きな、ナタリー・ポートマン
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そして、大人な感じがとてもセクシーなレイチェル・ワイズ
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もう言うことはないっすね。

まるで、エアロスミスと、レニークラヴィッツと、
ジャックジョンソンが、
3人同時に同じステージでライブをやっているようなもんです。

上の3人の誰か一人でも出ていたら、
絶対にその映画は見たいなと思うぐらいですから、
その3人が同時に出ていて、もう大満足。

映画が進むにつれ、一人ずつ画面に出てきて、
「もうノラジョーンズも、レイチェルワイズも出てきたのに、
 まだナタリーポートマンも出てくる!いつ出てくるんだろう・・」
みたいな感じで、もう凄く楽しめました。


ただのエロオヤジみたいなことしか言ってませんが、
しかし、それ以上に、この映画自体の出来が、
すごく良かったです。


まずは、画面の撮り方。
全てのアングルや構成が計算されていて、
どのシーンを切り取って、一枚の絵として置いても、
すごく目を引く絵となるようなシーンが、本当にたくさんありました。

色使いも綺麗だし、NY、中西部の小さな町、ラスベガスなど、
それぞれ雰囲気は全く違うけれども、
「アメリカ」を象徴する大事な地域である、
それぞれの場所の雰囲気を、
凄くよく出していました。

(NYなら、地下鉄や、街の中に建物が込み入っていて、ちょっと汚い感じがするところ。
 中西部の田舎町は、「いかにも」という感じのダイナーが出てきたり、その町の人々の様子など。
 そしてベガスなら、そこまで行く途中の砂漠の風景や、あの空気の暑さの雰囲気など)


そして、映像の流れるスピードを少し遅くしたり、
ちょっと止めたりすることで、
「ああ、確かに、普段の日常では、
こうやって、時間が止まったり、うねったり、ゆっくりになったりと、
そのときの『瞬間』って、その時々により変わるものだよな」
ということに気づかされました。

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テレビカメラの技術が発達して、今は画像をすごく綺麗に撮れるけれど、
実際に綺麗に撮られた、遅れなどの無い、リアルタイムな映像を見ていても、
どこか逆に、「不自然」だと感じてしまいます。

それよりも、この映画のように、ところどころ時間の流れが遅くなったり、
スローモーションになったり、ピントがぼやけてこそ、
人生の中での、「本物」の瞬間に近いよな、と。

それを、凄く感じたのです。
この映画を見て。



更には、一人ひとりの登場人物のキャラクター設定がしっかりしていて、
それぞれ、深い事情を持ちながら、
何とか踏ん張って生きている。
でも、あることがきっかけで、自分の心の踏ん張りが吹っ切れ、
その人の心の奥底の、「本当」の気持ちが溢れ出てくる。

実際の人間の生活っていうのは、そういうもので、
そういう、絡み合った事情が重なって、
その積み重ねが、その人の人生となる。

そして、そんな、色々な「人生」を、
この世の中の一人ひとりが持ち、日々を生きている。


ただ外から見ただけでは、他人の人生や、心情、
心の中の葛藤、思いは分からないけど、
実際は、一人ひとりが、込み入った「ドラマ」を生きている。

そんなことを気づかせてくれました。


更には、音楽もよかったです。
ノラジョーンズの声が、映画の中で響き渡る時点で、
もう既に最高ですが、
それ以上に、うまいところでいい曲を入れたりと、
すごく雰囲気が出ていました。


あとは、途中で入る、「何日目、NYから何マイル」の文字なども、
すごくアートのセンスがよくて、かっこよかったです。


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まとめると、
―弍藜垪嚢
映画の撮り方、画面の作り方が最高
フィルムの回し方、編集の仕方がうまい
ぐ貎佑劼箸蠅凌祐嵬詫佑髻1時間半という短い時間の中で、
 しかし、深いところまでうまく描いていて、その「映画」としての話がとてもいい
ゲ山擇最高
Ε◆璽氾にセンスがとてもよくて最高

と、全てにおいて、とってもよかったです。


見ている途中でふと思ったのは、
「まるで、この映画一つが、ノラジョーンズのアルバムみたいだな」ということ。

ノラさんのアルバムは、3枚ともとてもいいですが、
特に一枚目の「Come Away with Me」は最高です。
そしてそのアルバムの中には、色々な感情、ドラマが込められています。

この映画は、そんな風に、
一人ひとりの「色々」な話を織り込んで、
全て見終わった後、色々な曲を聴いたような。

しかし、一枚のアルバムとして、
すごくいいまとまりを持っている。

そんなことを感じさせる映画でした。

******

ちなみに、この映画のことを初めて知ったのは、
今年の4月にアメリカにいた時に、
劇場の外に飾ってあったこの映画のポスターを見たときでした。

そのとき、ノラジョーンズがまず映画に出ていることに驚き、
そして、更にナタリーポートマンにレイチェルワイズ!?みたいな、
なんでこんなに豪華なキャストなの!?と驚いたのですが、
大抵こんな風に、キャストが豪華すぎる映画は、要注意なわけです。

そう、ジョン・トラボルタが主演して、スティーブンタイラーまで出ていた「Be Cool」のように。
(あの映画は、本当に最悪だった・・・)

それに、監督も、ウォン・カーウァイって人なんですが、
どうやら世界的には有名みたいだけど、
僕はそんなに詳しくなかったので、
そのとき一緒にいた友達と、

「この映画、キャストも豪華すぎるし、監督も中国系の名前だし、
 絶対アヤしいよね」と、疑って見なかったのです。

そんなわけで、今日まで、恐がってずっと見に来ました。

しかし、そんな心配はご無用でした。


*****

今年見た中でも、かなりお気に入りの映画です。
まだ見ていない人は、どうぞご覧あれ。

2008.12.20



PS.一つ言い忘れたけど、
この映画の撮り方のことで、
カメラを固定させ、そのフレームを動かさずに、
人物だけを撮るとり方がたくさん出てきます。

この撮り方は、日本人の監督などはよくやりますが、
アメリカの映画では、最近はあんまりこういう撮り方をする人はいないなあと。
(沢山いるのかも知れないけど、自分は余り見てないなあと)

アメリカの最近の映画は、
あえてカメラを固定させずに、ブレがある映像を取ることで、
リアルさやスピード感を出したりと、
そんな採り方が10年前くらいから流行りだして、
今はそんな撮り方が主流になってしまった気がしますが、
この映画は、昔ながらの撮り方というか、
そう、「正統派」な「アートとして」の撮り方をしているわけよね。


だから、まるで演劇を見に、シアターに行ったような感覚に陥ります。
目の前で、生の役者が演じているような。

自分がロングビーチにいたときに、
よく、同じ学校で演劇をやっていたサヤカさんの劇を見に行きましたが、
ちょうどそんな感じでした。
目の前の舞台で、役者が直接演じているような。


あとは、画面の中の中央に人物を持ってこず、
あえて、ちょっと右側とか、画面の端の方に人物を持ってくることで、
更にリアルさが出ていました。
カメラと、人物の間に、ピントがずれた別の被写体が入っているところとかね。

ウォン・カーウァイ監督、いいセンスしてます。


映画のオフィシャルサイト
http://www.blueberry-movie.com/main.html



それから、言い忘れましたが、
ジュードロウの演技もとてもよかったです。
いかにもニューヨークの街角にいそうなカフェのオーナーを好演していました。

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映画 Review |  Norah Jones

December 19, 2008

要は、絶対にあきらめなければいい。
自分が納得のいくようになるまで、
それを追求することを、あきらめなければいい。

すぐにうまくは行かないし、思い通りにもいかない。
何度も落ち込んで、がっかりして、
「希望」をなくしそうになるかもしれない。

でも、そんな自分を何とか鼓舞しながら、
自分が思う方向に行けるように、「行動」を起こすこと。

行動を起こした結果が、思ったものではなくて、
余計ヘコんだり、心に打撃をくらったりするけど、
少なくとも、その「行動」を起こしたが故に、
今までは気づかなかったこと、見えなかったこと、知らなかったことに気づく。

そうすれば、そこから得たものを自分の「経験値」として、
また、少しでもデカくなればいい。


すぐにはデカくなれない。
自分が目指すものと、今の自分の状態の違いに気づき、
今の自分の状況を見て、焦りそうになる。
焦ってもいい。何を感じようがいい。
何を感じようが、肝心なのは、
そこで立ち止まったり、あきらめたり、希望をなくしたりしねえで、
それでも、前に進み続けること。
トライし続けること。

少なくとも、自ら行動を起こして、何か小さなこと、一つでも学べば、
そのときの気分はいい。
そして、その繰り返しをして、ドンドン、前に進んで行けばいい。


12・19・2008

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Thoughts-思ったこと 

December 10, 2008

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いい映画でした。

色々な人がいいと言っていて、見ようと思っていたのに、なぜか今まで見ずに来ました。
そして今回見てみて、とても感動しました。
久しぶりにいい映画を観たと思いました。

日曜日に見ましたが、2日たった今でも、
心に深く残っています。

(上に2日と書きましたが、今日は水曜日なので、実は3日経っていました。今日はずっと火曜日だと思っていました。最近、日々が余りにも早く過ぎていくので、ビックリします)

******

ケヴィン・スペイシーが、とてもいい演技をしていました。
ヘレン・ハントも、いかにもベガスで働いていそうな女性の雰囲気をよく出していました。
ケヴィン氏とヘレンさんの言葉遣いの違いがとても面白かったです。


しかし何より、ハーレイ・ジョエル・オスメント君がとてもいい演技をしていました。
まるで全くの素で演じているようです。

うまい子役というのは、演技があまりにも自然すぎて、
たとえ大物の俳優でさえも、そんな子役の後に演技を見ると、
それがただの「演技」に見えてしまうことがあります。

彼も、そんな風にしてしまう子役の一人です。
もう「子役」の歳ではありませんが・・・

*****

人間の心の深いところを、うまく描き出した映画でした。

こういう映画を見ると思いますが、
子供のうちは、この世界の物事を全てシンプルに見ているのに、
そして、全ては実際に「シンプル」なのに、
大人は、それを複雑にしてしまっている気がします。

だから子供は、大人がしていることを見て、
「何でそんなことをしているの?」
「こうじゃないの?」と聞きます。

大人はそう聞かれて、一瞬ギクッとした後、
「だってそれはそう簡単じゃないのよ・・・」と答えますが、
実際には、その子供が言うとおり、
全てはシンプルで、大人はただ物事を、複雑に捉えすぎている気がします。


この映画と、「幸せのレシピ」を見て、
そんなことを思いました。


大人になると、いつの間にか、物事が「当たり前」になってしまって、
なぜそれがそうなのか、どうしてそれはそうなのか、
何でそんな風にするのか、
それって変じゃないの?
という、素朴な疑問を持たなくなりがちですが、
そんな風に、頭が固くならないように、生きて行きたいと思います。

2008・12・10

PS.そしてもう一つ、ベガスの町が出ていましたが、
いかにも、そこの雰囲気が出ていました。
アメリカが恋しくなりました。
最近映画を見たり、自分の昔のブログを読んだりすると、
アメリカでの生活が、すごく恋しくなります。



shunsukesekine at 23:13コメント(6)トラックバック(0) 
映画 Review 
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見ました。この映画。

とてもよかったです。
とてもいい雰囲気が出ていました。

途中で、キャサリン・ゼタジョーンズと、子役の女の子が枕で戦争ごっこをするところでは、ついジーンとしてしまいました。

キャサリンさんも、競演のアーロン・エーカットも、
とてもかっこよかったです。

映画に出てくるキッチンが、サンノゼのブロウフィッシュのキッチンと似ていたので、
そこでバイトをしていたときを思い出しました。

いい映画でした。オススメです。

12.10.2008

PS.子役の女の子は、「Definitely, Maybe」という映画にも出ていました。今年の4月ごろアメリカでやっていた映画です。これもよかったけど、日本では公開してないんですかね。
日本はアメリカで上映された映画のほんのちょっとしか入ってこないから残念ですよね。
意外と、日本に入ってきてないやつの方が楽しかったりするんだけどね。




shunsukesekine at 22:43コメント(2)トラックバック(0) 
映画 Review 

December 06, 2008

フェルメール

フェルメール展、行ってきました。
英語風に言うと、ヴァーミアーです。


「彼の全作品33作品ほどの内の7点が、一挙に終結!」
というのが謳い文句でしたが、正直大したことなかったです。



ここに載せた『真珠の耳飾りの少女』の作品は、
今回日本に来るはずもなく、それなりの作品しか来ていませんでした。
(ちなみに僕は、この作品をオランダで見てきました。めっちゃ良かったです)


それより何より、人が多い!!
多すぎる!!


いつも思いますが、日本の美術館は込みすぎです。
平日に行けばいいんでしょうが、平日に行く時間などあるはずもなく、
こうして週末に行くと、物凄い人の数で、辟易してしまいます。

いつも美術館や展覧会に行くと、
展示場を半分くらい周ったところで、
物凄く疲れた顔をして、椅子に腰を下ろしている人が
続出してきます。

そう、彼らは、
展覧会に、「絵」を見に来たのに、
あまりの人の多さに、「人」を見すぎて、
疲れてしまうのです。

DublinVermeer



「ホント、人が多くてやんなっちゃうわよね・・・」

「ええ奥様、まったくですわね」






数週間前の週末には、東京国立博物館の
「大淋派展」を見に行ってきましたが、
その時も物凄い人でした。

今日も相変わらず、物凄い人で、
入る前に、50分待ち。
入ってからも、作品を目の前で見るまでには、
長蛇の列。
ディズニーランドか何かと勘違いしてしまいます。

僕は美術館に行くのが大好きですが、
どうも日本の美術館に行くと思うと、気が重くなってしまいます。
いつも混んでいるからです。

Jan_Vermeer_van_Delft_025



「これぐらい空いたところで、ゆっくりと見たいものね・・・」








絵は、自分の好きなペースで、
ゆっくりと、好きなだけ絵の前で時間を取って、
日常の時間を忘れて、その絵が描かれた時代や空気に入り込んで、
その「雰囲気」や「時間」を楽しむものだと思います。

しかし、何ですかね、この日本の混みようは。
後ろから押されるは、ゆっくりと見れないは、
みんな我が先と押し合い圧し合い。
どこのバーゲンセールなんですかね。

Jan_Vermeer_-_The_Astronomer



「まったくだよ。こうして部屋で一人、地球儀を見ているほうがどんなにいいか・・・
 ウン、この角度でパーフェクト」




そして、もう一つ思うのが、
皆さん、律儀に列に並んで絵を見るということ。

別に展覧会の作品なんて、どれから見てもいいし、
好きな作品だけ見て、後はすっ飛ばしてもいいし、
もう好きなように見ればいいんですが、
皆さん、一番最初の作品から、しっかりと列に並んで、
自分の来る番を待っているんですね。
そりゃあ疲れますよ。そんな見方をしていたらね。

僕はそんな時は、入ったらまず駆け足で、
さっさと館内を一周して、どこに何の作品があるかを頭に入れたら、
自分が見たいところから、そしてその中で空いている作品の前から、じっくりと見るようにしています。

Vermeer_-_The_Milkmaid



「あら、それは意外といい見方なんじゃない・・・?
 あらら、ミルクがこぼれちゃうわ」






後は、みんな後ろから並んでいるから、いつも後ろは混んでいるんだけど、
逆に作品の前の方は、人がいないので、
そっちから回り込んでしまえば、意外とスペースがあって、
見れたりするんですけどね。

今日もそんな風に見たので、結局45分くらいで見終わってしまいました。
しかし館内には、「もう超疲れた〜」「人が多すぎ・・・」
と言いながら、
物凄い疲労を顔に見せて、椅子に座り込む人が続出・・・


絵を見にきて、せっかく優雅な時間を過ごせるはずが、
人に押されて、人込みにもまれて、列に並ぶのに疲れて、
それらのことにパワーを使い果たして、疲れた顔をして帰っていく人が多いのは、
なんとも皮肉なものです。


ま、そんなわけで、これからフェルメール展を見に行く人は、
平日か、または週末の閉館1時間前をお奨めします。
その時間は、人が比較的少ないはずですから。
(12月14日までなのでお早めに)

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「早く見に行かないと終わっちゃうわね、イッヒッヒ」








*****

それと、もう一つ言わせてもらえれば、日本の美術館では、
作品までの距離が遠いことですね。

今日なんか、作品を見る人ごみの中に、
双眼鏡で絵を見ている人がいたぐらいですからね。笑

日本の場合、大体の作品の前には柵があって、実物にはほとんど近づけませんが、
海外の美術館は、柵などもなく、好きなだけ作品に近づくことができることが多いです。

僕が『真珠の耳飾りの少女』を見た美術館は、柵など一切なく、
もう目の前で作品を見れました。
しかも、ガラスケースなどにも入らず、ナマの実物が目の前にあったので、
かなり驚きました。

あまりにもその絵が素晴らしかったので、
顔を10センチぐらいの距離に近づけて見ていたら、
さすがに警備員に注意されましたが・・・笑

Jan_Vermeer_van_Delft_023



「そりゃあ何でも近づきすぎってもんだよ、なあ奥さん?」

「ええ、そうですわねえ」






しかも、平日の午前中に行ったので、館内はガラッガラ。
その作品を、思う存分楽しめました。

*****

ま、そんなわけで、
何だかフェルメールの作品のレヴューにはなっていませんが、
結論から言うと、やはり作品は本物を見ないとその良さはわかりません。

色使いとか、筆のタッチとか、
本物を見た後にその作品の写真を見ると、
その違いにいつも驚きます。
それはどんな作品であっても同じです。

特にフェルメールの作品などは、一つのサイズがとても小さいので、ぜひ本物を見てほしいです。

皆さん、ぜひオランダに行ってください。

2008.12.06


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「やっぱりホンモノを見ないとダメよ・・・」









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行ったところReview | Art Review

December 02, 2008


波に乗り始めたときは、気持ちがいい。



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Thoughts-思ったこと 

全ては自分の気の持ちよう次第。



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Thoughts-思ったこと 
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