July 23, 2011 00:42

_SL500_


「若者は自分の中にいくつもの強烈なコンプレックスが存在することを嘆くよりは感謝すべきである。」・・・・・この本には、こんな一節がある。


コンプレックスは、自分を動かすパワーであり、こんな状態でいられねえ、という強い思いを作る。


思えば、俺は、
中学生くらいから、
コンプレックスのかたまりだった。



コンプレックスが無いと、
言葉を変えれば、
今の状態に満足してしまうと、
自分の成長はあり得ないし、
いつのまにか、つまらないヤツとなる。


今の状況に、感謝をすることを覚えることと、コンプレックスを感じなくなることは、違う。

今の状況に感謝をすることは、
自分以外の他者に、感謝をすることを覚えることであり、

現状に満足してしまうのは、
今の自分を、もっと伸ばそうとする、強き思いを、いつのまにか、無くしてしまうこと。


常に、自分の状態に、感謝はすれども、
自らを客観的に評価し、
成長を辞めないこと。


俺はよくストイックと言われるが、
または、成長欲が強いと言われるが、
思うに、彼(落合信彦)の本を、自分の自我が形成される、中学校二年生から、高校三年生まで読み続けたからかもしれない。


彼は良く自分の本の中で、
「自らに満足しきったブタになりさがる位なら、死んだほうがマシだ」みたいなことを言っているが、
(で、俺はそんな彼の言葉を生真面目に鵜呑みにして、ストイックに生きていたところを、そんな自分に笑いを入れる、トシさんや彼女などの存在のおかげで、そういう、『周りが見えていない』自分自身を、逆に笑えるようになったんだけど笑、)

それ位、彼の生き方、考え方に、影響されてしまったんだと思う。

、、、、、

最近、佐々木常夫氏の本を読んでいるが、
彼の本は、非常に落ち着いていて良いんだけど、
何だか、自分の人生、
社会人になってから引退までの四十年間を、
全てサラリーマンで終わる人の人生というか、
「一つの会社に勤めて、
焦らず、一つ一つやって行こう」的な考えが、根本にあるような気がして、

学ぶことは多いんだが、
どうも、
その本を読んで落ち着いている自分に、何かしらの違和感を感じる。

、、、、、

そんな中、久々に落合の本を読んで、
彼は彼で、エクストリームなんだけど、
元々自分が馴染んでいたホームというか、
彼の本を読むと、「おいおい、それは言いすぎだろう」とか心の中でツッコミながらも、
なんか、心地よいんだよね。

昔を思い出すようで。

、、、、、、

昔、留学したての頃、
同期のやつに、落合の本を貸した。

すると、最後まで読み切らずに、こう言われて返された。

「なんか、疲れる。」と。笑

その時俺は、この世の中の人間、全てが、
自分の様に、落合信彦の熱い節に響くわけじゃ無い、ということを知ったわけだけど、
(どんだけ視野が狭いんだ、って感じだが、その当時の俺は、
自分と同じ様に人が考えないことに、イライラしていた。
それも、アメリカに行って、全員が違う考えをすることを思い知らされて、その視野の狭さも無くなったわけだけど、)

それ位、彼の考えに、馴染まなかったり、反発を覚える人も、
多いんだと思う。

、、、、、、

何が言いたいのか分からなくなったが、話をこの本に戻すと、

この本では、今の日本社会をまずは分析し、
その後に、この社会で生き残って行くには、どうしたら良いかを、
三つの道で示す。

直ぐに起業する方法(ガレージ・べンチャー志向)と、
いくつかの会社の中で、プロフェッショナルになり、引き抜かれ続ける、または、折りを見て独立する方法(フリーエージェント志向)と、
最後は、一つの会社の中で、
プロフェッショナルとして、生き残って行く方法(社内プロ志向)。


どれになろうが、
まずは、自分の「仕事」を極めなきゃいけない。

どこにいても、どんな会社や組織であろうが、結果を出せる人間にならなきゃいけない。

でないと、一生、誰かのコマで、終わってしまう。

それが嫌なら、自らに力を付けるしか無い。
それには、自分の意識の高さと、努力しかない、と。

、、、、、

また、この本の中では、
歴代の人物が引き合いに出されて、非常に面白かった。

ヴェートーヴェンや、ナポレオンの例、
織田信長、豊臣秀吉の例、
など。


目先のHow To本に走るよりは、
歴史上の人物の動きや状況に合わせて自分の状況を例えて、
別の視点から、今の自分を捉えた方が良い。


、、、、、、


この本のレビューのはずが、
また俺の意見になってしまった。

2011/7/23. 0:22







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