March 29, 2006


今日はIBA (International Business Association)の日。

これは、自分が行っている学校の、クラブみたいなもの。
基本的に、国際ビジネス専攻の学生が集まる。
俺は、ビジネスメジャーにはできなかったけど、
ビジネスになんとか触れていたいので、
こういうのを利用する。

毎週、色んな会社から、ゲストスピーカーが来る。
今日は、どこかの会社の、マネージャー。

彼は、51歳。
10個以上の会社での経験があるらしく、
彼の話は、実戦に基づいていて、面白かった。

だが、所詮、人の話は、人の話。
特に、ビジネスに関しては、
いくら多くの人の話を聞こうが、
実際に自分でやって、経験を積むまでは、
何も分からない。

そう、自転車に乗る前に、
必死に「乗り方マニュアル」を読んでいるようなもの。

今日も、いつも通り、
「早く自分でやらせてくれよ」という感じになった。
だが、こうして、実際にビジネスシーンにいる人たちから
話を聞けることは、
刺激となっていい。


このオジさん、
1時間半ほど色々と話し終わったあと、
最後に言った。

「結局は、お前は何ができるのか、
それをいかに会社に売れるのか、
          それが核心だ」と。

どの人も、同じことを言う。

結局は、どんな世界に行こうが、
どの国に行こうが、
どの時代に行こうが、

自分が「何ができるのか」、
そして、
それがどう世界に通用するのか。

そこに尽きる。


最近色んな場所で、就職活動のアドバイスや話を聞くが、
どこに行っても教えられる事は、
履歴書の書き方、
面接の受け方、
仕事の探し方など、

「仕事を得るまでの、細かいマニュアル」のみ。

どんな人に話を聞こうが、
「一度仕事に就いてから、そこからどうするか」
は教えてくれない。
もちろん、彼らも教えられない。

唯一言えることは、

「経験を増やせ。
どの世界に行っても、通用できる奴になれ」

それだけだ。


マニュアルなんて、たかがマニュアル。
いくら読もうが、聞こうが、
自分で本当に体験して感じるまでは、
何にも役に立たない。
分かったつもりになってるだけ。


だから、自分で動く事だ。
どんなに小さくてもいい。
どんなに、ヘタクソでもいい。
最初からうまく行くわけない。
失敗して当然だ。
とにかく、動くこと、
自分で体験をすることだ。

経験を積んだ後のみに、
それらの先人たちの意味する事が、
初めて分かってくる。


とにかく、
動く事だ。


3.28.06


shunsukesekine at 13:33コメント(3)トラックバック(0) 
College Life-大学 | My Work-仕事

March 27, 2006


久しぶりの友との再会。
4年ぶりの再会。彼は、高校時代の親友。

本当に楽しかった。
時間がぶっ飛んだ。
かなりの時間を話したのに、全然話しきっていない、
そんな感じだ。
それが、本当に気の会う友というものかも知れない。

彼は、高校時代からやっているギターの道を目指し、アメリカに来た。
4年以来会っていなかったので、実際彼のギターの道が、
どんなものかは、全然知らなかったのだが、
今回会って、色々と彼のジャムの様子や、
学校での卒業式での演奏、
彼の使っている楽譜などを見せてもらって、
かなり感心した。

彼の使っている楽譜なんかは、俺が見ると、
チンプンカンプン。
まるで、宇宙の公式を解けと言われているようなもの。
でも、それが彼の進んでいる道で、
彼はその道で、ひたすら頑張っている。

彼がこっちにある学校に行っていた頃の話。
朝9時から授業。午後に少し帰ってきて、1時間ほど仮眠。
また、学校に出かけて行って、仲間と夜中の3時までジャムセッション。
家に帰り、4時間ほど寝て、また朝からクラス。
その繰り返しだったそうだ。
正に、飯と睡眠以外は、音楽尽くし。
しかも、自分の好きな道。
きついけど楽しい。
その、充実感。
彼は、それを一年続けた。

凄く濃く、中身のある、
貴重な時間を送っていたんだな、
そう話を聞いていて感じた。

俺も、実際にそういう状態の気持ちは分かる。
きついけど、楽しい。
寝る時間も無いくらいだけど、自分の好きな道を進んでいて、
毎日、凄まじいほどの充実感がある。
だから、やっていける。
何よりも、楽しい。
自分の力を、120%に出し切る、毎日。
その、充実感。


丁度一年半前ほど、そう、
丁度、彼がこっちに来て、その学校生活を始めた頃、
俺たちは久しぶりに電話で話をした。
彼が電話をかけてきてくれて、お互いの近況について話した。
そのとき彼は言っていた。
「毎日、もうめちゃくちゃ充実してるよ!」と。
その言葉を聞いて、俺は、もの凄くうらやましかったと同時に、
もの凄く、悔しかったのも覚えている。
何故なら、その頃の自分は、自分の行きたい道を、模索していたから。
頑張りたいのに、頑張れない。
力を出し切りたいのに、出し方が分からない。
出す方向が、分からない。

丁度その頃は、小学校高学年から憧れていた、
映画会社に入って特撮映像を作る夢をあきらめた直後だった。
その後、自分の次に目指す道を見つけるため、
自分が持っている、ありとあらゆる可能性を、全て試した。
自分は、何をするのが好きなのか、
何をしていて、一番幸せを感じるのか、
何を、一生かけてやり遂げたいのか。
それを見つけるべく、
自分が好きな事、興味のあること、
やってみたい事を、片っ端から紙に書いて、
一から全て試していった。
憧れていた、ルネサンスの絵画の修復の仕事も、
イタリアに行って、見に行った。
でも、その道も違う。
試せば試すほど、自分がそれらの道に向いていない事、
それらの道に、情熱を心から感じない事に気づき、
焦りと、不安だけが残っていた。

その頃の日記。
読み返すと、書いてある事は、毎日同じ。
「自分の行きたい道は何なのか」
「俺が、本当に人生でやりたい事はなんなのか」
「全力疾走をしたいのに、行くべき方向が分からない」
「何か、明確な目標が欲しい」

書いてある言葉は、完全燃焼不良の自分に焦りを感じる言葉ばかり。
丁度そのとき、彼と電話で話をして、
自分のやるべき事がはっきり分かり、
毎日をその道に向かって完全燃焼している彼を、
本当にうらやましいと思った。
当時のルームメイトに、
「高校時代の友達と話したんだけど、彼は今これこれしかじかで、
そういう状態にいる彼が、めちゃくちゃ羨ましいよ!!!」
と言っていたのを覚えている。


そして、時は経ち、
俺も、遂に次の目標を見つけた。
今は、やるのみ。
やるか、やられるか。
結果を出すか、出さないか。
その世界だ。

彼も、同じ。
俺はまた、彼と同じフィールドに立つことができた。
ここまで来たからには、後は、やるのみ。
やらなかったら、言い訳と、自分への甘さだけが残る。
とにかく、やるか、やられるか。


彼の、その学校時代の話を聞いていて、
今の俺、まだまだ、甘いと思った。
今までは、今の自分、
結構なレベルで頑張っている、そう思っていた。
だが、彼の話を聞いて、
彼の演奏を聞いて、
今までの自分が、まだまだ、甘い事に気づいた。
今の俺、絶対に、毎日120%まで燃焼してない。
まだ、力を持て余している。
そして、何がムカついたかって、
そんな状態なのに、それを、100%だと思っていた自分だ。
いつの間にか、自分に、低いハードルをかけていた。
それに、感覚で気づいた。


もしかしたら、前の俺にとっての限界が、
今は、簡単な段階に下がったのかも知れない。
ということは、俺のレベルがアップしたということ。
でも、アップしたのに、前と同じ頑張りでやっていたのでは、
何も伸びない。
せっかくレベルアップしたのに、同じフィールドで、
今まで通りの同じ敵と、ラクしながら戦っているようなものだ。
そりゃ、簡単さ。
自分のレベルが上がったんだからな。
でも、そこで、次のステージに進まなきゃ、
いつまで経っても、強くはなれない。
そして、今は、次のステージに行くべき事に気づいた。


彼とは、他にも色んな話をした。
日本の社会から、音楽、
人の考え、本の話など、様々。
時は過ぎ去ったが、俺たち全然話しきれてない。
また、次の再会が楽しみだ。


3.26.06


shunsukesekine at 18:30コメント(0)トラックバック(0) 
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