July 29, 2011 02:02

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仕事っていうのは、
一緒に働く人間との関係で、
こんなにも楽しくなる。


今、新宿本店には、
後輩が五人入った。

皆、良い子たち。

さっきも、唯一の男の後輩と、駅まで一緒に歩いてきた。

俺は、うちの会社で、
女性社員がほぼ9割なので、
男同士の関係がほとんど無いから、
やっぱり、男の子が入って来ると、嬉しいよなあ。

、、、、、

彼は、本当に真っ直ぐで、
いっしょに話しをしていて、
凄く、感化される。

何か、俺が大分前に無くしてしまったものを、思い出させてくれるようで、一緒にいて、はっとさせられる事が多くある。



さっき、帰る前に、
京都市支店のOさんと話した。

彼は、入社当時は、
感覚で仕事をしていたらしい。

しかし、入社して三ヶ月ほど経ち、
感覚で仕事をしていては、
安定した結果は出せないから、
分析をすることに、意識を切り替えた。

それまでは、感覚で考える人間だったから、
自分の考え方自体を、
無理やり変えなきゃいけない。

しかしそれも、訓練で、
それができる様になってくる。

彼は、帰り道、
他のカウンセラーが、お客さんと話しをして、
話したコンタクト履歴を、プリントアウトして、じーっと見て、
「こういう条件のお客さんには、自分はこう考えるけど、誰々さんは、こう考えるのか」と、
いろいろな人の考え方を、学んでいったそうな。

そうする中で、
色々な人の考え方を学び、
自分の中で、
あるお客さんが、ある反応に出た場合には、
こうすれば良い、という分析が咄嗟に出る様に、瞬発力を鍛えて行った。



それから、
こんな条件のお客さんがいた場合は、
きっとこう考えて、こう出るだろうから、こうした方が良い、
という分析を、三択ぐらいが瞬時に出る様に、
鍛えて行った。

自分の中で、統計学を取って行ったわけだ、彼は。


その結果、今はその力が揺るぎないものとなり出している。

、、、、、


彼が良く言うこと。
「継続力こそが、ホンモノの力」。


彼も今日言っていたが、
継続してこそ、本物の土台が出来て行く。

上に書いたトレーニングは、明日、明後日の数字には結びつかない。
しかし、着実に、
自分の血肉となって行く。

それを、コツコツとやってきたからこそ、
彼の「今」がある。



また、彼が大事なことを言っていた。

「僕は負けず嫌いなんで、
他の人にできていて、
自分ができていない時、
何で自分はできていないのかと、凄く考えるんですよ。

人間は、能力の差なんかは、鍛えればつくし、
感性なんかも、本を読んだりして鍛えれば、必ずつく。

だから、他の人と同じ数の媒体をもらっていて、結果に差がある時は、その理由を考えるんです」と。

負けず嫌いと言う言葉。

俺は、いつの間にか、
無くしていたのかな、と。


自らの人生、
自らの能力に、諦めが入ってはいけない。

「諦め」が入った瞬間で、
「俺はダメだ」と、
全てを放棄することであり、
自らの人生に諦めを投げかけることは、
自分のこれからの成長を、
全て止めてしまう。


今、できていない自分で、
自分の力を判断するのか。

それとも、「他のヤツにできてるんだから、俺にも必ずできる」と信じ込んで、
諦めずにやり続けるのか。


過去の自分は関係ない。
うまく行っていなかった過去、
歩んできた道のりを悔やんでもしょうがない。

全てはパーフェクトには行かない。
「今」から、
どう、「進んで行くか」を、
考えて、足を運んで行くだけ。

その大切さを、
彼との話しから深く感じた。

、、、、、、


俺は今27歳。
今年の10 月で、28歳となる。

自分のここ数年の生き方に、
それがうまくいってなかったからと、
それを悔やむのか。

それとも、「全ては自分が選んだ道。これからも、全ては自分が選んで、作って行く道」と割り切り、
明日からの自らに賭けるのか。



チョイスは、自分次第。


、、、、、、、


話しが長くなったが、
またまた話変わって、
今日、入社後にやっとランチに一緒に行けたSさん。

この子も本当に良い子で、
今日は、営業がうまく行かないと、
浮かない顔を朝していたので、
励ましてあげたんだけど、

何と彼女、
大学時代に、サクラメント大学に一年行ってたんだけど、
そこで何と、ノアと知り合いだったそうな!

ノアとは、このブログにも何回も書いてるけど、
俺が留学してたころに仲が良かった、日本好きのアメリカ人。
(ノアと一緒に色々とSiskiyou Countyを周ったときの日記はこれ。)


ヤツのあだ名は「巣鷹(すたか)」
(ラストネームがStark(スターク)だから)というんだけど、
俺が話しをしてたら、
「すたかですか!?」と。


いやあ、マジでビックリしたね。
ご飯を食べていた大戸屋の周りの人が、俺の声にビックリしていました。



まあ、アメリカの田舎の方に行けば、人の繋がりは狭いからね。
それも不思議じゃないんだろうけど、
でも、まさか、ノアと知り合いだったとはね。
で、その子が、同じオフィスで一ヶ月以上働いていたのに、
その事を今日まで知らなかったという。


世の中の人間は、
6人を通せば全員繋がるわけですが、
でも、マジでビックリしたよ。

そこからは、もっぱらアメリカ話。

いやあ、同じ話題で話せる人がいる事は良いもんです。

、、、、、


そんな訳で、
最初に書いた、後輩のN君しかり、
京都支店のOさんからの学びしかり、
ノアと知り合いだったSさんしかり、
同じ会社で働く人達から、
結局はパワーをもらうわけです。


大事にしたいな、
こういう素晴らしい人達はな。


2011/7/29. 0:35am




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